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コリンズの竣工登録・訂正登録・削除の手順|発注機関の確認から登録内容確認書まで

工事完成時の竣工登録の3ステップ、変更登録と訂正登録の違い、登録後に削除できるパターン(5種類)を、JACIC公式サイトの案内から整理します。

JACIC公式サイト
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

コリンズ(CORINS)は、受注した工事ごとに「受注登録→(変更登録)→竣工登録」と進めます。登録した後に間違いが見つかったとき、または登録そのものを取り消したいときは、別の手続きになります。この記事はJACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)公式サイトの「竣工登録」「訂正登録」「削除処理」の各ページから、手順と使い分けを整理します。登録対象や期限は『コリンズ(工事実績情報システム)とは』にまとめています。

竣工登録とは:工事が完成したときの登録

JACIC公式サイトは、竣工登録を「工事が完成した際に実施する登録」と説明しています。受注登録、契約内容が変わったときの変更登録に続く、受注から完成までの登録の最後にあたります。

「登録内容確認書には竣工登録日として『登録』を行なった日付が記載されます。この日付は訂正することはできません。」(JACIC公式サイト「竣工登録」より)

竣工登録日は、工事の完成日ではなく、コリンズ上で登録を行った日付が記載されます。登録をいつ行うかで確認書の日付が決まるため、後から直せない点に注意が必要です。登録を行う時期(期限)は発注機関の契約図書で定められており、国土交通省の直轄土木工事の例は『コリンズとは』で扱っています。

竣工登録の3ステップ

JACIC公式サイトは、竣工登録の流れを次の3つに分けています。

竣工登録の流れ(JACIC公式サイト「竣工登録」)
ステップ内容
STEP1 事前準備登録を行う前に、発注機関の確認担当者と事前確認をする。手続きを行える人は、利用責任者・利用責任者補助者・登録者・作成者として整理されている
STEP2 実績データの作成と確認依頼システムにログインし、引用する実績データを検索・選択して竣工の実績データを作成し、確定(仮登録)する。作成した実績データを発注機関に確認依頼し、確認結果を受け取る
STEP3 竣工データの登録竣工登録する実績データを選択し、発注機関の確認結果にもとづく情報を入力して登録する。登録内容確認書をダウンロードして保管する

STEP2で発注機関から実績データの修正指示があった場合は、確定(仮登録)を解除して直し、もう一度確定して確認を取り直します。STEP3まで終えると、その工事に必要な登録はすべて完了です。

発注機関の確認結果の受け取り方3通り

STEP2の確認結果は、次のいずれかで受け取ります。

  1. 発注機関が登録内容確認システムで承認した「登録のための確認のお願い」
  2. 発注機関から署名を受けた「登録のための確認のお願い」
  3. 「発注機関が内容を確認し、登録を認めた」ことが分かる書面(メール等)

③の書面(メール等)で受け取った場合は、「登録のための確認のお願い」の1ページ目と合わせて保管するよう案内されています。確認の依頼をメールで送らない場合は書面で確認を取り、FAXか郵便かなど送り方は発注機関の担当者に聞くことになります。

STEP3の入力は、確認の方法で変わります。登録内容確認システムで確認した場合は、発注機関確認担当者の情報を確かめます。それ以外の方法で確認した場合は、確認結果に書かれている日付を「確認年月日」として入力します。保管した確認結果のPDFをアップロードして残すこともできます。

訂正登録:変更登録との違い

JACIC公式サイトは、訂正登録を「登録内容確認書の内容に間違いがある場合、発注機関から訂正を指摘された場合などに、登録内容を訂正するために行う登録」と説明しています。同じ「登録したデータを変える」手続きでも、変更登録とは趣旨が異なります。

変更登録と訂正登録の違い(JACIC公式サイト「訂正登録」)
変更登録訂正登録
対象の事象契約内容(工期・請負金額)や配置技術者の変更内容間違い・入力間違いなど
時期受注登録後から竣工登録前各登録種別の登録で、登録内容確認書が発行された後

