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経審Z(技術力)の評点算出表|技術職員数値30区分・元請完成工事高42区分の算式

Z評点を決めるZ1(技術職員数値)とZ2(元請完成工事高)の区分表を、算式と代表的な点数で整理します。

令和8年基準・国土交通省の事務取扱通知
編集:建設経営ラボ編集部 / 運営方針・出典

Z評点は、技術職員数値から求めるZ1を0.8、元請完成工事高から求めるZ2を0.2の割合で合わせた点数です。Z1とZ2はそれぞれ区分表に当てはめて算式で求めます。Z1は510点から2,335点、Z2は241点から2,865点の範囲です。

Zが決まる仕組み

国土交通省の事務取扱通知と地方整備局の手引きでは、Zを次の順で求めます。

  1. 技術職員数値を出す技術職員名簿の資格者を、資格の区分ごとの係数で足し合わせます。係数は1級監理受講者が6、1級技術者が5、監理技術者補佐が4、基幹技能者が3、2級技術者が2、その他が1です。
  2. Z1を求める技術職員数値を、下のZ1の区分表に当てはめます。
  3. Z2を求める業種ごとの年間平均元請完成工事高を、Z2の区分表に当てはめます。
  4. Zを求めるZ1×0.8+Z2×0.2を計算し、小数点以下を切り捨てます。Z1とZ2も、それぞれ小数点以下を切り捨てます。

技術職員数値の数え方は経審の技術職員数値とは、Z2に入れる元請完成工事高の範囲は経審のZ2(元請完成工事高)とはで説明しています。

手で計算する例

1級技術者2名と2級技術者3名がいて、年間平均元請完成工事高が2億円の業種を例にします。

  1. 技術職員数値5×2+2×3=16です。
  2. Z116は区分(27)「15以上20未満」に入ります。63×16÷5+508=709.6で、切り捨てて709点です。
  3. Z22億円は200,000千円で、区分(28)「2億円以上2億5,000万円未満」に入ります。35×200,000÷50,000+795=935点です。
  4. Z709×0.8+935×0.2=567.2+187=754.2で、切り捨てて754点です。
Zの8割はZ1で決まるため、技術職員数値が増えるとZが動きます。この例で技術職員数値が16から20に増えると、Z1は709点から760点になり、Zは795点です(元請完成工事高は同じ)。ZのP点への反映は0.25倍です。

Z1(技術職員数値)の区分表

区分は30あります。右端は、その区分の下限の数値を算式に入れたときの点数です。

Z1の区分と算式
区分技術職員数値算式区分の下限での点数
(1)15,500以上2,335(一定)2,335点
(2)11,930以上15,500未満62×(技術職員数値)÷3,570+2,0652,272点
(3)9,180以上11,930未満63×(技術職員数値)÷2,750+1,9982,208点
(4)7,060以上9,180未満62×(技術職員数値)÷2,120+1,9392,145点
(5)5,430以上7,060未満62×(技術職員数値)÷1,630+1,8762,082点
(6)4,180以上5,430未満63×(技術職員数値)÷1,250+1,8082,018点
(7)3,210以上4,180未満63×(技術職員数値)÷970+1,7471,955点
(8)2,470以上3,210未満62×(技術職員数値)÷740+1,6861,892点
(9)1,900以上2,470未満62×(技術職員数値)÷570+1,6241,830点
(10)1,460以上1,900未満63×(技術職員数値)÷440+1,5581,767点
(11)1,130以上1,460未満63×(技術職員数値)÷330+1,4881,703点
(12)870以上1,130未満62×(技術職員数値)÷260+1,4341,641点
(13)670以上870未満63×(技術職員数値)÷200+1,3671,578点
(14)510以上670未満62×(技術職員数値)÷160+1,3181,515点
(15)390以上510未満63×(技術職員数値)÷120+1,2471,451点
(16)300以上390未満62×(技術職員数値)÷90+1,1831,389点
(17)230以上300未満63×(技術職員数値)÷70+1,1191,326点
(18)180以上230未満62×(技術職員数値)÷50+1,0401,263点
(19)140以上180未満62×(技術職員数値)÷40+9841,201点
(20)110以上140未満63×(技術職員数値)÷30+9071,138点
(21)85以上110未満63×(技術職員数値)÷25+8601,074点
(22)65以上85未満62×(技術職員数値)÷20+8101,011点
(23)50以上65未満62×(技術職員数値)÷15+742948点
(24)40以上50未満63×(技術職員数値)÷10+633885点
(25)30以上40未満63×(技術職員数値)÷10+633822点
(26)20以上30未満62×(技術職員数値)÷10+636760点
(27)15以上20未満63×(技術職員数値)÷5+508697点
(28)10以上15未満62×(技術職員数値)÷5+511635点
(29)5以上10未満63×(技術職員数値)÷5+509572点
(30)5未満62×(技術職員数値)÷5+510510点
技術職員数値別のZ1
技術職員数値Z1
0510点
5572点
10635点
20760点
50948点
1001,112点
2001,288点
5001,509点
1,0001,672点
15,500以上2,335点

