広島県の建設工事の入札参加資格と経審の結果の使い方|総合数値・格付基準・令和9・10年度申請
広島県の建設工事の入札参加資格で、経審の総合評点が客観数値として総合数値にどう使われるか、主観数値の項目、土木一式・建築一式などの格付基準(令和7・8年度)、令和9・10年度の申請期間と、必要な経審の審査基準日を、県の公式資料から整理します。
広島県 建設工事の入札参加資格(令和7・8年度の格付、令和9・10年度の申請)広島県は、経審の総合評点(業種ごと)を「客観数値」とし、県工事の成績などの「主観数値」を加えた「総合数値」で、業種ごとに格付します。令和9・10年度の電子申請は2026年11月2日から11月20日まで、必要書類は11月27日必着です。申請に使う経審は、審査基準日が2025年4月1日以降の最新のものです。
この記事は、県の「令和9・10年度 入札参加資格審査申請手続きについて」のページと申請概要、令和7・8年度の入札参加資格認定概要、県の入札・契約制度の概要を原文で確認し、経審に関わる部分を整理します。格付基準の点数は令和7・8年度のもので、令和9・10年度の点数は確認できませんでした。
総合数値の組み立て
県の令和7・8年度の認定概要は、格付の算定方法を次のように示しています。
- 総合数値=客観数値+主観数値
- 客観数値は、資格認定申請書に添付された経審の結果の、当該業種の総合評点
- 主観数値は、工事成績数値(県が発注した工事の完成工事成績点。加点と減点)、指名除外数値(指名除外などの月数。減点)、その他数値(加点)
- その他数値の加点には、エコアクション21の認証、地域防災活動や障害者の雇用などの社会貢献、建設業労働災害防止協会への加入、消防団協力事業所の認定などが含まれる(県の制度概要の図から)
P点と入札ランクの一般的な関係はP点と入札ランクの関係で説明しています。入札ランク目安ツールは目安であり、広島県の格付を決めるものではありません。
格付基準(令和7・8年度)
令和7・8年度の認定では、総合数値が次の基準に当てはまる等級に格付されました。表の数字は下限値で、最下位以外は「以上」、最下位は「未満」です。括弧は令和5・6年度の数字で、令和7・8年度に基準点が変わっています。
| 業種 | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|
| 土木一式工事 | 1,355以上(旧1,320) | 920以上(旧915) | 670以上 | 670未満 |
| 建築一式工事 | 1,095以上(旧1,120) | 845以上(旧850) | 670以上 | 670未満 |
| 電気工事 | 935以上 | 795以上 | 695以上 | 695未満 |
| 管工事 | 920以上 | 795以上 | 680以上 | 680未満 |
- 県の認定概要には、このほかにとび・土工・コンクリート、舗装、造園などの業種の基準も載っています。全部で32業種が認定対象です。
- しゅんせつ、機械器具設置、電気通信の3業種は3段階の格付です。土木一式以外の多くの業種は4段階です。
- 入札の参加資格には、請負対象設計金額に応じた格付の条件があります。土木一式では、2億円以上はA、1億円以上2億円未満はA(県内)、など金額で区分されます。入札案件ごとの条件は、入札公告で確認してください。
令和9・10年度の申請期間と経審の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電子申請の期間 | 2026年11月2日(月)から11月20日(金)の9時から17時(土日祝日を除く) |
| 必要書類の提出期限 | 2026年11月27日(金)必着。提出先は広島県土木建築局建設産業課入札制度グループ(郵送または持参) |
| 必要な経審の通知書 | 審査基準日が2025年4月1日以降に到来した、最新の総合評定値通知書 |
| 電子入札システムの利用開始 | 初めて利用する場合は、約1週間かかるため、2026年10月30日までに利用開始申請を出すよう県が呼びかけている |
審査基準日は、経審を申請する日の直前の事業年度の終了の日です。合併、譲渡、分割に伴う特殊な経審では、合併などの時点になります。
- 申請する業種について、建設業法第3条第1項の許可を受けていない者は申請できない
