受審後の実務

大網白里市の入札参加資格|建設工事の随時申請12回の受付期間と審査の6項目

千葉県大網白里市の建設工事の入札参加資格について、令和8・9年度の随時申請の受付期間と名簿登載日の一覧、ちば電子調達システムと共同受付窓口の提出先、経営事項審査(経審)を受けていない工事の扱い、市の要綱が定める主観的事項6項目、再審査の請求を、市の告示と要綱から整理します。

大網白里市告示第24号「入札参加者の資格等について」
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

大網白里市の令和8・9年度の入札参加資格は、2026年4月9日から2027年3月31日まで、随時申請で受け付けています。名簿の有効期間は、2026年4月1日から2028年3月31日までです。追加で登録する場合は、名簿登載日から2028年3月31日までです。

千葉県内の市は、同じシステムと共同受付窓口を使います。県の制度は千葉県の入札参加資格と経審で説明しています。

随時申請の受付期間と名簿登載日

電子申請と書類の提出は、1年間に12回に分けた期間のどこでも行えます。期間は、共同受付窓口での受付日が基準です。

申請書類が期間の末日までに共同受付窓口へ届いたものが、その回の審査の対象です。名簿への登載は、審査が終わっていることが条件です。
申請受付期間と名簿登載予定日(大網白里市告示第24号の第5)
申請受付期間名簿登載予定日
2026年4月9日から5月22日まで2026年7月1日
2026年5月25日から6月15日まで2026年8月1日
2026年6月16日から7月15日まで2026年9月1日
2026年7月16日から8月17日まで2026年10月1日
2026年8月18日から9月15日まで2026年11月1日
2026年9月16日から10月15日まで2026年12月1日
2026年10月16日から11月16日まで2027年1月1日
2026年11月17日から12月15日まで2027年2月1日
2026年12月16日から2027年1月15日まで2027年3月1日
2027年1月18日から2月15日まで2027年4月1日
2027年2月16日から3月15日まで2027年5月1日
2027年3月16日から3月31日まで2027年6月1日

市の案内ページの表では、3行目の登載日が「令和7年9月1日」と書かれています。告示の表は「令和8年9月1日」です。この表は、告示の表を使っています。

名簿の有効期間は、2026年4月1日から2028年3月31日までです。追加登録は、名簿登載日から2028年3月31日までです。

電子申請と共同受付窓口

申請者は、ちば電子調達システムの入札参加資格申請システムに必要事項を入力して、電子申請を行います。そのあと、申請書を印刷し、申請マニュアルに書かれた書類を付けて、共同受付窓口へ出します。

  • 書類の送り先は、千葉県電子自治体共同運営協議会です。住所は、千葉市中央区市場町1番1号の千葉県庁南庁舎2階です。
  • 大網白里市では、申請書類を受け付けていません。市へ直接送らないよう、案内ページに書かれています。
  • 申請マニュアルと様式は、窓口では配られません。ホームページから入手します。
  • システムの操作の問い合わせは、ちば電子調達システムの問い合わせ窓口(平日午前9時から午後5時まで、正午から午後1時を除く)です。市の審査や個別の書類は、市の財政課が受けます。

告示には、個別の提出書類の一覧がありません。書類の名前は、申請マニュアルで確かめてください。

参加できない者の条件

告示の第1は、入札に参加できない者を挙げています。建設業の読者に関わるのは、次の4つです。

建設工事の申請者が確かめたい条件(告示第1から)
条件内容
許可と経審建設業法第3条第1項の許可を受けていない者、経営事項審査を受けておらず総合評定値の通知を受けていない者
社会保険の届出健康保険法、厚生年金保険法、雇用保険法の規定による届出を行っていない者。いずれも、届出義務がない場合を除く
国税・県税法人税(個人は所得税)または消費税・地方消費税を完納していない者。千葉県内に本店または営業所等を持つ者は、すべての千葉県税を完納していない者
市税市内に本店または契約権限を委任した営業所等を持つ者は、市税(個人は市税と県税)を完納していない者

