受審後の実務

大村市の入札参加資格|令和9・10年度の受付は12月18日まで・窓口か郵送で提出

長崎県大村市の建設工事の入札参加資格(令和9・10年度の定期申請)について、受付期間、電子申請システムで書類を作ってから窓口か郵送で出す流れ、経営事項審査の通知書の条件、主な添付書類を、市の公式ページと提出要領から整理します。

大村市 入札参加資格審査申請(定期申請・資格の有効期間2年)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

大村市の令和9・10年度の入札参加資格は、令和8年11月2日から12月18日までの定期申請で受け付けます。申請書は市の電子申請システムで作り、印刷して添付書類とあわせて窓口に持参するか郵送します。メールでは受け付けません。

国の一元受付と違い、申請書を画面上で送って終わりではなく、紙の提出が必要です。建設工事を希望する場合は、経営事項審査の通知書の写しも出します。2026年10月22日に確認した内容で、日程や様式は市の更新で変わることがあります。最新の案内は大村市「令和9・10年度入札参加資格審査申請(定期申請)受け付け」で確かめてください。

受付期間と資格の有効期間

大村市の定期申請(市のページと提出要領から)
項目内容
対象業種建設工事、コンサルタント業務、業務委託、物品など
受付期間令和8年11月2日(月)から12月18日(金)まで(土曜日、日曜日、祝日を除く)
提出方法窓口に持参、または郵送(メールは不可)
窓口の受付時間8時30分から正午、13時から17時15分
資格の有効期間令和9年4月1日から令和11年3月31日まで
提出先大村市財政部契約課(市役所本館2階)
郵送の場合は、令和8年12月18日の消印まで有効です。返信用に110円切手を貼った定形封筒を同封すると、受付票が返送されます。

建設工事に限った別日程はなく、工事、コンサルタント、業務委託、物品が同じ受付期間です。

申請の流れ(電子申請システムと紙の提出)

提出要領では、申請書は大村市の入札参加資格審査電子申請システムで作るよう定めています。システムに入力した情報が入札参加資格者名簿に登録されるため、様式のある書類はシステムから印刷したものを出します。

  1. 電子申請システムで必要事項を入力し、「メインメニュー」の「申請」ボタンを押す(状態が「申請中」になる)。
  2. 「申請書様式出力」画面から、様式のある書類を印刷する。
  3. 印刷した書類と、様式のない添付書類を契約課へ持参または郵送する。
これまでの登録の有無による違い(提出要領から)
区分ログインの方法
令和8年度の名簿に登録済みの業者受付の開始前(10月中旬ごろ)に、市からシステムのIDとパスワードが郵送される。現在の登録内容が表示されるので、更新して申請する
新規に申請する業者システムの申請画面で「新規利用申請」を選び、必要事項を登録する。市が内容を確認し、IDとパスワードをメールで知らせる
申請後に内容を直すときは、「申請取下げ」ボタンを押して状態が「入力作業中」に戻ったことを確かめてから修正します。修正後は再度「申請」を押し、印刷した書類も最新のものに差し替えます。

業務委託は、登録する業務の種類が変更されています。業務委託以外の業種で登録する業者も、請け負いたい業務が業務委託に当たらないかを確かめるよう、提出要領に注意書きがあります。

建設工事の資格要件

全業種に共通する要件として、地方自治法施行令第167条の4第1項に当たらないこと、市が指定する税に滞納がないこと、暴力団員などに関する5つの項目に当たらないことが挙げられています。建設工事ではこれに加えて、次の3点が必要です。

  • 建設業法第3条第1項の許可を受けていること。
  • 建設業法第27条の23の規定による経営事項審査を受け、現に建設業を営んでいること。
  • 経審の審査項目のうち「雇用保険加入の有無」「健康保険加入の有無」「厚生年金保険加入の有無」のいずれも「無」に当たらないこと(「無」に当たる項目でも、通知書の交付後に加入した場合を含む)。

社会保険の加入が経審でどう見られるかは経審で社会保険に未加入のときの影響にまとめています。

経審の通知書と主な添付書類

建設工事の申請には、経営事項審査結果通知書(または経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書)の写しが必要です。提出要領は、審査基準日が令和7年7月1日から令和8年6月30日までのものと指定しています。