技術職員数値が0でも、Z1は510点です。0から5に増やすと62点、5から10に増やすと63点上がります。

Z2(元請完成工事高)の区分表

区分は42あります。算式に入れる金額の単位は千円で、2億円なら200,000です。

Z2の区分と算式(金額は千円単位で算式に入れる)
区分年間平均元請完成工事高算式区分の下限での点数
(1)1,000億円以上2,865(一定)2,865点
(2)800億円以上1,000億円未満119×(年間平均元請完成工事高)÷20,000,000+2,2702,746点
(3)600億円以上800億円未満145×(年間平均元請完成工事高)÷20,000,000+2,1662,601点
(4)500億円以上600億円未満87×(年間平均元請完成工事高)÷10,000,000+2,0792,514点
(5)400億円以上500億円未満104×(年間平均元請完成工事高)÷10,000,000+1,9942,410点
(6)300億円以上400億円未満126×(年間平均元請完成工事高)÷10,000,000+1,9062,284点
(7)250億円以上300億円未満76×(年間平均元請完成工事高)÷5,000,000+1,8282,208点
(8)200億円以上250億円未満90×(年間平均元請完成工事高)÷5,000,000+1,7582,118点
(9)150億円以上200億円未満110×(年間平均元請完成工事高)÷5,000,000+1,6782,008点
(10)120億円以上150億円未満81×(年間平均元請完成工事高)÷3,000,000+1,6031,927点
(11)100億円以上120億円未満63×(年間平均元請完成工事高)÷2,000,000+1,5491,864点
(12)80億円以上100億円未満75×(年間平均元請完成工事高)÷2,000,000+1,4891,789点
(13)60億円以上80億円未満92×(年間平均元請完成工事高)÷2,000,000+1,4211,697点
(14)50億円以上60億円未満55×(年間平均元請完成工事高)÷1,000,000+1,3671,642点
(15)40億円以上50億円未満66×(年間平均元請完成工事高)÷1,000,000+1,3121,576点
(16)30億円以上40億円未満79×(年間平均元請完成工事高)÷1,000,000+1,2601,497点
(17)25億円以上30億円未満48×(年間平均元請完成工事高)÷500,000+1,2091,449点
(18)20億円以上25億円未満57×(年間平均元請完成工事高)÷500,000+1,1641,392点
(19)15億円以上20億円未満70×(年間平均元請完成工事高)÷500,000+1,1121,322点
(20)12億円以上15億円未満50×(年間平均元請完成工事高)÷300,000+1,0721,272点
(21)10億円以上12億円未満41×(年間平均元請完成工事高)÷200,000+1,0261,231点
(22)8億円以上10億円未満47×(年間平均元請完成工事高)÷200,000+9961,184点
(23)6億円以上8億円未満57×(年間平均元請完成工事高)÷200,000+9561,127点
(24)5億円以上6億円未満36×(年間平均元請完成工事高)÷100,000+9111,091点
(25)4億円以上5億円未満40×(年間平均元請完成工事高)÷100,000+8911,051点
(26)3億円以上4億円未満51×(年間平均元請完成工事高)÷100,000+8471,000点
(27)2億円5,000万円以上3億円未満30×(年間平均元請完成工事高)÷50,000+820970点
(28)2億円以上2億円5,000万円未満35×(年間平均元請完成工事高)÷50,000+795935点
(29)1億円5,000万円以上2億円未満45×(年間平均元請完成工事高)÷50,000+755890点
(30)1億円2,000万円以上1億円5,000万円未満32×(年間平均元請完成工事高)÷30,000+730858点
(31)1億円以上1億円2,000万円未満26×(年間平均元請完成工事高)÷20,000+702832点
(32)8,000万円以上1億円未満29×(年間平均元請完成工事高)÷20,000+687803点
(33)6,000万円以上8,000万円未満36×(年間平均元請完成工事高)÷20,000+659767点
(34)5,000万円以上6,000万円未満22×(年間平均元請完成工事高)÷10,000+635745点
(35)4,000万円以上5,000万円未満27×(年間平均元請完成工事高)÷10,000+610718点
(36)3,000万円以上4,000万円未満31×(年間平均元請完成工事高)÷10,000+594687点
(37)2,500万円以上3,000万円未満19×(年間平均元請完成工事高)÷5,000+573668点
(38)2,000万円以上2,500万円未満23×(年間平均元請完成工事高)÷5,000+553645点
(39)1,500万円以上2,000万円未満28×(年間平均元請完成工事高)÷5,000+533617点
(40)1,200万円以上1,500万円未満19×(年間平均元請完成工事高)÷3,000+522598点
(41)1,000万円以上1,200万円未満16×(年間平均元請完成工事高)÷2,000+502582点
(42)1,000万円未満341×(年間平均元請完成工事高)÷10,000+241241点
年間平均元請完成工事高別のZ2
年間平均元請完成工事高Z2
0円241点
1,000万円582点
5,000万円745点
1億円832点
2億円935点
3億円1,000点
10億円1,231点
100億円1,864点
1,000億円以上2,865点