- 申請する業種について経審を受けていない者や、経審の工事種類別年間平均完成工事高がない者は申請できない
- 申請を行うときに広島県税の滞納がある者は申請できない
- 経審や資格審査の申請で重要な事項について虚偽の申告をした者は申請できない
申請の手引きと様式は、県の案内で10月中旬に掲載される予定とされています。申請の前に最新の手引きを確認してください。
資格の有効期間と取消し
- 令和7・8年度の資格は、2025年6月1日から、令和9年度以降の資格認定日まで有効(認定概要から)
- 有効期間内でも、認定された業種の建設業許可が取り消されるなどして許可がなくなった場合は、その業種の資格は失効する
- 経審や資格審査の申請で、重要な事項について虚偽の申告などがあったと分かった場合は、資格が取り消される。取消しを受けると、令和9年度と令和10年度の申請ができず、令和11年度以降も取消しの日から24か月は申請と認定を受けられない。この間は県発注の建設工事で下請けもできない
経審の有効期間の数え方は経審の有効期間と逆算で説明しています。
この記事で確認できなかった点
- 令和9・10年度の格付基準の点数。令和7・8年度の基準が引き継がれるかは確認できませんでした。
- 令和9・10年度の資格の有効期間。申請概要には書かれていませんでした。
- 主観数値の各項目の点数。県の制度概要は項目名を示していますが、点数はこの記事では扱いません。
- 入札案件ごとの参加条件。入札公告で確認してください。
確認した一次資料
- 広島県「令和9・10年度 入札参加資格審査申請手続きについて」電子申請の期間、必要書類の提出期限、電子入札システムの利用開始(2026-10-09確認)
- 広島県「申請概要(建設工事)」申請できない者、必要な経審の通知書、資格の取消し(2026-10-09確認)
- 広島県「令和07・08年度 入札参加資格認定概要」総合数値の算定方法、格付基準、有効期間(2026-10-09確認)
- 広島県「広島県の建設工事に係る 入札・契約制度の概要」認定の流れ、主観数値の項目、請負対象設計金額と格付(令和6年6月版。2026-10-09確認)
この記事は、広島県の公開資料を整理したものです。申請の可否や個別の判断は、県の最新の案内と審査結果が優先されます。広島市の入札参加資格は広島市の入札参加資格と経審で説明しています。
まとめ
- 広島県の総合数値は、経審の当該業種の総合評点(客観数値)に、工事成績などの主観数値を足したもの。
- 令和7・8年度の土木一式の格付基準は、Aが1,355点以上、Bが920点以上、Cが670点以上。令和9・10年度の点数は確認できていない。
- 令和9・10年度の電子申請は2026年11月2日から11月20日、必要書類は11月27日必着。
- 申請には、審査基準日が2025年4月1日以降の最新の経審の通知書が必要。申請業種の完成工事高が通知書に出ていることも条件。
よくある質問
- 広島県の総合数値は、どう計算しますか?
- 経審の当該業種の総合評点(客観数値)に、工事成績などの主観数値を足した数値です。
- 広島県の土木一式のAは、何点からですか?
- 令和7・8年度の認定では、総合数値1,355以上がA、920以上がB、670以上がCです。令和9・10年度の点数は確認できていません。
- 広島県の令和9・10年度の電子申請は、いつですか?
- 2026年11月2日から11月20日までです。必要書類は11月27日必着で提出します。
- 広島県の申請には、どの時期の経審が必要ですか?
- 審査基準日が2025年4月1日以降に到来した、最新の総合評定値通知書が必要です。
- 広島県で虚偽の申告をすると、どうなりますか?
- 資格が取り消され、令和9年度と令和10年度の申請ができません。令和11年度以降も、取消しの日から24か月は申請と認定を受けられません。
公開日: 2026-10-09
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本ツールは事業者ご自身が入力・利用する試算です(申請の代行・作成支援は行っていません)。個別のご相談は承っておりません。正式な評点は登録経営状況分析機関・審査行政庁の審査結果が優先します。数値は概算であり、実際の申請前に専門家へご確認ください。算定方法・出典・免責
