受審後の実務

掛川市の工事の入札参加資格と経審|随時受付なし・令和7・8年度の受付実績・市内と市外の提出書類

掛川市の工事の入札参加資格について、随時受付がないこと、令和7・8年度の定期受付の日程と2年間の有効期間、経審の通知書に求められる条件、社会保険の欄が「無」のときの書類、市内業者と市外業者の提出書類を、市の告示から整理します。

掛川市告示第90号(令和6年12月2日)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

掛川市は、競争入札参加資格審査の随時受付をしていません。令和7・8年度の工事の受付は、令和7年1月14日から2月7日まででした。次の受付は、例年12月に市のホームページで知らせると、市の名簿のページに書かれています。

この記事は、掛川市告示第90号(令和6年12月2日)と、入札参加資格者名簿のページを原文で確認してまとめます。令和9年度以降の日程は、確認した資料に載っていないため書きません。経審の有効期間の考え方は経審の有効期間の考え方で確認できます。

受付の時期と有効期間

告示では、建設工事の市内業者、市外業者、測量・建設コンサルタント等、物品等の4つの区分が、同じ期間に受け付けられています。

掛川市の令和7・8年度の受付(告示第90号)
区分受付の期間有効期間
建設工事(市内業者)令和7年1月14日から2月7日まで2年間(令和7年度及び令和8年度)
建設工事(市外業者)令和7年1月14日から2月7日まで同上
掛川市では、競争入札参加資格審査申請の随時受付を行っていません。名簿のページには、次回の申請受付は例年12月にホームページで知らせると書かれています。

名簿のページでは、令和8年度分の資格の有効期間を、令和8年4月1日から令和9年3月31日までと示しています。審査の結果、資格があると認められた場合の通知はなく、資格がないと認められた場合にだけ連絡が来ます。資格がある者は、入札参加資格者名簿に載せて公表されます。

入札に参加できる者の条件

工事の入札に参加する者は、次のすべてに当たることが求められます。

  1. 地方自治法施行令第167条の4の第1項各号と第2項各号のどれにも当たらないこと
  2. 市税を滞納していないこと
  3. 消費税及び地方消費税を滞納していないこと
  4. 申請書類(変更の届出を含む)に、うその記載をした者でないこと
  5. 登録したい工種の建設業の許可を受け、有効で最新の経営事項審査を受けて、経営規模等評価結果通知書と総合評定値通知書の通知を受けていること
  6. その通知書の完成工事高の「年平均」の欄に、登録したい工種の完成工事高が計上されていること
事業協同組合などの中小企業等協同組合は、登録したい種目に対応する業種について、定款に共同受注の定めがあることも求められます。

最後の2つが経審に関わる条件です。許可があっても、通知書の年平均の欄にその工種の完成工事高が載っていなければ、その工種では登録できません。通知書の見方は経審の結果通知書の見方で確認できます。

経審の通知書と社会保険の書類

出す通知書は、審査基準日が申請日の前1年7か月以内の、最も新しいものです。通知書の「健康保険加入の有無」「厚生年金保険加入の有無」「雇用保険加入の有無」の欄に「無」がある場合は、加入を証する書類の写しも出します。

通知書の欄が「無」のときに出す書類(告示の別表)
「無」の欄出す書類
健康保険・厚生年金保険直近1か月分の領収書の写しと、社会保険料納入証明書の写し、または新規適用届の写し。建設国保の加入者は、厚生年金保険の領収書の写し
雇用保険労働保険概算・確定保険料申告書の控の写しと、直近の雇用保険料の領収書の写し。労働保険事務組合の加入者は、期別納付額が書かれた納入通知書の写し

審査基準日のあとに適用除外になった場合は、適用除外に関する誓約書(指定様式)を出します。この告示は令和6年12月2日付です。次回の告示で扱いが変わることがあるため、次回の受付が始まったら最新の告示で確かめてください。

