Z(技術力)評点のうち、技術職員数の点数(Z1)は「技術職員数値」という加重合計から求めます。どの資格が何点分の重みを持つのかを整理します。
技術職員数値の計算式
技術職員数値=1級監理受講者数×6+1級技術者数×5+監理技術者補佐×4+基幹技能者数×3+2級技術者数×2+その他技術者数×1
| 区分 | 係数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1級監理受講者 | ×6 | 1級技術者かつ監理技術者資格者証を保有し、直前5年以内に講習を受講した者 |
| 1級技術者 | ×5 | |
| 監理技術者補佐 | ×4 | |
| 基幹技能者 | ×3 | 登録基幹技能者講習を修了した者 |
| 2級技術者 | ×2 | |
| その他技術者 | ×1 |
最上位の「1級監理受講者」は、その他技術者の6倍の重みを持ちます。資格の底上げが技術職員数値に直結する仕組みです。
計上の原則:1人2業種まで
1人の職員につき、技術職員として申請できるのは2業種までです。複数の資格・複数業種の実務経験を持つ技術者を、点数が上がる業種の組み合わせで配置することが実務上のポイントになります。
計算例
1級技術者1名・2級技術者2名・その他技術者3名(合計6名)のモデルケースで計算すると、技術職員数値は次のようになります。
| 区分 | 人数 | 小計 |
|---|---|---|
| 1級技術者(×5) | 1名 | 5 |
| 2級技術者(×2) | 2名 | 4 |
| その他技術者(×1) | 3名 | 3 |
| 技術職員数値の合計 | 6名 | 12 |
この技術職員数値12を区分表に当てはめ、さらに元請完成工事高の点数と5:1(0.8:0.2)で合成すると、Z評点が求まります(このモデルケースではZ=714点)。人数だけでなく資格構成のバランスが評点を左右します。
まとめ
- 技術職員数値は資格区分ごとの人数に係数(6〜1)を掛けた加重合計。
- 最上位の1級監理受講者はその他技術者の6倍の重み。
- 1人の職員は2業種までしか技術職員として計上できない。
- 技術職員数値と元請完成工事高を0.8:0.2で合成したものがZ評点。
Z評点を含むP点全体の計算方法は経審P点の計算方法を参照してください。