受審後の実務

喜多方市の入札参加資格|令和9・10年度の受付期間・必要書類・市内業者の格付に足す主観点

福島県喜多方市の建設工事の入札参加資格について、令和9・10年度の受付期間、提出先、必要書類、経営事項審査の通知書の使われ方、市内に本店がある業者だけに加わる主観点を、市の公式ページと申請要領から整理します。

喜多方市 競争入札参加資格審査申請(令和9・10年度・工事等)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

喜多方市の令和9・10年度の工事等の入札参加資格は、令和8年11月2日から12月28日までの受付で、持参または郵送で財政課契約検査班に出します。建設工事は、国または県の経営事項審査を受けていることが要件です。市内に本店がある業者は、経審の総合評定値に主観点を足した点数で格付されます。

2026年10月23日に確認した内容です。申請要領と提出書類の最新の案内は喜多方市「令和9・10年度競争入札参加資格審査申請について」でご確認ください。

受付期間・提出先・有効期間

令和9・10年度の受付の概要
項目内容
受付期間令和8年11月2日(月)から12月28日(月)まで。土日祝日を除き、午前8時30分から午後5時(正午から午後1時を除く)
提出先財政課契約検査班へ持参または郵送。郵送は令和8年12月28日の消印まで有効
有効期間令和9年4月1日から令和11年3月31日まで
市内業者受付期間外でも随時受付
受付期間を過ぎて提出された申請書は受け付けられません。市内業者以外は、郵送は12月28日の消印があれば受け付けられます。早めに出してください。

申請要領と申請書は、市のページからダウンロードできます。ダウンロードできない場合は契約管理課で配布されています。書類の作成には、必ず最新のものを使うよう案内されています。

申請の要件と対象業務

申請の区分は3つあります。工事若しくは製造の請負契約は「工事等競争入札参加資格審査申請書」、測量・設計・調査は「測量等競争入札参加資格審査申請書」、物品の購入などは「物品購入等競争入札参加資格審査申請書」で出します。

要領には、申請できる人の条件として次の内容があります。

  • 喜多方市の市税(市県民税、法人市民税、固定資産税、軽自動車税)を滞納していないこと。
  • 消費税または地方消費税を滞納していないこと。
  • 健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入していること(建設業者のみ。個人事業主などで適用除外となる場合を除く)。

社会保険の加入の見方は、社会保険の未加入が経審に与える影響で説明しています。

工事等の提出書類

工事等の申請で使う市の様式
書類様式
工事等競争入札参加資格審査申請書様式第1号
営業所一覧様式第2号
工事経歴書様式第3号
技術者経歴書様式第4号
委任状様式第5号
支店・営業所等開設日報告書、資本関係・人的関係調書、誓約書別紙様式など
主観点評価項目の調書(喜多方市内に本店のある業者のみ)市の様式

要領の別表では、このほかに次の書類が求められています。

  • 建設業許可通知書の写し(希望する工事種別の許可がわかるもの)。
  • 建設業退職金共済の加入証明書の写し。未加入の場合は、理由書(様式は任意)を出します。
  • 工事経歴書は審査基準日の直前2年分で、完成工事高の7割程度を1件ごとに書き、残りは「その他」としてまとめて書いてもよいとされています。
  • 印鑑証明書またはその写し(申請日から3か月以内の発行)。
  • 喜多方市税の納税証明書またはその写し(前年度分の市県民税、法人市民税、固定資産税、軽自動車税)。市に納税義務がない場合は不要です。
  • 国税(消費税及び地方消費税)の納税証明書。様式は「その1」か「その3」「その3の2」「その3の3」のいずれかとされています。

喜多方市の様式が指定されている書類は、国や県の様式では受け付けられません。納税の書類の種類は入札参加資格の納税証明書の種類で説明しています。

経営事項審査の通知書の使われ方

要領は、建設工事の入札参加登録には、国または県による経営事項審査を受けていることが要件、と書いています。提出するのは、経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の写しです。

通知書で社会保険の加入が確認できないときは、保険料納付の領収書などの写しを出します。通知書で確認できる場合は、社会保険の書類は不要です。

市の格付については、「発注者別評価点数」の資料に次の説明があります。従来は経営事項審査の総合評定値(客観点)で格付していました。平成29年4月から、社会性を評価する発注者別評価点数(主観点)を導入し、客観点に主観点を加えた総合点数で格付します。

この仕組みの対象は、市内に本店がある建設工事業者です。それ以外の業者は、客観点だけで格付されます。経審の総合評定値の仕組みは経審のP点の計算の仕組み、経審と入札参加資格の関係は経審と入札参加資格の違いで説明しています。

市内業者に加わる主観点

主観点の調書を出すのは、市内に本店がある業者です。市の資料にある項目のうち、次の2つを確認しました。

主観点の項目(確認できたもの)
項目点数
新卒者の常用雇用(審査基準日の3年前の日が属する年度の4月1日以降に、高校・大学・短大・高専・専修学校、公共職業能力開発施設などを卒業した人を、期間の定めのない雇用で採用)1人につき10点、最大3人まで。2人なら20点
障害者の法定雇用義務を守っていること(義務がある場合)10点

たとえば新卒者が2人いて、障害者の法定雇用義務を守っている場合、この2項目で30点が加わります。ほかの項目は、市の資料で確かめてください。

この記事で確認していない点

  • 市の等級の区分と、点数の境目。
  • 主観点の全項目(上の2項目以外)。
  • 測量等・物品購入等の申請の細目。
  • 入札ごとの参加条件(案件ごとの公告で決まる)。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。ここで見た格付の客観点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 令和9・10年度の受付は令和8年11月2日から12月28日まで。郵送は12月28日の消印まで有効で、有効期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日。
  2. 建設工事は、国または県の経営事項審査を受けていることが要件。通知書の写しを出す。
  3. 市内に本店がある業者は、経審の総合評定値に主観点を足した点数で格付される。新卒者の雇用は1人10点(最大3人)、障害者の法定雇用義務を守ると10点。

同じ福島県内の自治体は福島県の入札参加資格や郡山市の入札参加資格で説明しています。自治体を並べて探すときは自治体別の入札参加資格と経審の一覧をご覧ください。

よくある質問

喜多方市の令和9・10年度の入札参加資格は、いつ申請しますか?
令和8年11月2日(月)から12月28日(月)までです。土日祝日を除き、午前8時30分から午後5時(正午から午後1時を除く)に、財政課契約検査班へ持参または郵送で出します。郵送は12月28日の消印まで有効です。
喜多方市の入札参加資格の有効期間はいつまでですか?
令和9年4月1日から令和11年3月31日までです。なお、市内業者は受付期間外でも随時受付されています。期間を過ぎた申請書は、市内業者以外は受け付けられません。
喜多方市の建設工事の申請に、経営事項審査は必要ですか?
必要です。申請要領は、建設工事の入札参加登録には国または県による経営事項審査を受けていることが要件と書いています。経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の写しを提出します。
喜多方市の工事等の申請で、納税証明書は何を出しますか?
喜多方市税の前年度分(市県民税、法人市民税、固定資産税、軽自動車税)の納税証明書またはその写しです(市に納税義務がない場合は不要)。このほか、国税(消費税及び地方消費税)の納税証明書も別表に載っています。
喜多方市の格付で、主観点は誰に加わりますか?
市内に本店がある建設工事業者です。経営事項審査の総合評定値(客観点)に主観点を足した総合点数で格付されます。市外の業者は客観点だけで格付されます。新卒者の常用雇用は1人10点(最大3人)、障害者の法定雇用義務を守ると10点です。

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