市内業者と市外業者の提出書類

市内業者は本社が掛川市内にある建設業者、市外業者は本社が市外にある建設業者です。提出書類の数は、告示では市内業者が17項目、市外業者が14項目です。

建設工事の主な提出書類(告示第90号)
書類市内市外注意点
申請書(建設工事)○○標準様式を使う場合は、様式1と様式2-1
営業所一覧表―○様式④。標準様式の場合は様式2-2
工事経歴書○○任意様式。直前1年間の完成工事高のおおむね7割超を、業種区分ごとに書く
技術者一覧表○○任意様式。氏名と資格などが分かるもの
経営事項審査結果通知書の写し○○審査基準日が申請日の前1年7か月以内の最も新しいもの
登記事項証明書(個人は代表者の身分証明書)○○申請日の3か月以内。写し可
委任状―支店等に委任する場合任意様式
使用印鑑届・印鑑証明書○○印鑑証明書は申請日の3か月以内。写し可
消費税及び地方消費税の納税証明書○○その1、その3、その3の2、その3の3のいずれか。申請日の3か月以内で、直前1年間に未納の税額がないことの証明
掛川市市税完納証明書○市内に支店等がある場合指定様式
格付加点項目確認書○―土木一式工事と管工事だけ
誓約書○○指定様式

取得している場合に出す書類として、ISO9001とISO14001の登録証の写し、エコアクション21の登録証の写し、消防団協力事業所表示証の写しもあります。これらは市内業者の欄に並んでいる書類です。技術者の数え方は技術職員数値の基本で確認できます。

綴じ方・提出先・電子入札

提出は持参か郵送で、部数は1部です。書類は、A4判の紙製フラットファイルの留め具を全部外し、穴にひもを通して綴じます。告示の表の順番に綴じ、背表紙に会社名を書きます。

提出先は、〒436-8650 掛川市長谷一丁目1番地の1 掛川市役所4階の、総務部行政課契約検査係です。

建設工事の入札は、原則として電子入札で行われます。静岡県共同利用電子入札システムの利用者登録番号(掛川市登録番号)をまだ持っていない場合は、民間認証会社でICカードを取得し、システム利用届を行政課に出して、番号の交付を受けます。令和7・8年度の分では、利用届は申請書と同時に令和7年1月14日から受け付けられ、番号の交付は令和7年3月下旬以降でした。

入札のランクと経審の点数の関係は経審のP点と入札ランクの関係で確認できます。

確認した一次資料

まとめ

  1. 掛川市は随時受付をしておらず、令和7・8年度の工事の受付は令和7年1月14日から2月7日まで。有効期間は2年間。
  2. 次の受付は、例年12月に市のホームページで知らせる。令和9年度以降の日程は、確認した資料には載っていない。
  3. 経審の通知書は、審査基準日が申請日の前1年7か月以内で、登録したい工種の年平均の完成工事高が載っていることが条件。
  4. 社会保険の欄が「無」なら、加入を証する書類を出す。提出書類は市内業者が17項目、市外業者が14項目で、持参か郵送。

予定や条件は変わることがあるため、最新の市のページで確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。

手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。

よくある質問

掛川市の工事の入札参加資格は、随時受付ですか?
随時受付は行っていません。令和7・8年度の工事の受付は、令和7年1月14日から2月7日まででした。次回の受付は、例年12月に市のホームページで知らせると、名簿のページに書かれています。
掛川市の入札参加資格の有効期間は、何年ですか?
令和7・8年度の分は、2年間(令和7年度及び令和8年度)です。名簿のページでは、令和8年度分の有効期間を令和8年4月1日から令和9年3月31日までと示しています。
掛川市の申請に出す経営事項審査の通知書に、決まりはありますか?
審査基準日が申請日の前1年7か月以内の、最も新しいものを出します。登録したい工種について、通知書の完成工事高の年平均の欄に、完成工事高が計上されている必要があります。
経審の通知書の社会保険の欄に「無」があるときは、どうしますか?
加入を証する書類の写しを出します。健康保険と厚生年金保険は直近1か月分の領収書の写しなど、雇用保険は保険料申告書の控の写しなどです。審査基準日のあとに適用除外になった場合は、誓約書を出します。
掛川市の市内業者と市外業者で、提出書類はどう違いますか?
市内業者は17項目、市外業者は14項目です。市外業者は営業所一覧表が加わり、委任状は支店等に委任する場合に出します。格付加点項目確認書は市内業者の土木一式工事と管工事だけです。

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