インターネット一元受付(業態調書)

一元受付の業態調書1|技術職員の資格別人数・実人数・監理技術者講習修了証の数え方

一元受付の業態調書1は、在籍している有資格の技術職員を資格ごとに入力する画面です。人数の重複の扱い、「合計」と「実人数」の違い、監理技術者講習修了証や登録基幹技能者の所持者数の入れ方を、国土交通省の令和9・10年度の手引きから整理します。

国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

業態調書1には、「検定種目別人数」「合計」「実人数」と、監理技術者講習修了証や登録基幹技能者講習修了証の所持者数の入力欄があります。1人が複数の資格を持つときは、資格ごとに数えて、実人数とは分けて入れます。

この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の、業態調書1の章をまとめます。一元受付の全体像は参加機関の一覧の記事、申請の手順は申請手順の記事で説明しています。

業態調書1が必要な機関の例と、入力の位置づけ

業態調書は、機関ごとに必要な画面が違います。たとえば、国土交通省の地方整備局(道路・河川・官庁営繕・公園関係)を希望するときは、業態調書の1、2、6、7を必ず入力します。地方整備局の入力は地方整備局の記事で説明しています。

手引きは、業態調書1に入力しただけでは登録されないと注意しています。登録を希望する機関の「完工高・希望工事」の画面にも、入力が必要です。

検定種目別人数の数え方

「人数」欄には、申請時点で在籍している有資格の技術職員の資格の内訳を入力します。在籍は、雇用期間を特に限定せずに常時雇用されている人のことです。

  • 工事と、測量・建設コンサルタント等の両方を営んでいる会社は、専ら測量・コンサルタント等に従事する人を外して数える。
  • 1人が2つ以上の資格を持つときは、それぞれの資格に重複して計上できる。
  • 技術士以外の資格で、1級と2級の同じ資格を持つ人などは、1級(上位の級)の欄だけに計上する。
注意:申請の内容に虚偽があると、競争参加資格の認定を受けられません。認定の後に発覚した場合は、競争参加資格が取り消されることがあります。

「合計」と「実人数」の違い

「合計」欄には、検定種目などの区分ごとに書いた人数を、単純に足した数を入れます。「実人数」欄は、人の数そのものを入れる欄です。

1人が複数の資格を持てば、資格ごとに重複して計上するため、「合計」はその分だけ増えます。手引きは、そのため「実人数」は必ず「合計」の人数以下になると書いています。

監理技術者資格者証と講習修了証の所持者数

「監理技術者資格者証及び監理技術者講習修了証の所持者数」欄は、経営事項審査申請書の技術職員名簿(別紙二)を基に数えます。

  1. 技術職員名簿の「監理技術者資格者証交付番号」欄に、交付番号が書かれている人を選ぶ。
  2. その中で、監理技術者講習修了証を持っている人を数える。
  3. 数えた人数を、この欄に入れる。

手引きは、対象を令和4年1月16日以後に監理技術者資格者証の交付を受けた人としています。この欄の人数は、「合計」欄にも「実人数」にも含めません。資格者証と講習の制度は監理技術者資格者証の更新の記事と監理技術者講習の記事で説明しています。

登録基幹技能者講習修了証の所持者数

「登録基幹技能者講習修了証の所持者数」欄には、建設業法施行規則第18条の3第2項第2号に規定する登録基幹技能者講習を修了した人を入れます。雇用期間を特に限定せずに、常時雇用されている人に限ります。この欄の人数も、「合計」欄には含めません。

技術士の科目名の読み替え

平成31年度以降の技術士試験では、科目の統合や名称の変更がありました。手引きは、平成31年度以降の第二次試験で次の科目を選んで合格し、技術士法による登録を受けた人を、対応する入力項目に含めて数えるよう求めています。

技術士の選択科目の名称(手引きの表から抜粋)
平成31年度以降の選択科目平成30年度以前の選択科目
農業農村工学農業土木
流体機器、熱・動力エネルギー機器流体工学、熱工学
林業・林産林業
廃棄物・資源循環廃棄物管理

表は一部です。入力する項目との対応は、手引きの表で確認します。技術職員の数え方の全体は技術職員の数え方の記事で解説しています。

確認した一次資料

確認日は2026年10月22日です。手引きは改版されることがあるため、最新版は国土交通省のページで確認してください。

まとめ

  1. 業態調書1は、在籍している有資格の技術職員を資格ごとに入力する画面。入力しただけでは登録されない。
  2. 1人が複数の資格を持てば重複して計上できるが、1級と2級の同じ資格は1級の欄だけに数える。
  3. 「実人数」は必ず「合計」以下になる。
  4. 監理技術者講習修了証と登録基幹技能者講習修了証の所持者数は、別の欄に入れ、「合計」には含めない。

受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の4本で確認できます。

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よくある質問

一元受付の業態調書1には、何を入力しますか?
申請時点で在籍している有資格の技術職員の資格の内訳を、検定種目別の人数で入力します。あわせて合計、実人数、監理技術者講習修了証の所持者数、登録基幹技能者講習修了証の所持者数を入れます。
1人が複数の資格を持つとき、人数はどう数えますか?
手引きでは、それぞれの資格に重複して計上できるとされています。ただし、技術士以外の資格で1級と2級の同じ資格を持つ人などは、1級(上位の級)の欄だけに計上します。
「合計」と「実人数」はどう違いますか?
合計は、区分ごとに書いた人数を単純に足した数です。1人が複数の資格を持つと合計が増えるため、手引きでは実人数は必ず合計の人数以下になるとされています。
監理技術者講習修了証の所持者数は、どう数えますか?
経営事項審査申請書の技術職員名簿(別紙二)に監理技術者資格者証の交付番号がある人のうち、監理技術者講習修了証を持つ人を数えます。令和4年1月16日以後に資格者証の交付を受けた人が対象で、合計欄には含めません。
業態調書1だけ入力すれば登録されますか?
されません。手引きでは、業態調書1に入力しただけでは登録されず、登録を希望する機関の「完工高・希望工事」の画面にも入力が必要とされています。

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