受審後の実務

泉南市の建設工事の入札参加資格(市外業者・令和8〜10年度の3年間・経審の出し直し)

大阪府泉南市の建設工事で、市外業者が入札参加資格を取るときの受付期間、システム利用料、提出書類10種類、経営事項審査の通知書の条件、名簿の有効期間を、市の申請要領から整理します。

泉南市 令和8・9・10年度 市外業者の建設工事
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

泉南市の建設工事の市外業者の申請は、令和8年1月7日から1月30日の受付で終わりました。名簿に載る期間は、令和8年4月1日から令和11年3月31日までの3年間です。申請には、審査基準日が令和6年7月31日以降の経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書が必要でした。

この記事は、市の「令和8・9・10年度 泉南市建設工事市外業者 入札等参加資格審査申請要領」と、市の受付案内のページを確認して、申請の条件、書類、名簿の期間、経審を取り直したときの手続きをまとめます。

申請できる人と受付の対象

申請要領は、申請できる人の条件を4つ挙げています。4つすべてを満たす必要があります。

  • 地方自治法施行令第167条の4の規定に当たらない。
  • 国税と地方税を滞納していない。
  • 令和6年12月31日以前から建設業の許可を受け、引き続き建設業を営んでいる。
  • 受付期間内に、必要書類をすべて提出できる。

市の受付案内のページでは、令和8年度の受付対象を次のように分けています。

令和8年度の受付対象(市の受付案内のページから)
区分建設工事の受付対象
市内業者全業者(毎年度の更新)
市外業者全業者(更新は3年おき)

市内業者の建設工事の要件は、令和6年12月31日以前から建設業の許可を受けて営んでいて、泉南市に主たる営業所を置いていることです。それ以外は市外業者として申請します。

水道事業は、平成31年4月から大阪広域水道企業団と事業統合しています。上水道関連の入札に出たい場合の問い合わせ先は、同企業団の経営管理部財務課契約グループです。

泉南市への申請は、泉州南消防組合と泉南清掃事務組合の入札参加資格の申請も兼ねます。これらの組合に入札する場合も、構成市の名簿に載っていることが条件です。

受付期間・システム利用料・差し戻しの期限

申請は電子申請だけで、紙の提出はありません。電子申請サイトは、BID-ENTRY入札参加資格申請システムです。

市外業者の建設工事の申請(申請要領から)
項目内容
受付期間令和8年1月7日(水)から1月30日(金)まで。終わったので現在は受け付けていない
システム利用料1申請につき1,540円(税込)。支払いはクレジットカード、コンビニ、ペイジーのいずれか
差し戻し(補正)の再提出期限令和8年2月20日(金)。過ぎると令和8年度の登録は行われない
  • 利用料は、市の窓口では受け付けていない。受付期間内に、システムの支払い画面で済ませる。入金が確認されてから、申請が受け付けられる。
  • 1申請が1業種の登録にあたる。建設工事と物品の2業種を申請するなら、2業種分の3,080円(税込)が要る。
  • 申請区分は、新規申請の画面で「建設工事(泉南市外業者)」を選ぶ。別の区分のまま申請を終えると、正しい区分で出し直す場合に、誤った申請の利用料は返金されない。
  • 申請が受理されなかった場合も、利用料は返金されない。
受付案内のページには、新規の業者(現在、未登録の業者)の受付は毎年度行う、と書かれています。ただし、年度の途中で建設工事を追加で申請できるかは、確認したページに書かれていません。次の受付の時期は、市の契約検査課の案内で確かめてください。

