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コリンズの登録内容確認書とは|「登録のための確認のお願い」との違いと発行のタイミング

登録内容確認書は、実績データの登録後にJACICが発行する書類です。発注機関に出す「登録のための確認のお願い」との違い、受け取った後に必要な変更登録・訂正登録・削除処理との関係を、JACIC公式サイトの案内から整理します。

JACIC公式サイト
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

コリンズ(CORINS)には、名前の似た書類が2つ出てきます。受注企業が発注機関に確認を頼むときの「登録のための確認のお願い」と、登録が終わったあとにJACICが発行する「登録内容確認書」です。前者は登録の前、後者は登録の後の書類で、役割が違います。この記事では、2つの違いと、登録内容確認書が発行されたあとの手続きを整理します。

2つの書類の違い(JACIC公式サイト「書面サンプル」より):「登録のための確認のお願い」は、受注企業が作成した実績データを発注機関に確認依頼する書類。「登録内容確認書」は、実績データの登録後、JACICが受注企業に発行する書類。

登録のための確認のお願いとの違い

JACIC公式サイトの「書面サンプル」ページは、2つの書類を次のとおり説明しています。

2つの書類の違い
登録のための確認のお願い登録内容確認書
役割受注企業が作成した実績データを、発注機関に確認依頼する実績データの登録後に、JACICが受注企業に発行する
登録との前後登録の前(発注機関の確認のため)登録の後

JACIC公式サイトは、登録義務工事でも任意登録工事でも「発注機関の確認」が必要と案内しています。登録内容確認書は、その確認を経て登録が終わった後の書類です。

登録内容確認書が発行されるまでの流れ

JACIC公式サイトは、実績データの登録を「実績データの作成」「発注機関の確認」「実績データの登録」の3段階で説明しています。受注登録の場合は、次の順になります。

  1. 事前に発注機関の確認担当者と事前確認をし、配置する技術者の登録と、請負契約書にある件名・請負金額・工期などを確かめる
  2. 受注実績データを作成して確定(仮登録)し、発注機関へ確認を依頼する
  3. 発注機関の確認結果を受け取る
  4. 実績データを選んで登録し、登録内容確認書をダウンロードして保管する

3の確認結果は、①発注機関が登録内容確認システムで承認した「登録のための確認のお願い」、②発注機関の署名を受けた「登録のための確認のお願い」、③発注機関が内容を確認して登録を認めたと分かる書面(メール等)のいずれかで受け取ります。発注機関が登録内容確認システム以外で確認した場合は、登録のときに確認結果に記載された日付を「確認年月日」として入力します。

竣工登録、訂正登録、削除処理の流れでも、最後に登録内容確認書をダウンロードして保管する手順が置かれています。竣工登録の詳しい手順は『コリンズの竣工登録・訂正登録・削除の手順』にあります。

発行されたあとの手続き:変更・訂正・削除

登録内容確認書が発行されたかどうかは、あとの手続きの区切りになります。JACIC公式サイトは、変更登録、訂正登録、削除処理を次のように区別しています。

登録内容確認書の発行を基準にした手続きの違い
手続き対象確認書との関係
変更登録契約内容(工期・請負金額)や配置技術者が変わったとき受注登録後から竣工登録前の間に行う
訂正登録登録内容確認書の内容に間違いがあるとき、発注機関から訂正を指摘されたとき各登録種別の登録で、登録内容確認書が発行された後に行う
削除処理登録済みのデータを削除するとき登録内容確認書が発行された後、発注機関から指示された場合、または受注企業の申し出が発注機関に承認された場合にできる

つまり、受け取った登録内容確認書の内容に誤りを見つけたら、変更登録ではなく訂正登録になります。工期が延びた、請負金額が変わったなど、契約内容そのものが変わったときが変更登録です。

「登録内容確認書には竣工登録日として『登録』を行なった日付が記載されます。この日付は訂正することはできません。」(JACIC公式サイト「竣工登録」より)

竣工登録日は、工事の完成日ではなく、登録を行った日付で記載されます。あとから訂正できないため、竣工登録は登録する日を意識して進めてください。

保管するもの

登録のたびに、次の2種類が手元に残ります。

  • 発注機関の確認結果(「登録のための確認のお願い」、または登録を認めたと分かるメール等の書面)
  • JACICが発行する登録内容確認書

③のメール等で確認結果を受け取った場合は、「登録のための確認のお願い」の1ページ目と合わせて保管するよう、公式サイトが案内しています。確認結果のPDFをシステムにアップロードして保管することもできます。

登録内容確認書は、過去の工事分もあとから取り出せ、ダウンロードは2023年4月1日から無料です。入札参加資格の申請などで提出を求められたときの取り出し方と、提出先ごとに様式が異なる点は、『コリンズの登録内容確認書・実績データのダウンロード』で説明しています。

登録内容確認書は、経審(経営事項審査)の完成工事高の点数計算には使われません。経審との関係は『コリンズと経審の完成工事高は別の仕組み』で確認できます。

次に知りたいこと

確認した一次資料

まとめ

  1. 「登録のための確認のお願い」は登録の前に発注機関へ出す書類、「登録内容確認書」は登録後にJACICが発行する書類。
  2. 登録の流れは、実績データの作成、発注機関の確認、登録の順で、最後に登録内容確認書をダウンロードして保管する。
  3. 確認書の発行後に内容の誤りが見つかったときは訂正登録、契約内容や配置技術者が変わったときは変更登録を行う。削除処理も確認書の発行後に行う。
  4. 確認書の竣工登録日は、登録を行った日付で、訂正できない。

この記事は公式サイトの案内の整理です。個別の工事で書類をどう扱うかは、発注機関の担当者とJACICの案内に従ってください。評点表・算式の転記元は一次資料・出典一覧で確認できます。

よくある質問

コリンズの登録内容確認書とは何ですか?
実績データの登録後に、JACICが受注企業に発行する書類です。JACIC公式サイトの「書面サンプル」で、登録のための確認のお願いとは別の書類として説明されています。登録の最後に、ダウンロードして保管します。
「登録のための確認のお願い」と登録内容確認書は何が違いますか?
「登録のための確認のお願い」は、受注企業が作成した実績データを発注機関に確認依頼する書類で、登録の前に使います。登録内容確認書は、実績データの登録後にJACICが受注企業に発行する書類です。
登録内容確認書は、いつ手に入りますか?
実績データの作成、発注機関の確認を経て、実績データを登録したときです。JACIC公式サイトの受注登録・竣工登録・訂正登録・削除処理の各ページで、最後に登録内容確認書をダウンロードして保管する手順が示されています。
登録内容確認書に間違いがあったときは、どうすればよいですか?
訂正登録を行います。JACIC公式サイトは、訂正登録を、登録内容確認書の内容に間違いがある場合や発注機関から訂正を指摘された場合に行う登録と説明しています。工期や請負金額、配置技術者が契約により変わったときは訂正ではなく変更登録です。
登録内容確認書の竣工登録日は訂正できますか?
訂正できません。JACIC公式サイトは、登録内容確認書には竣工登録日として登録を行った日付が記載され、この日付は訂正できないと案内しています。
登録済みのデータを削除するときも、登録内容確認書が関係しますか?
関係します。JACIC公式サイトは、登録内容確認書が発行された後、発注機関から指示された場合、または受注企業が発注機関に申し出て承認された場合に、登録済みデータを削除できると案内しています。

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