静岡県の建設工事の入札参加資格と経審の結果の使い方|総合点数・格付4業種・令和9・10年度定期申請
静岡県の建設工事の入札参加資格で、経審の総合評定値が総合点数と格付にどう使われるか、格付を行う土木一式・建築一式・電気・管の等級の点数、有効な経審の審査基準日、令和9・10年度定期申請の予定日と新しい加点項目を、県の公式資料から整理します。
静岡県 建設工事の入札参加資格(令和7・8年度の格付、令和9・10年度の定期申請)静岡県は、建設工事の入札参加資格で、土木一式・建築一式・電気・管の4業種だけを格付します。格付に使うのは、経審の総合評定値に県の加点を加えた「総合点数」です。令和9・10年度の定期申請は、電子申請が2026年11月11日から12月23日までの予定で、申請方法の詳細は10月下旬に県のホームページで知らされる予定です。
この記事は、県の「入札参加資格申請・変更手続き」のページ、令和9・10年度定期申請概要、令和7・8年度の格付表を原文で確認し、経審に関わる部分を整理します。格付表は令和7・8年度のもので、令和9・10年度の点数は確認できませんでした。
総合点数と経審の結果
- 格付を行うのは、土木一式、建築一式、電気、管の4業種だけ
- 申請しようとする業種について、原則として、審査基準日(決算日)が2025年6月1日以降の経審を受け、2026年12月31日までに総合評定値通知書が発行されていることが要件(令和9・10年度)
- 審査基準日が2025年6月1日以降の通知書が複数あるときは、最新のものを有効として総合点数の算出に使う
- 総合点数には、経審の結果に記載された建設機械の台数、ISO9000、ISO14001・エコアクション21、県が確認する小規模修繕業務委託の受注状況などが加点される
P点と入札ランクの一般的な関係はP点と入札ランクの関係で説明しています。入札ランク目安ツールは目安であり、静岡県の格付を決めるものではありません。
格付の点数(令和7・8年度)
県が公表している令和7・8年度の格付表です。土木一式と建築一式は、総合点数に加えて、等級ごとに1級の技術者数の条件が付いています。表は4業種の等級の点数を示しており、技術者数は「1級」の人数として表に載っています。
| 業種 | 等級と総合点数 |
|---|---|
| 土木一式 | A:1,235以上(1級技術者5人以上)/B:1,025以上1,234以下(同2人以上)/C:785以上1,024以下(同1人以上)/D:784以下 |
| 建築一式 | A:1,040以上(1級技術者2人以上)/B:850以上1,039以下(同1人以上)/C:715以上849以下/D:714以下 |
| 電気 | A:905以上/B:745以上904以下/C:744以下 |
| 管 | A:860以上/B:745以上859以下/C:744以下 |
格付表は、列の位置から読み取った内容を表にしています。技術者数の条件の細かい適用は、県の格付表と「建設工事競争入札参加者の格付及び選定要領」で確認してください。
令和9・10年度の変更点
令和7・8年度の定期申請と比べた、令和9・10年度の変更点は次のとおりです。
- 「インターカルチュラル賛同事業所」の認証を2026年12月31日までに受けた企業に、総合点数で3点を加点する(土木一式・建築一式・電気・管の4業種)。認証書の提出は不要で、県が認証企業名簿から確認する
- 建設機械の台数は、経審の結果通知書の記載で加点する。契約書や検査記録の提出は不要。2026年7月1日以降の経審で新しく加点対象になった「不整地運搬車」と「アスファルト・フィニッシャ」も、台数の加点対象になる
- ISO9000、ISO14001・エコアクション21は、経審の結果の記載で加点するため、認証書の提出は不要
- 経審の後に取得した建設機械や認証を申請するときは、従来の確認書類の提出も選べる
- 小規模修繕業務委託は、県が受注状況を確認して加点するため、契約書の写しの提出は不要(今回の定期申請に限り、従来の方法を選べる特例あり)
- 電子申請に、納税証明書などの添付書類を電子ファイル(総容量20MB)で添付すれば、郵送に代えられる
