受審後の実務

魚津市の建設工事の入札参加資格|令和9・10年度は2027年1月4日から

富山県魚津市の建設工事の入札参加資格について、令和9・10年度の受付期間、物品購入等と受付期間が違うこと、経審の通知書の写しを添える決まり、市内業者だけに付く補足的な点数、参加できない人の条件を、市の公式ページと選定要綱から整理します。

魚津市 令和9・10年度 入札参加資格申請(建設工事)
編集:建設経営ラボ編集部 / 運営方針・出典

魚津市の建設工事は、令和9・10年度の定期受付が2027年1月4日から1月29日までです。物品購入等は2026年11月6日から12月11日までで、建設工事とは時期が違います。

2026年11月1日に確認した内容です。市のページには、様式などの詳細は後日掲載すると書かれています。最新の案内は魚津市「令和9・10年度入札参加資格申請(定期受付)に関するお知らせ」で確かめてください。

建設工事と物品購入等で違う受付期間

市のお知らせには、魚津市が発注する建設工事、測量・建設コンサルタント等業務、物品購入等の入札に参加するための定期受付の日程が、次のように並んでいます。

令和9・10年度 定期受付の日程(魚津市のお知らせ)
区分受付期間
建設工事、測量・建設コンサルタント等業務2027年1月4日(月)から1月29日(金)まで
物品購入等2026年11月6日(金)から12月11日(金)まで
建設工事は2027年1月4日から1月29日までです。物品購入等の期間とは異なるので、市のお知らせも注意を呼びかけています。

同じ時期に、令和7・8年度の随時受付も並行して行われています。申請様式がどの年度向けかを、書く前に確かめてください。

富山県内の他の市の仕組みは、富山県の入札参加資格と経審、富山市、高岡市の記事で説明しています。

申請の前提は建設業許可と経審

魚津市の建設工事競争入札参加資格者選定要綱には、入札に参加できる人が満たす条件として、次の3つがすべて書かれています。

  • 建設業法第3条の規定により、建設業の許可を受けている。
  • 建設業法第27条の23の規定に基づく、経営に関する客観的事項の審査(経営事項審査、経審)を受けている。
  • 市が作る建設工事競争入札参加資格者名簿に載っている。

経審を受けていないと、魚津市の建設工事の入札には出られません。経審の結果の読み方は経審の結果通知書の見方、受審の順番は建設業の事務の年間の順番が参考になります。

申請書に添える書類

要綱には、建設工事入札参加資格審査申請書に添える書類が一覧になっています。経審の通知書の写しも入っています。

申請書に添える主な書類(選定要綱)
書類条件
建設業許可証明書全員
経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書(写)全員
工事経歴書、保有機械器具調書、使用印鑑届出書、営業所一覧表、納税証明書全員
登記事項証明書(法人)または市区町村長が発行する身分証明書(個人)法人か個人かで使い分ける
補足的事項に関する申請書、技術職員名簿、技術職員以外の職員名簿市内に主たる営業所がある業者だけ
舗装工事に関する調書、管工事に関する調書その工事の入札に参加したい人だけ
委任状入札、契約の締結、代金の請求や受領の権限を任せる場合だけ

このほか、市長が必要と認める書類を求められることがあります。納税証明書の種類は入札参加資格で出す納税証明書の種類で説明しています。

市内業者に付く点数

要綱では、入札参加資格があると認められた人のうち、市内に主たる営業所がある業者(市内業者)について、点数を付けて審査します。点数は2つの合計です。

市内業者の審査に使う数値(選定要綱)
数値内容
客観的事項数値経審の総合評定値。有効期間の開始日の前日から1年7か月以内の期間に含まれる営業年度の終了日の事実に基づき、許可行政庁から通知されたもの
補足的事項数値市発注工事の工事成績、富山県建設優良工事表彰、ISO9001の取得、除雪や災害への協力、消防団協力事業所の認定、障害者雇用など、要綱に並ぶ項目の合計
経審のP点は、魚津市の格付けの土台になります。市内業者は、これに市独自の項目が加わります。

