岐阜県の建設工事の入札参加資格と経審の結果の使い方|申請時期・総合点数・名簿の有効期限
岐阜県の建設工事の入札参加資格で、随時の受付と名簿への登載月、経審の総合評定値(客観点数)と県の主観点数を足した総合点数、客観点数が入れ替わる時期、名簿の有効期限が経審の有効期限までとされる点を、県の公式資料から整理します。
岐阜県 建設工事の入札参加資格審査(共同受付)岐阜県の建設工事の入札参加資格は、随時の受付です。申請が認定されると、申請を受け付けた月に応じて、年4回(1月・4月・7月・10月)の名簿更新で名簿に載ります。県の等級や一般競争入札の参加条件には、経営事項審査の総合評定値(客観点数)に県独自の主観点数を足した総合点数が使われ、名簿に載る期間は、申請時に有効な経審の有効期限まで(決算日から1年7か月)です。
この記事は、県の技術検査課の入札参加資格審査申請のページと主観的事項審査のページを原文で確認し、経審の結果の使い方に関わる部分を整理します。経審のP点そのものの見方はP点と入札ランクの関係で説明しています。
申請の時期と名簿への登載月
建設工事は随時、受付を行っています(測量・建設コンサルタント等は2年に1回の定期受付と、そのあいだの随時受付)。新規申請、再申請、業種追加の申請で認定を受けた者は、次の表の時期に名簿へ載ります。
| 申請受付月 | 名簿登載月 |
|---|---|
| 12月~2月 | 4月 |
| 3月~5月 | 7月 |
| 6月~8月 | 10月 |
| 9月~11月 | 1月 |
申請の要件と提出方法
- 建設業の許可(または登録)を受けていること
- 経営事項審査を受けていること
- 県税などに未納がないこと
申請は、県と県内の全市町村の共同受付です。「岐阜県入札参加資格審査システム」で電子申請をしたうえで、(公財)岐阜県建設研究センターに申請書と添付書類一式を送ります。申請の区分は、更新申請、再申請(名簿の期限切れなどで抹消された者)、業種追加、変更届、取下届に分かれています。経審の結果通知書は、手元に届いたあとに申請で使うため、経審の有効期間と逆算で、いつまでに受審すれば間に合うかを確認しておきます。
総合点数と客観点数の入れ替え
- 県は、経営事項審査の総合評定値(客観点数)と、県独自の評価項目による点数(主観点数)の合計を、総合点数として名簿に載った事業者ごとに算出する
- 総合点数は、等級の格付けと、一般競争入札の参加条件の設定に使う
- 一般競争入札の参加資格要件となる客観点数は、入札参加申請の期限日に名簿へ記載されている客観点数
客観点数は、決算年月日(経審の審査基準日)に応じて、四半期ごとに最新のものへ入れ替わります。
| 決算年月日(経審の審査基準日) | 客観点数を最新に入れ替える時期 |
|---|---|
| 6月~8月 | 4月 |
| 9月~11月 | 7月 |
| 12月~2月 | 10月 |
この記事では、確認できた3行だけを掲載しました。3月~5月の決算の入れ替え時期は、県のページで確認してください。経審を受けても、名簿の客観点数が新しくなるのは、県が決めた入れ替え時期になってからです。入札の参加申請の前に、名簿の点数が最新かどうかを確認します。入札ランク目安ツールは目安であり、岐阜県の等級を決めるものではありません。
主観的事項審査の申請
県は平成14年度から、経審による客観的評価に加えて、主観的事項審査を導入しています。申請できるのは、建設工事(29業種)の名簿に載っていて、岐阜県内に本店(建設業法上の主たる営業所)がある事業者です。県外に本店がある事業者は、申請の必要がありません。
- 令和9年度の主観的事項審査の受付は、令和9年1月4日から1月29日の午後3時まで(予定)
- 電子申請だけでは受け付けず、申請書類がすべてヘルプデスクへ届いた日が受付日になる
- 令和9年4月格付以降の基準として、審査要領が令和9年1月1日に施行される
- SDGsの取組の評価項目にプラチナパートナーの認証が追加され、令和9年度の格付けから適用される
県内に本店がある会社は、経審の点数だけでなく、主観点数の申請をしないと総合点数が伸びません。配点は審査要領に書かれており、この記事では配点の数値までは扱っていません。
名簿の有効期限と経審の取り直し
- 建設工事の名簿に載る期間は、申請時に有効な経営事項審査の有効期限までで、決算日から1年7か月
- 名簿の期限が切れた者は抹消され、再度の申請(再申請)が必要になる
- 名簿は年4回、1月・4月・7月・10月に更新される
経審を毎年受け続ける会社は、決算のたびに新しい経審の結果で客観点数が入れ替わります。経審の有効期限が切れて名簿の期限も切れると、名簿から抹消され、再申請が必要になります。決算後の事業年度終了届から経審の申請、名簿の入れ替えまでの順序は、経審の有効期間と逆算の考え方で逆算します。
この記事で確認できなかった点
- 等級ごとの総合点数の区切り(格付基準)。県の名簿のページで、等級と業種の対応を確認してください。
- 主観点数の配点の数値。審査要領で確認してください。
- 共同受付に参加している市町村ごとの運用の違い。
確認した一次資料
- 岐阜県「入札参加資格審査申請/口座登録申請(建設工事)」受付時期、名簿登載月、有効期限、客観点数の入れ替え時期(2026-10-09確認)
- 岐阜県「主観的事項審査」申請対象者、受付期間、審査要領の施行日(2026-10-09確認)
この記事は、岐阜県の公開資料を整理したものです。申請の可否や個別の判断は、県の最新の案内と審査結果が優先されます。
まとめ
- 建設工事の申請は随時で、受付月に応じて1月・4月・7月・10月に名簿へ載る。
- 総合点数は、経審の客観点数と県の主観点数の合計で、等級と一般競争入札の参加条件に使う。
- 客観点数は決算月に応じて四半期ごとに入れ替わる。
- 名簿に載る期間は、申請時に有効な経審の有効期限(決算日から1年7か月)まで。
よくある質問
- 岐阜県の建設工事の入札参加資格は、いつ申請できますか?
- 建設工事は随時の受付です。受付月に応じて、4月・7月・10月・1月の名簿に載ります。
- 岐阜県の総合点数は、何で決まりますか?
- 経営事項審査の総合評定値(客観点数)と、県独自の評価項目による主観点数の合計です。等級の格付けと一般競争入札の参加条件に使います。
- 岐阜県の名簿に載る期間は、いつまでですか?
- 申請時に有効な経営事項審査の有効期限までで、決算日から1年7か月です。
- 岐阜県外に本店がある場合、主観的事項審査の申請は必要ですか?
- 必要ありません。申請の対象は、建設工事の名簿に載っていて、県内に本店がある事業者です。
公開日: 2026-10-09
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