提出書類10種類と経審の通知書の条件

申請書はExcelのまま、そのほかの書類は書類ごとにPDFにして出します。複数枚になる書類は、1つのPDFにまとめます。

提出書類(申請要領の一覧から)
No.書類形式・条件
1入札等参加資格審査申請書(建設工事)泉南市様式のExcel。職員情報入力シートの11行目に、本社または委任先の営業所の専任技術者を入れる
2暴力団等排除に関する誓約書泉南市様式。押印したものをカラーPDFにする
3印鑑証明書令和7年10月7日以降に発行されたもの
4使用印鑑届泉南市様式。押印したものをカラーPDFにする
5委任状本社(店)以外で取引したい場合だけ
6履歴事項全部証明書(法人)または代表者の身分証明書(個人)令和7年10月7日以降に発行されたもの
7建設業許可の確認書類許可証明書、国土交通省の企業情報検索システムの詳細情報のPDF、許可通知書のいずれか。令和7年10月7日以降に証明・保存・通知されたもの
8納税証明書法人は国税(法人税・消費税)の「その3の3」、個人は国税(所得税・消費税)の「その3の2」。令和7年10月7日以降に発行された、完納のもの
9営業所一覧表記載事項が同じなら任意の様式でもよい
10経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書審査基準日が令和6年7月31日以降のもの

許可年月日が2種類ある場合は、検索システムの詳細情報を許可年月日ごとに1枚ずつ、2枚出します。

10番の経審の通知書は、自社の審査基準日で決まります。審査基準日の考え方は経審の審査基準日、通知書の見方は経審の結果通知書の見方で確認できます。納税証明書の種類は入札参加資格申請の納税証明書の種類にまとめています。

名簿の有効期間と変更申請

市外業者の建設工事の有効期間は、令和8年4月1日から令和11年3月31日までの3年間です。市の有資格者名簿(令和8年6月1日現在)では、市内の建設工事が令和9年3月31日まで、市外の建設工事が令和11年3月31日までとされています。

経審の通知書は、新しいものが発行されるたびに、変更申請で出し直す必要があります。市に有効な経審が出されていないと、入札に参加できません。
  • 変更申請は、令和8年4月以降に、BID-ENTRYで受け付ける。変更申請の利用料はかからない。
  • 令和6年度以前に紙で申請して有効期間中の場合は、これまでどおり紙の変更届を出す。電子と紙では変更届の様式が違う。
  • 法人の合併や個人代表者の変更などの承継は、受理できない場合がある。先に契約検査課へ問い合わせる。

3年の名簿の間に決算を迎えるので、毎年の経審の受け直しと変更申請をセットで考えます。決算変更届や経審の流れは経審の決算書の項目で確認できます。

問い合わせ先は、申請書と提出書類については泉南市総務部契約検査課です。電子申請システムの操作と利用料の支払いは、システム運営会社のミラ株式会社が受けています。

確認した一次資料

この記事は、泉南市の公表資料を整理したものです。受付の時期や書類は、市の最新の案内が優先されます。

まとめ

  1. 泉南市の建設工事の市外業者の申請は、令和8年1月7日から1月30日の電子申請(BID-ENTRY)で、1申請1,540円(税込)。
  2. 名簿の期間は令和8年4月1日から令和11年3月31日までの3年間で、申請には審査基準日が令和6年7月31日以降の経審の通知書が必要だった。
  3. 経審の通知書が新しく出るたびに、変更申請で出し直す。有効な経審がないと入札に参加できない。
  4. 次の受付の時期は、市の契約検査課の案内で確かめる。

次に知りたいこと:大阪府の入札参加資格と経審、BID-ENTRYでの申請手順、P点と入札ランクの関係。

よくある質問

泉南市の建設工事の市外業者の申請はいつ受け付けましたか?
令和8年1月7日から1月30日までの電子申請(BID-ENTRY)です。受付は終了しています。新規の業者の受付は毎年度で、随時受付ではないと市は案内しています。
泉南市の入札参加資格の申請に費用はかかりますか?
市外業者は1申請につき1,540円(税込)のシステム利用料がかかります。市内業者は無料です。区分を誤った申請や、不備で受理されなかった申請の利用料は返金されません。
泉南市の申請に使える経営事項審査の通知書の条件は何ですか?
審査基準日が令和6年7月31日以降の、経営規模等評価結果通知書と総合評定値通知書です。新しい通知書が発行されるたびに変更申請で出し直す必要があります。
泉南市の市外業者の建設工事の名簿はいつまで有効ですか?
令和8年4月1日から令和11年3月31日までの3年間です。市外業者の更新申請は3年おき、市内業者は毎年です。
泉南市の入札参加資格で納税証明書は何を出しますか?
法人は国税(法人税・消費税)の「その3の3」、個人は国税(所得税・消費税)の「その3の2」で、令和7年10月7日以降に発行された完納のものです。

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