世田谷区の入札参加資格と経審(随時申請・等級と順位・優先業種区分・有効期限)
東京都世田谷区の建設工事で、東京電子自治体共同運営サービスによる随時申請、経審の総合評定値Pが必要な業種、道路舗装・一般土木・建築などの等級と順位、優先業種区分の登録、有効期限の数え方を、区の公式ページと告示から整理します。
世田谷区「入札参加資格・資格者情報」・建設工事等競争入札参加資格に関する告示世田谷区の入札参加資格は、年度の一斉受付ではなく随時受付です。毎月25日までに申請が承認されると、翌月1日から資格が有効になります。
この記事は、世田谷区の「入札参加資格・資格者情報」「優先業種区分の登録」のページと、建設工事等の競争入札参加資格に関する告示(令和7年3月31日付)を原文で確認し、申請の窓口、経審の位置づけ、等級と順位、優先業種区分、有効期限をまとめます。
申請の窓口と資格が有効になる日
区のページは、入札参加資格審査の申請を、インターネットの「東京電子自治体共同運営電子調達サービス」で随時受け付けているとしています。区役所の窓口で受け付ける仕組みではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請の窓口 | 東京電子自治体共同運営電子調達サービス(インターネット) |
| 受付 | 随時 |
| 新規申請の締め切り | 毎月25日までに承認(閉庁日なら直前の開庁日) |
| 資格が有効になる日 | 承認の翌月1日 |
| 申請に必要なもの | Windowsのパソコン、プリンタ、コアシステム認証局発行の電子証明書 |
審査は共同運営に参加する自治体が共同で行います。登記簿謄本、財務諸表、納税証明書などの添付書類は、指定された審査担当自治体1か所に郵送すれば足ります。一度の申請で、参加している複数の都内区市町村の資格を申請できます。
東京都の入札参加資格と世田谷区の入札参加資格は別です。東京都の資格は、区が参加する共同運営では扱っていません。東京都側の手続きは東京都の入札参加資格と経審で確認できます。
経審が必要な業種と総合評定値P
告示は、経営事項審査(経審)を必要とする業種に申請するときの条件を定めています。申請に必要な種類の経審の総合評定値(P点)を持っていることが前提です。審査基準日は、申請時に有効な経審の審査基準日(複数あるときは直近のもの)です。
- 経審を必要とする業種に申請する場合は、健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入していることが前提です。
- 申請は、世田谷区と契約する営業所について、業種ごとに告示の別表2に記載された条件を満たす必要があります。
経審の結果通知書の読み方は経営規模等評価結果通知書の見方、自社の点数の目安は入札ランク目安ツールで確認できます。ただし、ツールの結果は区の等級を決めるものではありません。
業種ごとの等級と順位の決まり方
告示は、業種ごとに等級を定め、同じ等級の中で順位を付けるとしています。業種によって等級の数が違います。
| 業種 | 等級 |
|---|---|
| 道路舗装、橋りょう、河川、水道施設、下水道施設、一般土木、建築 | A・B・C・D・Eの5等級(同じ等級内で順位) |
| 電気、給排水衛生、空調 | A・B・C・Dの4等級(同じ等級内で順位) |
| 上記以外の業種 | 等級を定めず、順位のみ |
等級は、客観的審査事項から出す客観等級と、主観的審査事項から出す主観等級の二つで決まります。二つが違うときは、低いほうがその業種の等級です。同じ等級内の順位は、客観点数が高い順です。客観点数が同じときは、当該業種の完成工事高の高い順などで決められます。
練馬区は予定価格ごとに参加できる共同格付を要綱の別表で定めています。見比べるときは練馬区の入札参加資格と経審が参考になります。
優先業種区分の登録
世田谷区の建設工事では、業種ごとの資格の登録とは別に、優先業種区分の登録が必要な場合があります。区が、新たに資格を申請した人は必ず確認するよう案内しているものです。
| 区分 | 主な発注対象 |
|---|---|
