受審後の実務

橿原市の建設工事の入札参加資格|令和8年度の受付期間・総評定点(P点+主観点)の計算

奈良県橿原市の建設工事の入札参加資格を、市のページから整理します。令和8年度の本申請と追加申請の受付期間、令和9年1月ごろの次回の予定、経審のP点に主観点を足す「総評定点」の計算がわかります。

橿原市 令和8年度 建設工事の入札参加資格
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

橿原市は、入札参加資格者名簿への登録を、毎年1月ごろの本申請と、6月から8月の追加申請で受け付けています。令和8年度の本申請の受付は令和8年1月5日から1月30日まで、追加申請は令和8年6月1日から8月31日までで、どちらもインターネット申請に原本の提出を組み合わせる方式でした。工事の一般競争入札では、経審の総合評定値(P点)に市の「主観点」を足し引きした総評定点が、参加資格の判断に使われます。

令和8年度の受付期間と次回の予定

市のページに載っている令和8年度の受付は次のとおりです。どちらも受付は終了しています。

橿原市の令和8年度の受付(市のページより)
申請の種類受付期間市のページの書き方
本申請・再申請令和8年1月5日(月)午前9時から1月30日(金)午後5時まで土日祝日や深夜も入力できる(緊急メンテナンスを除く)。期間外の受付はできない
追加申請令和8年6月1日(月)午前9時から8月31日(月)午後5時まで土日祝日や深夜も入力できる(緊急メンテナンスを除く)。期間外の受付はできない

申請要領と申請書類は、工事、コンサル、役務、物品の4分野ごとに分かれています。建設工事の申請は、このうち工事の要領を使います。申請はインターネットで入力し、その後に印刷した書面と、紙で出す必要がある書類を郵送または持参します。インターネット申請の専用ページにアクセスできるのは受付期間内だけです。

次回については、市のページ(2026年10月2日更新)に、県内本店業者は令和9年度分、県外本店業者は令和9・10年度分の申請について、令和8年12月上旬ごろに詳細を載せると書かれています。同じページの表では、本申請の次回受付の予定は令和9年1月、追加申請の次回の予定は令和9年6月1日から8月31日です。日程は予定の位置づけなので、申請の前に市のページで確かめてください。

橿原市は、県内本店業者と県外本店業者で、有効期間の終わりが別の年度に来るようにしています。自社がどちらの業者分類に入るかで、申請する年度と有効期間が変わります。表の読み方は市のページの注記も合わせて確かめてください。

本申請・再申請・追加申請の違い

橿原市の申請は、市のページで次の3つに分けられています。

  • 本申請:入札参加資格者名簿に登録するために行います。
  • 再申請:名簿に登録している人が、登録している業種などを追加・変更するために行います(削除を除く)。
  • 追加申請:名簿に登録していない人が、登録するために行います。

建設業の新規許可を取った直後など、本申請の時期に間に合わなかった人は、追加申請の受付(令和8年度は6月から8月末)が入口になります。追加申請の名簿は、掲載日ごとの時点のものが公開されています。

P点に主観点を足す総評定点

市は、橿原市建設工事等発注規程第7条に基づいて、令和8年度の主観点を公表しています。工事の一般競争入札では、該当する工種の「経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書」の総合評定値(P点)に、一覧の主観点を足し引きした数値を「入札参加資格総評定点」とし、参加資格の要件の一部として判断すると書かれています。

総評定点のしくみ(市のページより)
項目内容
総評定点経審の総合評定値(P点)+主観点(足し引き)
主観点は必ず加減する主観点は必ず足し引きしなければならない。一覧に載っていない人は、主観点の加減がない人
工種ごとの付き方土木工事と建築工事は、建設工事の許可ごとに付く。一覧に水道工事5点と載っていれば、載っていなくても土木工事、PC工事、グラウト工事に5点が付く(市の例)
対象と有効期間令和8年4月14日以降に公告する建設工事が対象で、次年度の一覧が公表されるまで有効

主観点の一覧は、市のページに「令和8年度主観点一覧」のPDFとして載っています。自社の主観点は、入札に参加したい工種ごとにこの一覧で確かめます。経審の通知書の見方は『経営規模等評価結果通知書の見方』にあります。