申請の予定日と随時受付
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電子申請(予定) | 2026年11月11日から12月23日まで。予備日は2027年1月21日と22日 |
| 紙申請(予定) | 県庁別館9階の会場で、2027年1月18日から20日まで。事前予約制 |
| 認定の通知 | 県のホームページに載せる入札参加資格者名簿への登載をもって、資格認定の通知に代える。通知書は発送しない |
| 令和7・8年度の随時受付 | 毎月受け付け。電子申請の入力期限は毎月10日まで。郵送書類は、受理通知メールを送った日の翌日から7日以内に県庁に必着。審査基準日が申請日の前1年7か月以内の経審が必要 |
電子申請ができない場合は、紙申請になります。経常建設共同企業体、事業協同組合、合併などに伴う申請、申請内容の変更は、電子申請ではなく紙申請です。
この記事で確認できなかった点
- 令和9・10年度の格付の点数。県は申請方法などの詳細を10月下旬に知らせるとしており、令和9・10年度の格付表は見つかりませんでした。
- 総合点数に足す各項目の点数。この記事では、加点の対象を載せています。
- 土木一式・建築一式の技術者数の条件の細かい数え方。
- 入札ごとの参加条件。入札公告で確認してください。
確認した一次資料
- 静岡県「令和9・10年度定期申請概要」要件、格付する4業種、有効な経審、申請の予定日、変更点(2026-10-09確認)
- 静岡県「令和7・8年度建設工事入札参加資格等級の格付」土木一式・建築一式・電気・管の等級の点数(2026-10-09確認)
- 静岡県「建設工事入札参加資格総合点数へのインターカルチュラル賛同事業所の加点について」3点の加点、対象業種、提出資料の要否(2026-10-09確認)
- 静岡県「令和7・8年度建設工事・土木施設維持管理業務随時受付(電子申請)」随時受付の期限、経審の審査基準日の条件(2026-10-09確認)
- 静岡県「入札参加資格申請・変更手続き」建設工事の申請案内の一覧ページ(上の資料への入口。2026-10-09確認)
この記事は、静岡県の公開資料を整理したものです。申請の可否や個別の判断は、県の最新の案内と審査結果が優先されます。静岡市の入札参加資格は静岡市の入札参加資格と経審、浜松市は浜松市の入札参加資格と経審で説明しています。
まとめ
- 県が格付するのは土木一式・建築一式・電気・管の4業種で、経審の総合評定値に県の加点を足した総合点数を使う。
- 令和9・10年度の定期申請では、審査基準日が2025年6月1日以降で、2026年12月31日までに通知書が出た最新の経審が有効。
- 電子申請は2026年11月11日から12月23日までの予定。詳細は10月下旬に県のホームページで知らされる。
- 令和7・8年度の土木一式のAは1,235点以上(1級技術者5人以上)。令和9・10年度の点数は確認できていない。
よくある質問
- 静岡県で格付される業種は、どれですか?
- 土木一式、建築一式、電気、管の4業種だけです。
- 静岡県の定期申請に使える経審は、いつのものですか?
- 令和9・10年度は、審査基準日が2025年6月1日以降で、2026年12月31日までに総合評定値通知書が発行された最新のものです。
- 静岡県の土木一式のAは、何点からですか?
- 令和7・8年度の格付表では、総合点数1,235以上で、1級技術者5人以上がAです。令和9・10年度の点数は確認できていません。
- 静岡県の令和9・10年度の電子申請は、いつですか?
- 2026年11月11日から12月23日までの予定です。詳細は10月下旬に県のホームページで知らされる予定です。
- 静岡県の令和9・10年度で、新しく加点されるものは何ですか?
- インターカルチュラル賛同事業所の認証を受けた企業に3点が加点されます。不整地運搬車とアスファルト・フィニッシャも、建設機械の台数の加点対象になります。
公開日: 2026-10-09
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