この期間の通知書を12月18日までに用意できないときは、契約課に連絡するよう提出要領に書かれています。決算後の経審が間に合うか不安な場合は、早めに問い合わせると安全です。
主な提出書類(◯は必要、△は該当すれば必要、×は不要。提出要領の区分から抜粋)
書類市内・準市内の業者市外の業者
入札参加資格審査申請書、使用印鑑届◯◯
納税証明書(法人はその3の3、個人はその3の2。申請日から3か月以内)◯◯
登記事項証明書(法人)または身分(元)証明書(個人)◯◯
経営事項審査結果通知書などの写し◯◯
希望業種別調書(工事)◯◯
工事経歴書、技術職員名簿(経審の際に提出したものの写し)◯×
建設業許可証または証明書の写し◯△(長崎県内に本社または委任先の支店等がある場合のみ)
大村市税納付状況確認同意書◯×

納税証明書は国税の請求で、市はe-Taxのオンライン請求が便利と案内しています。その3の2とその3の3の違いは入札参加資格で出す納税証明書の種類で説明しています。通知書のどこを見て書類を整えるかは経審の結果通知書の見方が参考になります。

市内業者には、工事の種類ごとの市内業者用技術職員名簿、監理技術者名簿、専任技術者証明書も必要です。技術者の雇用を示す書類は、雇用保険の被保険者台帳や、健康保険・厚生年金保険の標準報酬月額決定通知書などのうち、いずれかを出します。

主観点チェックリストの期限

土木一式工事、建築一式工事、電気工事、管工事、舗装工事、造園工事、水道施設工事を市内業者が希望し、チェックリストに該当する場合は、必要書類を添えて主観点チェックリストを出します。

  • 様式は、令和8年12月1日(火)に市のホームページに掲載される予定です。
  • この様式の受付期限は、令和9年2月26日(消印有効)で、定期申請の受付期間より遅く設定されています。

ほかの書類は12月18日までに出す必要があるため、期限を混同しないようにします。

この記事で確認していない点

  • 等級(ランク)の区分や点数の基準(提出要領には載っていません)。
  • 市内業者・準市内業者の要件の詳細(共通様式9の中身)。
  • 入札ごとの参加条件(案件ごとの公告で決まる)。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。ここで見た格付の点数のうち、経審のP点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 受付は令和8年11月2日から12月18日まで。資格の有効期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日。
  2. 申請書は電子申請システムで作り、印刷して窓口か郵送で出す。メールは不可で、郵送は12月18日の消印まで有効。
  3. 建設工事は、審査基準日が令和7年7月1日から令和8年6月30日の経審の通知書の写しが必要。
  4. 市内業者向けの主観点チェックリストは、令和9年2月26日(消印有効)まで。

長崎県内の自治体は、長崎市の入札参加資格や佐世保市の入札参加資格で説明しています。県の全体は長崎県の入札参加資格と経審、自治体を並べて探すときは地域別の入札参加資格の一覧が使えます。

よくある質問

大村市の建設工事の入札参加資格は、いつまで申請できますか?
令和8年11月2日から12月18日までの定期申請で受け付けます。土曜日、日曜日、祝日は除きます。資格の有効期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日までで、日程は市の更新で変わることがあります。
大村市の入札参加資格は、メールや電子申請だけで出せますか?
出せません。電子申請システムで申請書を作って印刷し、添付書類とあわせて契約課の窓口に持参するか郵送します。メールでの提出は受け付けないと市が案内しています。郵送は12月18日の消印まで有効です。
大村市の申請では、経審の通知書はいつのものが必要ですか?
審査基準日が令和7年7月1日から令和8年6月30日までの結果通知書の写しです。この期間の通知書を提出期間までに用意できない場合は、契約課に連絡するよう提出要領に書かれています。
大村市の申請で、市外の業者が出す書類は市内の業者と違いますか?
違います。工事経歴書と技術職員名簿、大村市税納付状況確認同意書は市内・準市内の業者のみ必要で、市外の業者は不要です。建設業許可証の写しは、長崎県内に本社または委任先の支店等がある場合に限り提出します。
大村市の主観点チェックリストはいつまでに出しますか?
令和9年2月26日(消印有効)までです。市内業者が土木一式工事や建築一式工事などを希望し、チェックリストに該当する場合に出します。様式は令和8年12月1日に市のホームページへ掲載される予定です。

P点から国交省・関東地方整備局の等級目安を確認(無料・登録不要):入札参加資格ランクの目安計算を使う

他の都道府県・政令指定都市のガイドを探す(地域別ガイド一覧)

事業者ご自身が入力する概算の試算です。申請の代行・作成支援や個別相談は行っていません。正式な評点は登録経営状況分析機関・審査行政庁の審査結果が優先します。算定方法・出典・免責