主観点の算定基準(工事成績と指名停止)

市の「総評定点(主観点)の算定基準」(令和4年4月1日から)は、経審の総合評定値を基に、次の2つで加点・減点すると書かれています。

主観点の算定基準(市のPDFより)
項目内容
工事成績評定工種ごとに、前年度と前々年度の2年間の工事竣工検査の点数の平均点(小数点以下は切り捨て)を使う。65点以上は(平均点−65)×1点、65点未満は(平均点−65)×2点。上限は35点、下限は−130点
指名停止措置の有無前年度(措置の開始日が基準)に入札参加資格停止の措置を受けた場合、その年度の停止期間の合計が1か月につき−7点。下限は−168点(24か月以上)で、1か月未満は切り捨て

たとえば工種の平均点が70点なら、(70−65)×1で5点の加点です。平均点が63点なら、(63−65)×2で−4点の減点になります。市の発注工事で工事成績が付いた実績がない人の扱いは、この基準の本文には書かれていないため、市の主観点一覧と契約検査課の案内で確かめてください。

名簿の公開と、登録後に確かめること

  • 令和8年度の入札参加資格者名簿(建設工事)は、市のページにPDFで載っています。本申請・再申請の名簿は令和8年3月19日時点の登載者で、その後の変更届などで現在と一部異なる場合があります。
  • 名簿の掲載日以降に公告する入札への参加の可否は、この名簿によると書かれています。
  • 入札参加資格の停止情報は、市の別のページで公表されています。
  • 名簿のページには、「入札参加資格者名簿登録情報変更届」の提出などで、掲載後に内容が変わることがあると書かれています。

市の入札参加資格を取っても、国の工事の資格は別です。国の入札参加資格を一元受付で申請する場合は、『インターネット一元受付の参加機関』で参加機関かどうかを確かめられます。経審の点数と入札の格付けの関係は『経審のP点と入札の格付け』で整理しています。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。総評定点のうちP点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

確認日:2026年10月24日。受付期間や提出書類は市が変更することがあるため、申請の前に市の契約検査課のページで最新の案内を確かめてください。正式な資格の登録は、市の審査によります。

次に知りたいこと

まとめ

  • 令和8年度の本申請は令和8年1月5日から1月30日、追加申請は令和8年6月1日から8月31日。次回は令和9年1月ごろの予定で、詳細は令和8年12月上旬ごろに載る。
  • 申請はインターネット入力に、紙で出す書類を組み合わせる。工事、コンサル、役務、物品で申請要領が分かれる。
  • 工事の一般競争入札では、経審のP点に主観点を足し引きした総評定点が参加資格の判断に使われる。
  • 主観点は、工種ごとの工事成績(平均点が65点より上なら1点ずつ加点、下なら2点ずつ減点)と、指名停止(1か月につき−7点)で決まる。

よくある質問

橿原市の令和8年度の本申請は、いつ受け付けましたか?
令和8年1月5日(月)午前9時から1月30日(金)午後5時までです。土日祝日や深夜も入力できましたが、期間外の受付はできません。インターネット申請に加えて、原本での提出が必要な書類もありました。
橿原市の追加申請とは何ですか?いつ受け付けましたか?
入札参加資格者名簿に登録していない人が、登録するために行う申請です。令和8年度は令和8年6月1日(月)午前9時から8月31日(月)午後5時までの受付でした。
橿原市の次回の申請は、いつ始まりますか?
市のページでは、本申請の次回受付は令和9年1月の予定、追加申請は令和9年6月1日から8月31日の予定です。県内本店業者は令和9年度分、県外本店業者は令和9・10年度分の詳細を、令和8年12月上旬ごろに載せるとされています。
橿原市の「総評定点」とは何ですか?
工事の一般競争入札で、経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の総合評定値(P点)に、市の主観点を足し引きした数値です。入札参加資格の要件の一部として判断され、主観点は必ず足し引きしなければなりません。
橿原市の主観点は、どのように決まりますか?
工種ごとに、前年度と前々年度の工事成績の平均点が65点以上なら(平均点−65)×1点、65点未満なら(平均点−65)×2点で、上限35点・下限−130点です。前年度に入札参加資格停止を受けた場合は、停止1か月につき−7点(下限−168点)が加わります。

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