コリンズの事前準備

コリンズの請求書送付先・事業所・発注機関の事前登録|必須か任意か・手順・口座振替

コリンズ(CORINS)の事前準備のうち、請求書送付先・事業所・発注機関の3つは任意で、登録しておくと実績データの入力で引用できます。必須の所属技術者の登録との違い、それぞれの手順、登録できる利用者、口座振替の案内を、JACICの公式案内から整理します。

JACICの公式案内(2026年10月確認)で整理
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

コリンズに工事の実績データを登録する前に、システムへ登録しておく情報があります。JACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)の案内は、これを「事前準備」としてまとめています。

このうち「必ずやるもの」は所属技術者の登録だけで、請求書送付先・事業所・発注機関の登録は任意です。ただ、工事のたびに同じ宛先や住所を入力する手間が省けるため、受注の多い会社は先に済ませておくと楽になります。この記事は、任意の3つの登録を整理します。

事前準備の5つと、必須・任意の区別

JACICの「事前準備」のページには、実績データの作成前に登録する情報が5つ挙げられています。

コリンズ(工事)の事前準備一覧(JACIC)
手続き必要性内容
利用者情報の登録任意利用責任者のほかにシステムを使う人を設定したいときに登録する
所属技術者の登録必須工事に配置する技術者を登録する。実績データの登録前に必ず行う
請求書送付先情報の登録任意登録料等の請求書の送付先を登録する
事業所情報の登録任意事業所の名称・郵便番号・住所・電話番号などを登録する
発注機関情報の登録任意発注機関の名称・郵便番号・住所・電話番号を登録する

任意の3つは、JACICの案内で「実績データ登録時に都度入力する手間を省くことができます」とされています。登録しなくても、実績データの登録そのものはできます。

注意:必須なのは所属技術者の登録です。技術者が未登録だと実績データに技術者を入れられないため、まずコリンズの技術者登録を済ませます。

請求書送付先情報の登録・更新・削除

請求書送付先は、複数の宛先を登録できます。JACICの案内による登録の手順は次のとおりです。

  1. システムにログインする。
  2. [企業情報の管理]メニューの中の[請求書送付先情報の設定]をクリックする。
  3. [請求書送付先一覧]画面で「新規追加」ボタンをクリックする。
  4. [請求書送付先登録]画面で必要事項を入力して登録する。

登録済みの送付先を変えるときは、同じ[請求書送付先一覧]画面で対象の「編集」をクリックし、[請求書送付先更新]画面で内容を変えて「更新」を押します。削除も同じ画面で、「削除」ボタンを押します。

請求書送付先の登録・更新・削除ができる利用者は、利用責任者と利用責任者補助者です。それ以外の利用者の権限は、コリンズの利用者の種類と権限で整理しています。

事業所情報の登録

事業所情報は、本社・支店・営業所など、工事を担当する事業所の名称や住所を事前に登録しておく機能です。登録しておくと、実績データを作るときに引用できます。

  1. システムにログインする。
  2. [企業情報の管理]メニューの中の[企業情報の入力・更新]をクリックする。
  3. 「企業情報更新」画面で「事業所情報」をクリックし、「新規追加」を選んで必要事項を入力し、登録する。

登録できる利用者は、利用責任者と利用責任者補助者です。社名や本社所在地そのものを変える手続きは別で、コリンズの企業情報の変更に分けています。

発注機関情報の登録

発注機関情報は、発注機関の名称・郵便番号・住所・電話番号を事前に登録しておく機能です。毎回同じ役所から受注する会社ほど、入力の手間が減ります。

  1. システムにログインする。
  2. 「コリンズ(工事)データの登録」メニューをクリックする。
  3. 画面下側の「発注機関情報事前登録」メニューをクリックする。
  4. 発注機関情報を入力して登録する。

この登録は、利用責任者と利用責任者補助者のほか、実績データを登録する「登録者」と、データを作る「作成者」もできます。請求書送付先や事業所と違い、実績データを扱う担当者が自分で登録できる点が違いです。

3つの登録の違い(JACICの案内より)
登録入口のメニュー登録できる利用者
請求書送付先[企業情報の管理]→[請求書送付先情報の設定]利用責任者・補助者
事業所[企業情報の管理]→[企業情報の入力・更新]→「事業所情報」利用責任者・補助者
発注機関「コリンズ(工事)データの登録」→「発注機関情報事前登録」利用責任者・補助者・登録者・作成者

口座振替の案内

請求書送付先のページには、口座振替の案内もあります。毎月、指定した口座から登録料等が引き落とされる方法で、振込手数料が不要になります。

手続きには専用の申込書(「コリンズ・テクリス口座振替に関する申込書」)を使います。JACICは、手続きの完了までに1〜2か月ほどかかり、それまでの支払いはすべて銀行振込になると案内しています。支払いが遅れたときの扱いは、コリンズの利用料金が未払いのときにまとめています。

確認した一次資料

まとめ

  1. コリンズの事前準備で必須なのは所属技術者の登録だけで、請求書送付先・事業所・発注機関の登録は任意。
  2. 3つとも、登録しておくと実績データの登録時に引用でき、都度入力する手間が省ける。
  3. 請求書送付先と事業所は[企業情報の管理]メニューから、利用責任者か補助者が登録する。
  4. 発注機関は「発注機関情報事前登録」から登録でき、登録者・作成者も行える。
  5. 口座振替なら振込手数料が不要になるが、手続き完了まで1〜2か月かかり、それまでは銀行振込になる。

画面名や手順は変わることがあるため、最新の内容はJACICの公式案内で確認してください。次に知りたいことは、次の3本で確認できます。

手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。

よくある質問

コリンズの請求書送付先・事業所・発注機関の登録は必須ですか?
必須ではありません。JACICの事前準備のページでは、この3つは任意で、必須とされているのは所属技術者の登録です。登録しておくと、実績データの登録時に都度入力する手間を省けます。
コリンズの請求書送付先は複数登録できますか?
できます。JACICの案内では、複数の請求書送付先を登録できます。[企業情報の管理]メニューの[請求書送付先情報の設定]から、新規追加・編集・削除ができます。
コリンズの発注機関情報は、誰が登録できますか?
JACICの案内では、利用責任者、利用責任者補助者、登録者、作成者が登録できます。「コリンズ(工事)データの登録」メニューの「発注機関情報事前登録」から入力します。
コリンズの事業所情報はどこから登録しますか?
[企業情報の管理]メニューの[企業情報の入力・更新]を開き、「企業情報更新」画面で「事業所情報」をクリックし、「新規追加」を選んで必要事項を入力して登録します。
コリンズの利用料金は口座振替にできますか?
できます。JACICは毎月指定口座から引き落とす口座振替を案内しており、振込手数料が不要になります。手続きの完了までに1〜2か月ほどかかり、それまでの支払いは銀行振込です。

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