受審後の実務

令和9・10年度入札参加資格審査|インターネット一元受付の参加24機関と申請書の提出先

参加機関は建設工事とコンサル業務で対応が分かれ、提出先も申請先の区分によって変わります。

国土交通省の公式発表(2026年7月6日)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

令和9・10年度定期競争参加資格審査のインターネット一元受付には24機関が参加しますが、すべての機関が建設工事とコンサル業務の両方に対応しているわけではありません。申請書の提出先も、申請先の区分によって窓口が変わります。

この記事は、国土交通省が公表した実施要領(別紙1・別紙2)から、参加機関の対応区分と申請書の提出先を整理します。対象となる経審結果の条件は令和9・10年度の入札参加資格審査、いまの経審結果は使えるかで解説しています。

インターネット一元受付の3つのメリット

令和9・10年度定期競争参加資格審査のインターネット一元受付には、以下の3つのメリットがあります。

  • 一つのデータで複数機関へ一括申請:一元受付に参加する機関すべてに対して、原則として一つの申請データで申請できます。機関ごとに申請書を作り直す手間がありません。
  • 窓口への来訪不要:申請にあたり、各機関の窓口に出向くことも、窓口で待つ必要もありません。
  • 申請期間中は何度でも修正・再申請が可能:申請受付期間内(令和8年11月2日〜令和9年1月15日)であれば、申請データの確定前に限り、何度でも削除・再申請ができます。

受付期間全体の日程は対象となる経審結果の条件の記事で確認できます。

参加24機関と対応区分(建設工事/コンサル)

令和8年7月6日時点で、一元受付には国の機関14区分・高速道路会社と独立行政法人等10機関の、あわせて24機関が参加しています。機関によって建設工事・測量/建設コンサルタント等業務の対応が異なります。自社が希望する機関がどちらに対応しているかを、申請前に確認する必要があります。

建設工事に対応していない機関(コンサルのみ対応)
機関名建設工事コンサル
国土交通省国土地理院対象外対応
内閣府(沖縄総合事務局・総務部会計管理係の申請区分)対象外対応
コンサルに対応していない機関(建設工事のみ対応)
機関名建設工事コンサル
阪神高速道路株式会社対応対象外
内閣府(沖縄総合事務局・開発建設部管理課契約管理係の申請区分)対応対象外

上記4区分を除く、国土交通省大臣官房会計課所掌機関・国土交通省地方整備局等・国土交通省北海道開発局、および法務省・財務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・環境省・防衛省・最高裁判所・内閣府(内閣本府)は、建設工事・コンサルとも対応しています。

高速道路会社・独立行政法人等では、東日本/中日本/西日本高速道路株式会社・首都高速道路株式会社・本州四国連絡高速道路株式会社・独立行政法人水資源機構・独立行政法人都市再生機構・日本下水道事業団・独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、同じく建設工事・コンサルとも対応しています。

建設業許可の業種と、各機関が発注する工事の希望工種区分との対応は国交省入札の希望工種区分22種|建設業許可との対応表で解説しています。

申請書はどこに提出するか

建設工事の競争参加資格申請書の提出先は、申請先の区分によって異なります(国土交通省の場合の例)。

申請先の区分別・提出先
申請先提出先
官房会計課所掌機関申請する部局が1つの場合は当該部局、複数の場合はそのうちいずれかの部局
地方整備局等申請者の本店所在地を管轄する地方整備局(大臣官房官庁営繕部・国土技術政策総合研究所〈横須賀庁舎を除く〉のみを希望する場合も同様)
北海道開発局国土交通省北海道開発局
国土地理院国土交通省国土地理院
注意:地方整備局等を希望する場合、提出先は工事を行いたい地域ではなく自社の本店所在地を管轄する地方整備局です。複数の地方整備局管内で受注を希望する場合も、申請書の提出先は1か所です。

システム利用時の注意点

以下の時間帯はインターネット一元受付システムが停止します。

システム停止時間帯
区分停止時間
土曜日・日曜日・祝日終日
年末年始(令和8年12月29日〜令和9年1月3日)終日
平日17:00〜翌9:00

令和7・8年度受付時のヘルプデスクは既に閉鎖されています。旧電話番号は現在第三者が使用している可能性があるため、誤発信に注意してください。今年度のヘルプデスクは令和8年10月初旬に別途案内される予定です。

確認した一次資料

まとめ

  • 参加24機関のうち、国土交通省国土地理院と内閣府沖縄総合事務局の一部区分はコンサルのみ対応、阪神高速道路株式会社と内閣府沖縄総合事務局の別区分は建設工事のみ対応。
  • その他の機関は建設工事・コンサルとも対応。申請前に自社が希望する機関の対応区分を確認する。
  • 地方整備局等への申請書の提出先は、原則として自社の本店所在地を管轄する地方整備局。
  • システムは土日祝・年末年始が終日、平日は17時〜翌9時が停止時間帯。
  • 令和7・8年度受付時のヘルプデスクは閉鎖済み。旧電話番号への問い合わせは避ける。

対象となる経審結果の条件は令和9・10年度の入札参加資格審査、いまの経審結果は使えるか、定期受付を逃した場合の経路は競争参加資格の随時受付を参照してください。受付期間全体の日程・準備チェックは令和9・10年度 競争参加資格の一元受付で確認できます。

申請書データ提出後、審査がどう進み結果がどう届くかはインターネット一元受付の審査・認定の流れと有資格者名簿の公表で解説しています。

提出先が決まったら、希望する機関で狙える等級(ランク)の目安は入札参加資格ランクの目安計算で確認できます。

評点表・算式の転記元は一次資料・出典一覧で確認できます。

よくある質問

インターネット一元受付では、参加している機関すべてに個別で申請書類を作りますか?
原則不要です。参加する機関すべてに対して、原則として一つのデータで申請できます。機関ごとに申請書を作り直す手間はありません。
参加している24機関はすべて建設工事とコンサル業務の両方に対応していますか?
いいえ。国土交通省国土地理院はコンサルのみ、阪神高速道路株式会社は建設工事のみというように、機関によって対応する業務が異なります。
建設工事の競争参加資格申請書は、どこに提出しますか?
申請先の区分(官房会計課所掌機関・地方整備局等・北海道開発局・国土地理院)によって異なります。地方整備局等を希望する場合は、原則として本店所在地を管轄する地方整備局へ提出します。
令和7・8年度受付時のヘルプデスクに問い合わせてもいいですか?
前回受付時のヘルプデスクは既に閉鎖されています。旧電話番号は現在第三者が使用している可能性があるため、誤発信に注意してください。
申請データを一度送信した後に内容を修正できますか?
できます。申請受付期間内であれば、申請データの確定前に限り、何度でも削除・再申請ができます。
システムを利用できない時間帯はありますか?
土曜日・日曜日・祝日は終日、年末年始(令和8年12月29日〜令和9年1月3日)も終日、平日は17時から翌9時まで停止します。

P点から国交省・関東地方整備局の等級目安を確認(無料・登録不要):入札参加資格ランクの目安計算を使う

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