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コリンズの新規利用申込みの手順|利用責任者・必要書類・事前準備

コリンズ(CORINS)を初めて使うときの新規利用申込みの流れ、利用責任者の役割、申込みに添える3種類の書類、実績を登録する前の事前準備(必須1件・任意4件)を、JACIC公式サイトの案内から整理します。

JACIC公式サイト
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

コリンズ(CORINS)に工事の実績を登録するには、その前に企業としての新規利用申込みが必要です。申込みは企業内で1度しかできず、申込みをする人がそのまま「利用責任者」になります。この記事はJACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)公式サイトの「利用申込み前の確認」「新規利用申込み方法」「利用責任者とは」「事前準備」の各ページから、申込みの前に決めておくことと必要書類、申込み後の準備を整理します。登録対象や期限は『コリンズ(工事実績情報システム)とは』にまとめています。

新規利用申込みは企業内で1度だけ

JACIC公式サイトは、新規利用申込みを「企業内で1度だけ申請することができる」手続きと案内しています。申込みの前に、社内で次のようなケースがないかを確かめるよう求めています。

  1. 過去にコリンズ・テクリスに登録したことがある
  2. 企業内で別の担当者が「新規利用申込み」をしている

申込みは1度しかできないため、手続きの前に社内で確かめておくことが、この手続きでいちばん手前の注意点です。

利用責任者:申込み前に1名を決める

公式サイトは、利用責任者を「企業を代表する利用者で、全ての権限を有している」と説明しています。役割は次の3つです。

利用責任者の役割(JACIC公式サイト「利用責任者とは」)
区分内容
a企業とJACICとの窓口業務
b企業内の利用者のログイン名・パスワードの設定と管理
c企業情報、技術者情報などの設定と管理
利用責任者のログイン名はJACICが発行するため、「新規利用の申込み前に、利用責任者を決め、利用責任者が申込み手続きをする必要がある」と公式サイトは案内しています。

利用責任者になる本人が申込みフォームに入力します。申込みのときにそのパスワードも本人が入力するため、担当を決めてから始めるのが順序です。

申込みに必要な書類3種類

申込みには、次の書類を1つのPDFファイルにまとめて用意します。

新規利用申込みの必要書類(JACIC公式サイト「利用申込み前の確認」)
書類公式サイトの補足
「履歴事項全部証明書」の写し確認のため、「閉鎖事項証明書」の提出が必要になることがある
利用責任者の「本人確認書類」の写し企業名・氏名・氏名フリガナのいずれかが書類上で確認できないときは、台紙をダウンロードして書類を貼り付け、必要事項を記載して提出する
「建設業許可通知書または建設業許可証明書」の写し建設業許可番号を取得していない場合は不要。そのときは申請時に「建設業許可番号を持っていないが、工事実績を登録する必要がある。」をチェックする

許可番号がない会社も申込みの対象から外れるわけではなく、チェック欄で区別する仕組みです。台紙の入手方法や本人確認書類の種類は、公式サイトのFAQに別に案内されています。

申込みの流れ:入力から利用開始まで

公式サイトが示す流れは2つのステップです。

新規利用申込みの流れ(JACIC公式サイト「新規利用申込み方法」)
ステップ内容
STEP1 申込みフォームへの入力利用責任者になる人が新規利用申込みフォームに入り、必要事項と利用責任者のパスワードを入力して、書類のPDFファイルをアップロードする。利用規約に同意して申請すると申請番号が表示され、システムから受付メールが届く
STEP2 申込み完了・ログイン名の発行JACICでの手続きが終わると、利用責任者のログイン名を記載したメールが届く。申込み時に入力したパスワードでコリンズにログインできる

申請をしてもすぐにはログインできず、JACICの手続き完了後に届くログイン名のメールが利用開始の合図になります。公式サイトは、申込みが済んだあとに必要な事前準備を行い、それから実績データを作成する順序を案内しています。

