インターネット一元受付(業態調書)

一元受付の業態調書2|希望する工事の内容のコードと設備工事比率の求め方

一元受付の業態調書2は、地方整備局(道路・河川・官庁営繕・公園関係)などを希望するときに入力する画面です。工事の種類ごとに希望順位をコードで書く方法と、電気設備・暖冷房衛生設備の比率の計算式を、国土交通省の令和9・10年度の手引きから整理します。

国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

業態調書2には、「設備工事比率」と「希望する工事の内容」の入力欄があります。希望する工事の内容は、工事の種類ごとに決められたコード(A、B、C…)を、希望する順に書きます。

この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の、業態調書2の章をまとめます。一元受付の全体像は参加機関の一覧の記事、技術職員を入れる業態調書1は業態調書1の記事で説明しています。

業態調書2の入力が必要な機関

手引きは、業態調書2の入力が必要な人を、次の機関への申請を希望する人としています。

  • 国土交通省地方整備局(道路・河川・官庁営繕・公園関係)
  • 国土交通省大臣官房官庁営繕部
  • 国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎を除く)
  • 内閣府沖縄総合事務局

国土交通省大臣官房官庁営繕部と国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎を除く)だけを希望する人は、「設備工事比率(%)」の欄だけを入力します。地方整備局の入力の全体は地方整備局の記事で説明しています。

設備工事比率の計算式

設備工事比率には、2つの欄があります。どちらも、小数点以下第1位を四捨五入します。

設備工事比率の欄と計算式(手引きから整理)
欄入れる人計算式
電気設備工事における屋内の工事の比率電気設備工事を希望する人屋内のみの年間平均完成工事高 ÷ 電気設備工事の年間平均完成工事高 × 100
暖冷房衛生設備工事における暖冷房設備工事の比率暖冷房衛生設備工事を希望する人暖冷房設備の年間平均完成工事高 ÷ 暖冷房衛生設備工事の年間平均完成工事高 × 100

電気設備工事の「屋内の工事」には、構内の外線路工事を含みます。

手引きの登録部局等の入力画面の説明には、設備工事比率は半角数字で入力し、先に対応する希望工種の「申請を希望する部局」を1つ以上選ぶと書かれています。

計算の例(数字は説明用):電気設備工事の年間平均完成工事高が3,000万円で、そのうち屋内の工事が1,800万円なら、1,800 ÷ 3,000 × 100 = 60なので、比率は60%です。

希望する工事の内容と希望順位の書き方

「希望する工事の内容」は、次の10の工事について、登録を希望する工事種別ごとに書きます。

一般土木、電気設備、プレストレスト・コンクリート、法面処理、塗装、維持修繕、杭打、機械設備、通信設備、受変電設備です。

書き方は、画面の「部局」の行と「希望順位」の列に、工事の内容に対応するコードを書くものです。手引きの入力例では、東北地方整備局の一般土木に、次のように書いています。

手引きの入力例(東北地方整備局・一般土木)
希望順位コード工事の内容
第1希望C構造物
第2希望B道路
第3希望Eトンネル
第4希望G軟弱地盤
第5希望A河川・海岸

この例では、砂防・地すべり防止、ダム、都市土木は希望していません。希望しない工事は、コードを書きません。

手引きは、この記載は工事希望型競争入札で技術資料の提出を求める人を選ぶときや、通常の指名競争入札で指名する業者を選ぶ過程で勘案されると書いています。

工事の種類ごとのコードと書ける順位の数

コードの意味と、書ける順位の数は工事の種類ごとに違います。登録を希望する地方整備局すべてと、沖縄総合事務局(開発建設部)に書きます。

工事の種類ごとのコード(手引きの表から整理)
工事の種類書ける順位コードと工事の内容
一般土木1〜8A 河川・海岸/B 道路/C 構造物/D 砂防・地すべり防止/E トンネル/F ダム/G 軟弱地盤/H 都市土木
電気設備1〜2A 建設電気設備/B 建築電気設備
プレストレスト・コンクリート1〜2A プレテンション/B ポストテンション
法面処理1〜2A アンカー工/B その他
塗装1〜4A 建物塗装/B 橋梁塗装・水門扉塗装/C 区画線/D その他
維持修繕1〜5A 舗装維持/B 舗装以外の道路維持/C 河川維持/D 道路清掃作業/E その他の補修
杭打1〜2A 既製杭/B 場所打ちコンクリート杭
機械設備1〜7A 水門設備/B ポンプ設備/C 換気設備/D ダム施工機械設備/E 昇降機設備/F 消・融雪設備/G その他
通信設備1〜4A 監視制御・情報通信設備/B 防災・情報表示設備/C 有線通信線路/D 鉄塔・反射板
受変電設備1〜3A 受変電設備/B 発電設備/C その他の電源設備

手引きは、これらの工事を希望する人には、該当する欄に必ず記載するよう求めています。コードごとの工事の具体例(たとえばBの道路は、擁壁・カルバート等のコンクリート構造物、道路土工など)は、手引きの表で確認します。

入力で気をつけること

注意:手引きは、希望工事種別の順位の変更や追加はできないと書いています。コードを書く前に、希望する工事の内容を決めておきます。
  • コードの意味は、画面の「工種の説明」をクリックすると表示される。
  • 業態調書の画面だけでは登録されない。手引きの申請の流れでは、登録を希望する機関の「完工高・希望工事」の画面にも入力が必要とされている。
  • 手引きの画面や項目は改版されることがあるため、申請の時点の最新版で確認する。

確認した一次資料

確認日は2026年10月22日です。手引きは改版されることがあるため、最新版は国土交通省のページで確認してください。

まとめ

  1. 業態調書2は、地方整備局(道路・河川・官庁営繕・公園関係)、官庁営繕部、国土技術政策総合研究所、沖縄総合事務局を希望する人が入力する。
  2. 設備工事比率は、電気設備の屋内の比率と、暖冷房衛生設備の暖冷房の比率。小数点以下第1位を四捨五入する。
  3. 希望する工事の内容は、工事の種類ごとのコードを、希望する順に書く。書ける順位の数は種類ごとに違う。
  4. 希望工事種別の順位の変更や追加はできない。

受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の3本で確認できます。

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よくある質問

一元受付の業態調書2は、どの機関を希望するときに入力しますか?
手引きでは、国土交通省地方整備局(道路・河川・官庁営繕・公園関係)、国土交通省大臣官房官庁営繕部、国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎を除く)、内閣府沖縄総合事務局への申請を希望する人が対象です。
設備工事比率は、どのように計算しますか?
電気設備工事は、屋内のみの年間平均完成工事高を電気設備工事の年間平均完成工事高で割って100を掛けます。暖冷房衛生設備工事は、暖冷房設備の年間平均完成工事高を暖冷房衛生設備工事の年間平均完成工事高で割って100を掛けます。どちらも小数点以下第1位を四捨五入します。
官庁営繕部だけを希望するときは、何を入力しますか?
国土交通省大臣官房官庁営繕部と国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎を除く)だけを希望する人は、手引きでは「設備工事比率(%)」の欄だけを入力するとされています。
希望する工事の内容は、どのように書きますか?
工事の種類ごとに決められたコード(A、B、C…)を、希望する順に希望順位の欄へ書きます。一般土木は1から8まで、機械設備は1から7までなど、書ける順位の数は種類ごとに違います。
希望工事種別の順位は、あとから変更できますか?
手引きでは、希望工事種別順位の変更や追加はできないので注意するよう書かれています。コードを書く前に、希望する工事の内容を決めておきます。

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