| 土木 | 道路舗装工事、一般土木工事 |
| 建築 | 建築工事 |
| 電気設備 | 電気工事 |
| 機械設備 | 給排水衛生工事、空調工事 |
| 造園 | 造園 |
登録できるのは、世田谷区と契約する営業所が区内にあり、区の入札参加資格を持ってから1年以上、その営業所で許可を受けて継続的に営業して2年以上が経過した建設業者です。一事業者につき登録できる区分は1つで、原則として登録後の変更や取り消しはできません。登録すると、登録した区分以外の案件や、優先業種区分の登録がないことを条件とする案件の入札には参加できません。
有効期限と継続申請
資格の有効期限は、登録申請した月の直前の決算月の翌月から1年8か月後の月の末日です。継続して資格を希望するときは、前回の登録申請の直後の決算月の翌月から有効期限までに、継続申請をして承認を受ける必要があります。
区は、開札日に資格が失効していると、入札書を無効にすると明記しています。決算が確定して経審を受け直したら、期限の終わり近くまで待たずに申請します。同じ共同運営を使う市の例は西東京市の入札参加資格と経審で確認できます。工事実績の裏づけとして使われる登録はコリンズとはにまとめています。
確認した一次資料
- 世田谷区「入札参加資格・資格者情報」申請の窓口、随時受付、承認と有効日、有効期限、継続申請(2026-10-23確認)
- 世田谷区の建設工事等競争入札参加資格に関する告示(PDF・令和7年3月31日付)経審の総合評定値P、業種ごとの等級と順位(2026-10-23確認)
- 世田谷区「優先業種区分の登録」登録区分、登録できる事業者、注意事項(2026-10-23確認)
この記事は、世田谷区の公表資料を整理したものです。受付や要件、申請の可否は、区と東京電子自治体共同運営サービスの最新の案内と審査結果が優先されます。
まとめ
- 世田谷区の入札参加資格は、東京電子自治体共同運営電子調達サービスで随時申請でき、毎月25日までに承認されると翌月1日から有効になる。
- 経審を必要とする業種は、申請に必要な種類の総合評定値Pと、健康保険・厚生年金保険・雇用保険への加入が前提。
- 道路舗装・一般土木・建築などはA〜Eの5等級、電気・給排水衛生・空調はA〜Dの4等級で、同じ等級内に順位が付く。等級を分ける点数は確認した資料に載っていない。
- 工事では優先業種区分の登録が必要な場合があり、登録した区分以外の案件には参加できない。
- 有効期限は、申請月の直前の決算月の翌月から1年8か月後の月の末日。失効した状態の開札では入札書が無効になる。
次に知りたいこと:地域別の経審の活用一覧、練馬区の入札参加資格と経審。
よくある質問
- 世田谷区の入札参加資格はいつ申請できますか?
- 随時受付です。毎月25日(閉庁日なら直前の開庁日)までに承認されると、翌月1日から資格が有効になります。申請は東京電子自治体共同運営電子調達サービスで行います。
- 世田谷区の入札参加資格に経営事項審査は必要ですか?
- 経審を必要とする業種に申請する場合は、申請に必要な種類の総合評定値Pを持っていることが前提です。健康保険・厚生年金保険・雇用保険への加入も前提とされています。
- 世田谷区の工事の等級はいくつに分かれますか?
- 告示では、道路舗装・橋りょう・河川・水道施設・下水道施設・一般土木・建築はA〜Eの5等級、電気・給排水衛生・空調はA〜Dの4等級です。それ以外の業種は等級がなく順位のみです。
- 世田谷区の優先業種区分の登録とは何ですか?
- 土木、建築、電気設備、機械設備、造園の5区分から1つを登録する制度です。区内に営業所がある業者で、資格を得て1年以上などの条件があります。登録した区分以外の案件には参加できません。
- 世田谷区の入札参加資格の有効期限はいつまでですか?
- 登録申請した月の直前の決算月の翌月から1年8か月後の月の末日です。失効した状態の開札では入札書が無効になるため、期限までに継続申請の承認を受けます。
公開日: 2026-10-23
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