2つの合計から、工事の種類ごとの総合数値を出します。格付けの対象は土木・建築・管工事です。指示や営業停止を受けた場合は、1回につき30点が引かれると要綱に書かれています。警告・注意・指名停止の減点など、細かい数字は別表にあり、この記事では別表の数字までは確認していません。

参加できない人の条件

要綱は、前の条件を満たしていても、次のどれかに当てはまると競争入札に参加できないと定めています。

  • 地方自治法施行令第167条の4第1項に当てはまる。
  • 魚津市の指名停止の期間中である。
  • 税を滞納している。
  • 入札参加資格を抹消されて、2年を経過していない。
  • 会社更生法や民事再生法の手続きの開始を申し立てている(再度の資格の認定を受けた場合を除く)。

申請書には納税証明書を添えるので、申請の前に納付状況を確かめておくと安心です。

期間を過ぎたときの随時受付

市のお知らせには、定期受付の期間を過ぎて提出した場合は、令和9年4月以降の随時受付として扱うと書かれています。要綱では、随時受付は定期受付の年度から2年度が過ぎたあとの2月15日まで(休日を除く)と決まっています。

名簿の有効期間は、定期受付ならその年度の翌年度の4月1日から、次の定期受付年度の3月31日までです。随時受付の場合は、名簿に載った日から次の定期受付年度の3月31日までです。

定期受付の期間内に出せば、令和9年4月からの名簿に載せてもらえます。期間を過ぎると載る時期が遅れるので、1月の受付期間を逃さないように予定を組みます。

この記事で確認していない点

  • 建設工事の令和9・10年度の申請様式、提出方法(郵送か窓口か電子か)、提出先の窓口。市のお知らせに「後日改めて掲載します」とあるため。
  • 選定要綱の別表(工事成績、表彰、除雪協力などの点数)の中身。
  • 選定要綱が令和9・10年度の受付でも同じ内容かどうか(要綱の発行日は市のページで確認できていない)。
  • 入札ごとの参加条件(案件ごとの公告で決まる)。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 魚津市の建設工事の令和9・10年度の定期受付は、2027年1月4日から1月29日まで。物品購入等は2026年11月6日から12月11日までで別。
  2. 申請には、建設業の許可と経審の受審が前提で、経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の写しを添える。
  3. 市内業者は、経審の総合評定値に、工事成績や表彰、ISO9001、除雪協力などの市独自の項目が加わって審査される。
  4. 税の滞納、指名停止の期間中、資格の抹消から2年未満などに当てはまると、入札に参加できない。

富山県内の他の市は、富山市や高岡市の記事で説明しています。全国の自治体の一覧は地域別の入札参加資格と経審の一覧にあります。

よくある質問

魚津市の令和9・10年度の建設工事の入札参加資格は、いつ申請しますか?
建設工事と測量・建設コンサルタント等業務の定期受付は、2027年1月4日(月)から1月29日(金)までです。物品購入等は2026年11月6日から12月11日までで、期間が別です。期間を過ぎた提出は令和9年4月以降の随時受付として扱われます。
魚津市の建設工事の入札参加資格に、経審は必要ですか?
必要です。選定要綱は、建設業法第3条の許可を受けていること、同法第27条の23の経営事項審査を受けていること、名簿に載っていることを、入札に参加できる人の条件にしています。申請書には経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の写しを添えます。
魚津市の市内業者は、審査でどんな点数が付きますか?
経審の総合評定値による客観的事項数値と、補足的事項数値の合計です。補足的事項には、市発注工事の工事成績、富山県建設優良工事表彰、ISO9001の取得、除雪や災害への協力、消防団協力事業所の認定、障害者雇用などが要綱に並んでいます。
魚津市の入札に参加できないのは、どんな人ですか?
地方自治法施行令第167条の4第1項に当てはまる人、魚津市の指名停止の期間中の人、税を滞納している人、入札参加資格を抹消されて2年を経過していない人などです。会社更生や民事再生の手続きの開始を申し立てている人も、再度の資格の認定を受けるまでは参加できません。
魚津市の建設工事の申請様式は、もう公開されていますか?
2026年11月1日に確認した時点では、市のお知らせに「様式等の詳細は後日改めて掲載します」とありました。同じ時期に令和7・8年度の随時受付も行っているため、申請様式の対象年度に注意するよう案内されています。

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