受審後の実務

甲府市の工事の入札参加資格と経審|市内・市外業者の登録業種数と提出書類の一覧(24項目)

甲府市の建設工事の入札参加資格は、本社が市内か市外かで、登録できる業種の数と提出する書類が変わります。令和8年度の追加申請(令和7年12月1日から12日)の実績から、経審の通知書の扱い、提出書類、変更届の決まりを整理します。

甲府市「令和8年度入札参加資格審査申請」「建設工事」「入札参加資格申請書変更届」
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

甲府市の建設工事では、市内業者は登録する業種の数に上限がなく、市外業者は3業種以内です。提出書類の一覧は24項目で、経営規模等評価結果通知書(経審の通知書)の写しは、そのうち最新のものを出します。

県の制度は山梨県の入札参加資格と経審で説明しています。

令和8年度の追加申請の実績

令和8年度の申請は、定期ではなく追加申請でした。すでに令和7・8年度の資格を持つ人は、申請が要りませんでした。

令和8年度の追加申請(市の案内から)
項目内容
受付期間令和7年12月1日(月)から12日(金)まで。土・日を除く。終了済み
申請方法郵送、または申請フォームと郵送の併用
期限郵送の書類は期間内必着。申請フォームの入力は12月12日の17時まで
登録有効期間令和8年4月1日から令和9年3月31日まで(1年間)
申請先甲府市と上下水道局の一括申請。受付は契約課
結果の知らせ到着の連絡や通知書の送付はしない。令和8年4月から市のホームページに載る名簿の登載をもって知らせとする
建設工事の申請は、社会保険等の加入が資格要件です。法令で適用が除外される事業者は除かれます。加入状況の確認方法は、市がPDFで案内しています。

令和7・8年度の名簿に載っていて、業種だけを追加したい人は、契約課の工事係へ連絡する決まりでした。次の定期申請の期間は、市の案内で確かめてください。

市内業者と市外業者の違い

  • 登録できる業種の数:市内業者は無制限、市外業者は3業種以内です。希望順位をつけて申請します。
  • 様式:「受注を希望する工事業種」は、市内業者用と市外業者用で様式が違います。
  • 委任先が市内の営業所の場合:委任元の所在地が甲府市外なら、市外業者の扱いです。
  • 市内業者だけが出す書類:常勤役員等の証明書と略歴書、営業用機械器具調書、所属・加入団体、主観的審査項目に関する調書、市税納税証明書(市内営業所の場合)です。

市外業者は、これらの書類が要りません。

提出書類の一覧(24項目)と経審の通知書の扱い

書類は、番号の順にダブルクリップで留めて出します。証明書類の日付は、令和7年10月1日以降のものです。市税納税証明書だけは、令和7年11月1日以降に取ったものに限られました。

経審・許可・納税に関わる書類(建設工事・追加申請の提出書類一覧から)
番号書類市内業者市外業者扱い
7経営規模等評価結果通知書・総合評価値通知書(写)必要必要最新のもの。更新手続き中は、その旨を付箋で貼った現時点の写しを出し、更新後に最新の写しを追加で送る
8許可通知書(写)必要必要更新手続き中の扱いは通知書と同じ
22市税納税証明書(原本)必要不要市内営業所の場合は提出。令和7年11月1日以降の取得分
23消費税等の納税証明書(写)必要必要税務署で交付。個人は「その3の2」、法人は「その3の3」
24建設業退職金共済事業加入・履行証明書(写)対象対象原則、加入の確認は経審の欄で行うため、証明書の提出は不要

退職金の制度について、経審の「建設業退職金共済制度」と「退職一時金制度もしくは企業年金制度」の欄がどちらも「無」で、その後いずれかに加入した場合は、加入証明書の写しを出します。どちらにも加入していない場合は、理由書を出します。書式は任意です。

市税などに未納があっても、徴収猶予を受けている人は、徴収(納税)猶予許可書の写しを出します。納税証明書の種類は入札参加資格で求められる納税証明書の種類で、通知書の読み方は経審の結果通知書の見方で説明しています。

表の「更新手続き中」の扱いは、通知書や許可の更新の手続きが進行中の人に関わります。経審の有効期間の考え方は経審の有効期間と逆算を参照してください。

社会保険の加入が要件のため、未加入の影響は社会保険の未加入が経審に与える影響で説明しています。

変更届の決まり

  • 対象:入札参加資格申請書の内容が変わったときです。建設工事、測量・建設コンサルタント等、物品等の複数に申請している場合は、それぞれに出します。
  • 書式:変更届と委任状は、国交省の様式などの任意の書式でも構いません。
  • 住所と名称:変更届の住所、商号または名称、代表者名は、本社について書きます。
  • 業種:変更届では、業種の追加や変更はできません。
  • 委任先:建設工事では、建設業の許可を受けている営業所等に限ります。委任する場合は、その営業所等が受けている許可の業種が分かるものを添えます。
  • 提出方法:「やまなしくらしねっと」、郵送、持参のいずれかです。押印が必要な委任状と使用印鑑届は、原本を出します。

国土交通省の資格で届出が必要な変更と不要な変更は、国交省入札参加資格の変更届で説明しています。

確認した一次資料

この記事は、甲府市の案内を整理したものです。期間や書類は変わることがあるため、申請する前に市の最新の案内を確かめてください。個別の判断は、市の審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 市内業者の登録業種数は無制限、市外業者は3業種以内で、希望順位をつけて申請する。
  2. 提出書類の一覧は24項目(委任状やISO証明書など、該当する人だけが出すものを含む)。経審の通知書は最新の写しを出し、更新手続き中は現時点の写しと追送で対応する。
  3. 令和8年度の追加申請の有効期間は1年間(令和8年4月1日から令和9年3月31日)。
  4. 変更届では業種の追加や変更はできない。結果の知らせは名簿の登載で行われる。

よくある質問

甲府市の建設工事で、登録できる業種はいくつまでですか?
市内業者は上限がなく、市外業者は3業種以内です。希望順位をつけて申請します。委任先が市内の営業所でも、委任元の所在地が甲府市外なら市外業者の扱いです。
令和8年度の申請は、いつ受け付けましたか?
追加申請として、令和7年12月1日から12日まで(土・日を除く)受け付けました。登録有効期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日までの1年間で、すでに令和7・8年度の資格を持つ人は申請が不要でした。
経審の結果通知書は、どう出しますか?
経営規模等評価結果通知書・総合評価値通知書の写しを、最新のものを出します。更新の手続き中は、その旨を付箋で貼った現時点の写しを出し、更新後に最新の写しを追加で送ります。
申請の結果は、どのように知らされますか?
申請書類の到着の連絡や、名簿登録通知書の送付はありません。令和8年4月から市のホームページに掲載される入札参加有資格者名簿への登載をもって、登録の知らせとされています。
申請後に会社の情報が変わったときは、どうしますか?
変更届を出します。書式は国交省の様式などでも構いません。変更届では業種の追加や変更はできません。提出は、やまなしくらしねっと、郵送、持参のいずれかで、押印が必要な委任状と使用印鑑届は原本を出します。

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