工期・請負金額・技術者の配置が変わった場合は、訂正登録ではなく変更登録になる、と公式サイトが注意を促しています。

訂正登録は、直す対象が受注登録・変更登録・竣工登録のどれかによって、作業を始めるメニューが分かれます。手順の骨組みは竣工登録と同じで、訂正した実績データを発注機関に確認してもらってから登録します。発注機関が登録内容確認システム以外で確認した場合は、確認年月日の入力と確認結果PDFのアップロードのあと、JACICが確認結果をチェックして訂正処理を行い、終わるとメールで知らせる流れです。

削除処理:5つのパターン

登録内容確認書が発行された後、つまりコリンズへの登録が終わった後でも、データを削除できる場合があります。JACIC公式サイトが挙げる場合は、発注機関から指示されたとき、受注企業が発注機関に申し出て承認されたときの2つです。

注意:削除は、最新の登録種別と、全部を消すか一部だけ消すかで5つのパターンに分かれます。訂正登録だけを削除することはできません。
削除処理の種類(JACIC公式サイト「削除処理」)
種類最新の登録種別削除の内容
Ⅰ受注登録すべての登録を削除(履歴全部削除)
Ⅱ変更登録最新の変更登録のみを削除(履歴一部削除)
Ⅲ変更登録受注登録・変更登録をすべて削除(履歴全部削除)
Ⅳ竣工登録竣工登録のみを削除(履歴一部削除)
Ⅴ竣工登録受注登録・変更登録・竣工登録をすべて削除(履歴全部削除)

複数回の変更登録がある場合、最新以外の変更登録は削除できません。最新の変更登録や竣工登録が訂正されている場合も、訂正登録だけを削除することはできないと明記されています。

この記事は公式サイトの案内の整理です。個別の工事で登録・訂正・削除をどう進めるかは、発注機関の担当者とJACICの案内に従ってください。登録内容は経審(経営事項審査)の完成工事高の点数計算には使われません(『経審の完成工事高とは別のデータ』を参照)。

確認した一次資料

まとめ

  1. 竣工登録は工事完成時の登録で、事前確認→実績データの作成と発注機関への確認依頼→登録、の3ステップで進む。
  2. 登録内容確認書の竣工登録日は「登録」を行った日付で、訂正できない。
  3. 発注機関の確認結果は、登録内容確認システムでの承認、署名入りの書面、確認を認めたと分かる書面(メール等)のいずれかで受け取り、保管する。
  4. 工期・請負金額・配置技術者の変更は受注登録後から竣工登録前の変更登録、内容間違いや入力間違いは確認書発行後の訂正登録に分かれる。
  5. 登録後の削除は5パターンで、訂正登録だけの削除はできない。

登録対象や期限はコリンズ(工事実績情報システム)とは、経審の完成工事高の考え方は経審のX1(完成工事高)とはで確認できます。

評点表・算式の転記元は一次資料・出典一覧で確認できます。

よくある質問

コリンズの竣工登録とは何ですか?
JACIC公式サイトは、工事が完成した際に実施する登録と説明しています。受注登録、契約内容が変わったときの変更登録に続く、受注から完成までの登録の最後にあたります。
竣工登録はどのような手順で進めますか?
JACIC公式サイトの案内では、①発注機関の確認担当者との事前確認、②竣工の実績データを作成して確定(仮登録)し、発注機関に確認依頼、③竣工データを登録して登録内容確認書を保管、の3ステップです。
登録内容確認書の竣工登録日は後から直せますか?
直せません。JACIC公式サイトは、登録内容確認書には竣工登録日として「登録」を行った日付が記載され、この日付は訂正できないと案内しています。
発注機関の確認結果はどのような形で受け取りますか?
①発注機関が登録内容確認システムで承認した「登録のための確認のお願い」、②発注機関の署名を受けた同書面、③発注機関が内容を確認し登録を認めたと分かる書面(メール等)のいずれかです。③の場合は同書面の1ページ目と合わせて保管します。
変更登録と訂正登録はどう違いますか?
変更登録は工期・請負金額・配置技術者の変更が対象で、受注登録後から竣工登録前に行います。訂正登録は内容間違いや入力間違いが対象で、各登録で登録内容確認書が発行された後に行います。
登録したデータを削除することはできますか?
登録内容確認書の発行後、発注機関から指示された場合、または受注企業が申し出て発注機関に承認された場合に削除できます。最新の登録種別と全部・一部の別で5つのパターンがあり、訂正登録だけを削除することはできません。

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