社会保険の届出と経審の関係は社会保険に未加入のときの経審への影響、通知書の取り方は経審の流れと費用で説明しています。

経審を受けていない工事の扱いと審査の6項目

経審を受けていない建設工事の種類は、申請で希望しても、名簿に載せられません。名簿を公表する市のページに、この注意が書かれています。

建設工事の審査は、金銭的信用と契約履行の誠実性に加えて、施工能力を2つに分けて行います。基準日は、申請日です。ただし、経審の客観的事項の基準日は、名簿登載日の前月の初日です。

建設工事の施工能力の審査(告示第8の2、要綱第6条第2項)
区分内容
客観的事項建設業法第27条の23第3項で国土交通大臣が定める審査の項目(経審の項目)
主観的事項工事成績、納税の状況、営業所設置の状況、労働福祉の状況、ISOの認証取得の状況、災害時への対応の状況

審査の結果は、建設工事の種類ごとに等級として格付けされ、名簿の公表で確かめられます。等級を分ける点数は、市の審査基準に書かれています。このページでは、審査基準の中身は確認できていません。

通知書の見方は経審の結果通知書の見方で説明しています。名簿に載ったときの通知書は、市から発送されません。名簿は、市のホームページと入札情報サービスで確かめます。

変更届・承継・再審査・抹消

  • 変更の届出:営業を廃止・休止したとき、申請書の記載事項が変わったときは、直ちに変更届に証明する書類を付けて、市長に出します(要綱第10条)。
  • 承継:営業の一切を引き継いだ人や、相続した人が入札に参加するときは、承継を示す書類と許可証明書を付けて、承継審査申請書を出します(要綱第12条)。
  • 再審査:審査の結果に異議があるときは、通知を受けた日から30日以内に、再審査申請書を市長に出せます(要綱第8条)。
  • 抹消:書類に虚偽を書いたとき、金銭的信用を著しく欠くと認められるとき、変更の届出を怠ったときは、名簿から抹消されます(要綱第13条)。

要綱には、中小の建設業者が継続的に組む経常建設共同企業体の定めもあります。構成員は1つの共同企業体で5社以内で、1社が2つ以上の構成員にはなれません。経審の結果が変わったときの考え方は決算変更届の修正・訂正でまとめています。

確認した一次資料

この記事は、大網白里市の告示と要綱を整理したものです。個別の判断は、市の審査結果が優先されます。提出書類は告示に書かれていません。申請マニュアルと市の公式ページで確かめてください。

まとめ

  1. 令和8・9年度は、2026年4月9日から2027年3月31日まで、12回に分けた随時申請で受け付ける。
  2. 名簿の有効期間は、2028年3月31日まで。追加登録は登載日から。
  3. 申請は、ちば電子調達システムで行い、書類は共同受付窓口へ出す。市では受け付けない。
  4. 経審を受けていない工事の種類は、名簿に載せられない。

よくある質問

大網白里市の建設工事の入札参加資格は、いつまで申請できますか?
令和8・9年度は、2026年4月9日から2027年3月31日まで、12回に分けた随時申請で受け付けています。各期間の末日までに共同受付窓口へ書類が届いたものが、その回の審査の対象です。
大網白里市の申請書類は、市役所へ出しますか?
出しません。市では書類を受け付けていません。ちば電子調達システムで電子申請を行い、書類は千葉県電子自治体共同運営協議会の共同受付窓口(千葉県庁南庁舎2階)へ出します。
経審を受けていない工事の種類でも、大網白里市の名簿に載りますか?
載りません。市の名簿公表のページに、経営事項審査を受けていない建設工事の種類は、申請時に希望しても名簿へ登載できないと書かれています。
大網白里市は、建設工事の施工能力をどう審査しますか?
客観的事項として経審の項目を見ます。主観的事項は、市の要綱で、工事成績、納税の状況、営業所設置の状況、労働福祉の状況、ISOの認証取得の状況、災害時への対応の状況の6つです。
大網白里市の審査の結果に異議があるときは、どうしますか?
要綱は、通知を受けた日から30日以内に、再審査申請書を市長に出せると定めています。名簿を公表した場合は、その公表が通知に代わります。

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