受審後の実務

諫早市の工事の入札参加資格|令和9・10年度の電子申請と、県内業者のシステム利用料

諫早市(長崎県)の建設工事の入札参加資格について、令和9・10年度の受付期間と電子申請のやり方を整理します。県内・県外業者のシステム利用料、経審の総合評定値の条件、有効期間も、市の公式ページと提出要項で確かめた内容です。

諫早市「令和9・10年度入札参加資格審査申請の受付」・「提出要項【共通】」・「諫早市建設工事請負業者選定基準等」
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

諫早市の令和9・10年度の入札参加資格は、令和8年10月19日から11月30日までの受付で、申請はインターネットの電子申請だけです。紙では受け付けられません。市外に本店がある業者には、1申請あたり1,980円(税込)のシステム利用料がかかります。

市の受付ページと提出要項、選定基準のPDFを、2026年10月26日に確認しました。日程や料金は市の最新の案内が優先されます。申請の前に、市のページで確かめてください。長崎県の扱いは長崎県の入札参加資格と経審にあります。

受付期間・申請方法・有効期間

提出要項(共通)には、建設工事を含む次の内容が書かれています。

諫早市の令和9・10年度の受付(提出要項の記載)
項目内容
申請期間令和8年10月19日(月)〜11月30日(月)。期間後は受け付けできない
申請方法インターネットを利用した電子申請(紙での申請はできない)
提出書類すべて電子データ化し、専用の申請サイトにアップロードする
有効期間令和9年4月1日〜令和11年3月31日

申請書や添付書類の様式は、市のホームページに建設工事用が載っています。押印が必要な書類は、一度紙に出力して押印してから、PDFにして提出します。

建設工事の有効期間は、経審の審査基準日から1年7か月を過ぎると請け負えなくなります。要項には、この点が有効期間の但し書きとして書かれています。期間の数え方は経審の有効期間と審査基準日の逆算で確かめられます。

システム利用料がかかる業者とかからない業者

今回の申請から、県内業者・県外業者が申請するときに、システム利用料が必要になったと、市のページに書かれています。

諫早市の業者区分とシステム利用料(市の受付ページの記載)
区分対象利用料
市内業者市内に本店・本社を有する業者無料
準市内業者市内に支店・営業所等を有する業者無料
県内業者県内(諫早市外)に本店・本社を有する業者1申請あたり1,980円(税込)
県外業者県外に本店・本社を有する業者1申請あたり1,980円(税込)

利用料は、申請する区分ごと(建設工事、建設コンサルタント、物品・役務)に必要です。市のページの例では、建設工事と物品・役務の2つを申請すると3,960円(税込)です。変更申請には利用料がかかりません。

お支払いは、決済申込の完了から7日以内、または申請期間の終了日のいずれか早い方までに済ませる必要があります。入金が確認されてから申請が受け付けられます。区分を間違えたり、不備で却下されたりした場合は、支払った利用料は返金できないと、提出要項に書かれています。

建設工事の準市内業者は、市内での営業年数や一定人数以上の雇用などの条件で、「第1種準市内業者」と「第2種準市内業者」に分かれます。条件の詳しい内容は提出要項と選定基準で確かめてください。

申請者の資格要件と、経審の使われ方

提出要項の「申請者の資格要件」のうち、建設工事に関わるものは次のとおりです。

  1. 地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しない者
  2. 諫早市税等を滞納していない者
  3. 諫早市暴力団排除条例第2条の規定による暴力団等に該当しない者
  4. 建設業法第3条第1項の規定による許可を受けている者
  5. 入札に参加しようとする工種について、経営事項審査を受け、総合評定値(P)の通知を受けている者
参加したい工種ごとに、経審の総合評定値(P)の通知が必要です。許可を持っていても、その工種で経審を受けていなければ、要件を満たしません。

格付の仕組みは、市の建設工事請負業者選定基準に書かれています。経営に関する客観的事項の審査は、経審の項目と基準を定めた国土交通省の告示(平成20年国土交通省告示第85号)に基づく審査結果で行い、これに主観的事項の審査結果を加味して等級を格付けする、という形です。通知書の読み方は経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の見方にまとめています。

主観的事項には、市が評定した工事成績の平均による加減点(60点未満はマイナス40点、80点以上はプラス40点など)があります。このうち、長崎県の表彰を受けた場合の加点など一部の項目は、市内業者のみに適用されると選定基準に書かれています。市外の業者は、客観的事項(経審)の結果が格付の中心になります。

自社の経審の点数から入札ランクの目安を知りたいときは、入札ランク試算ツールを使えます。市の格付は市の基準で決まるので、試算は目安にとどめます。近隣の市の扱いは、佐世保市、大村市のガイドや、自治体別の入札参加資格と経審の一覧から選べます。

確認した一次資料

この記事は、市の受付ページと提出要項、選定基準に書かれている範囲の説明です。様式そのものは載せていません。様式と最新の要件は諫早市の公開するものが優先され、個別の可否は審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 諫早市の令和9・10年度は、令和8年10月19日〜11月30日の受付で、申請は電子申請のみ。有効期間は令和9年4月1日から2か年。
  2. 県内(市外)・県外の業者は区分ごとに1,980円(税込)のシステム利用料が必要。市内・準市内業者は無料で、変更申請は誰でも無料。
  3. 参加したい工種ごとに経審の総合評定値(P)の通知が必要。審査基準日から1年7か月を過ぎると請け負えなくなる。

よくある質問

諫早市の令和9・10年度の入札参加資格は、いつ受け付けますか?
令和8年10月19日(月)から11月30日(月)までです。期間後は受け付けできないと、提出要項に書かれています。
諫早市の入札参加資格は、紙で申請できますか?
できません。インターネットを利用した電子申請のみで、申請書と添付書類はすべて電子データにして専用サイトにアップロードします。
諫早市の入札参加資格の申請に、費用はかかりますか?
市内に本店がある業者と、市内に支店・営業所がある業者は無料です。県内(市外)・県外に本店がある業者は、区分ごとに1申請あたり1,980円(税込)かかります。変更申請は無料です。
諫早市の建設工事で、経審は必要ですか?
必要です。入札に参加したい工種について経営事項審査を受け、総合評定値(P)の通知を受けていることが、資格要件に挙げられています。
諫早市の入札参加資格の有効期間は、いつまでですか?
令和9年4月1日から令和11年3月31日までです。ただし建設工事は、最新の経審の審査基準日から1年7か月を過ぎると、公共工事を請け負えなくなります。

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