Zの中でのZ2の重みは0.2で、Z1の4分の1です。X1の区分表はX1の評点算出表にあります。

表を使うときの注意

  • Z1とZ2を足す前に、それぞれ切り捨てます。算式の結果が709.6なら709点として、0.8を掛けます。
  • 技術職員数値の人数は、名簿に載せられる人に限ります。1人の職員が技術職員として申請できるのは2業種までです。
  • この表は概算の確認用です。実際の評点は、審査行政庁の審査結果が優先されます。通知書の見方は経営規模等評価結果通知書の見方を参照してください。

資格者を増やしたときの点数は、経審P点シミュレーターで新旧の基準で試算できます。

確認した一次資料

まとめ

  • ZはZ1(技術職員数値)×0.8+Z2(元請完成工事高)×0.2で、小数点以下を切り捨てる。
  • Z1は30区分で510〜2,335点、Z2は42区分で241〜2,865点。
  • 技術職員数値16、元請完成工事高2億円なら、Z1が709点、Z2が935点で、Zは754点。
  • Zの8割はZ1で決まるため、技術職員数値の人数と資格の区分の確認が点数に直結する。

次に確認したいことは、『技術職員数値の数え方』『Z2に入れる元請完成工事高』『金額別のP点の早見表』です。

評点表・算式の転記元は一次資料・出典一覧で確認できます。

よくある質問

経審のZ評点は、どうやって計算しますか?
技術職員数値から求めるZ1に0.8、年間平均元請完成工事高から求めるZ2に0.2を掛けて足し、小数点以下を切り捨てます。Z1とZ2は、それぞれ区分表の算式で求めます。
技術職員数値は、どうやって数えますか?
1級監理受講者を6、1級技術者を5、監理技術者補佐を4、基幹技能者を3、2級技術者を2、その他を1として足します。1人の職員が技術職員として申請できるのは2業種までです。
Z1とZ2の点数の範囲は何点から何点ですか?
令和8年基準では、Z1が510点から2,335点、Z2が241点から2,865点です。技術職員数値が15,500以上、または元請完成工事高が1,000億円以上だと、それぞれ最高点で一定になります。
技術職員数値が16、元請完成工事高が2億円のとき、Zは何点ですか?
Z1は63×16÷5+508=709.6で709点、Z2は35×200,000÷50,000+795=935点です。709×0.8+935×0.2=754.2なので、Zは754点になります。
技術職員数値が0でも、Z1に点数は付きますか?
付きます。技術職員数値が5未満の区分では62×(技術職員数値)÷5+510で、0の場合は510点です。

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