登録前の事前準備:必須は技術者の登録

実績データを作る前に、システムへ登録しておく情報が5種類あります。公式サイトは、このうち必ず実施するものを「必須」、そのほかを「任意」と区別しています。

事前準備の一覧(JACIC公式サイト「事前準備」)
手続き必要性内容
所属技術者の登録必須工事に配置する技術者を登録する。実績データを登録する前に必ず行う
利用者情報の登録任意利用責任者のほかにシステムを使う人を設定したいときに、利用者として登録する
請求書送付先情報の登録任意登録料などの請求書の送付先を登録する。実績データの登録のたびに入力する手間が省ける
事業所情報の登録任意事業所の名称、郵便番号、住所、電話番号などを登録する。同じく都度入力の手間が省ける
発注機関情報の登録任意発注機関の名称、郵便番号、住所、電話番号を登録する。同じく都度入力の手間が省ける

登録できる権限は、いずれも利用責任者と利用責任者補助者です。所属技術者の登録は実績データを登録する前に必ず行うものと案内されているため、申込みが終わったら、まずここから進めることになります。

この記事は公式サイトの案内の整理です。申込みフォームの入力項目や、個別の会社の事情(過去に登録済みかどうか等)への当てはめは、JACICの案内に従ってください。登録内容は経審(経営事項審査)の完成工事高の点数計算には使われません(『経審の完成工事高とは別のデータ』を参照)。

確認した一次資料

まとめ

  1. 新規利用申込みは企業内で1度だけ。過去の登録や社内の別担当者の申込みがないか、先に確かめる。
  2. 利用責任者を1名決め、その本人が申込む。ログイン名はJACICが発行する。
  3. 書類は履歴事項全部証明書、本人確認書類、建設業許可通知書または許可証明書(許可番号がなければ不要)の写しを1つのPDFにまとめる。
  4. 申込み後、JACICからログイン名のメールが届いてから利用できる。
  5. 事前準備のうち必須は所属技術者の登録で、利用者・請求書送付先・事業所・発注機関の登録は任意。

登録対象や期限はコリンズの解説記事で、工事が完成したときの登録は竣工登録・訂正登録・削除の手順の記事、契約時の登録と料金はコリンズの受注登録の手順と登録料金で確認できます。

評点表・算式の転記元は一次資料・出典一覧で確認できます。

よくある質問

コリンズの新規利用申込みは何回できますか?
JACIC公式サイトは、企業内で1度だけ申請できると案内しています。過去にコリンズ・テクリスに登録したことがないか、社内で別の担当者がすでに申込んでいないかを、申込みの前に確かめるよう求めています。
コリンズの利用責任者とは何ですか?
企業を代表する利用者で、全ての権限を持ちます。役割は、企業とJACICとの窓口業務、企業内の利用者のログイン名・パスワードの設定と管理、企業情報や技術者情報の設定と管理の3つです。
新規利用申込みに必要な書類は何ですか?
履歴事項全部証明書の写し、利用責任者の本人確認書類の写し、建設業許可通知書または建設業許可証明書の写しを、1つのPDFファイルにまとめて用意します。許可番号を取得していない場合、許可通知書等は不要です。
建設業許可番号がなくてもコリンズに申込めますか?
申込めます。許可通知書等の写しは不要になり、申請時に「建設業許可番号を持っていないが、工事実績を登録する必要がある。」のチェック欄にチェックを入れる仕組みです。
申込みをしたら、すぐコリンズにログインできますか?
すぐにはできません。JACICでの手続きが終わると、利用責任者のログイン名を記載したメールが届き、申込み時に入力したパスワードでログインできるようになります。申請直後には申請番号と受付メールが届きます。
コリンズで実績を登録する前に必ずやっておく準備は何ですか?
所属技術者の登録が必須です。工事に配置する技術者を、実績データを登録する前に登録します。利用者情報、請求書送付先、事業所情報、発注機関情報の登録は任意で、登録しておくと実績登録のたびに入力する手間が省けます。

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