受審後の実務

大阪府池田市の建設工事の入札参加資格申請|令和9・10年度の受付予定・経審の使い方・格付の等級

大阪府池田市の建設工事の入札参加資格について、令和9・10年度の受付予定、申請に必要な経審、格付に使う点数と等級の境目を、市の公表資料から整理します。

池田市 令和9・10年度 入札参加資格審査申請(予定)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

池田市の令和9・10年度の入札参加資格審査申請は、オンライン申請の受付が令和8年(2026年)11月初旬頃から12月中旬頃になる予定です。建設工事の申請には、経営事項審査(経審)を受けていることが資格要件になっています。

申請先は池田市総務部契約検査課です。市のページは2026年9月15日の更新時点で「日程は確定次第お知らせする」としており、予定は変わることがあります。申請の前に、池田市の令和9・10年度の受付のページで最新の案内を確かめてください。

大阪府の池田市です。北海道の池田町や福井県の池田町とは別の自治体です。

令和9・10年度の受付予定

市の予定は、申請の方法によって受付期間が違います。

令和9・10年度の受付予定(市のページから。日程は確定次第の案内)
方法受付の予定
オンライン申請令和8年11月初旬頃~12月中旬頃。期間外は申請できない
オンライン申請に伴う一部郵送同じ期間。最終日の当日消印まで有効
紙申請申請要領と書類の配布は12月中旬頃まで。受付は12月中旬頃の1週間程度(最終日の当日消印まで有効)
申請は原則としてオンラインです。オンライン申請でも、一部の書類は郵送が必要です。

オンライン申請では、市の問い合わせ用のメールアドレスの登録と、提出書類のPDFでのアップロードが必須です。入札などの連絡に使うメールアドレスも、原則として登録が必要とされています。オンラインでできない場合は、契約検査課の窓口で申請要領と書類を受け取り、紙で申請します。

郵送先は、〒563-8666 池田市城南1丁目1番1号 池田市総務部 契約検査課です。受付期間の外に届いた郵便物は受け取ってもらえません。

申請に必要な資格要件

池田市入札参加資格審査要綱は、建設工事などの競争入札に参加する者が備える要件を、第2条で定めています。

  • 地方自治法施行令第167条の4第1項に当たらないこと。
  • 営業に免許・許可・登録が必要な場合は、それを受けていること。
  • 引き続き2年以上、その営業を行っていること。市内の支店・営業所などが契約先になる場合は、その営業所などが引き続き2年以上、市内で営業していること。
  • 法人税・事業税・法人市町村民税・固定資産税・消費税及び地方消費税(個人は所得税・事業税・市町村民税など)を完納していること。
  • 建設工事では、建設業法に規定する経営事項審査を受けていること。

建設工事の場合、経審を受けていないと資格要件を満たしません。申請の前に、経審の結果通知書が手元にあるかを確かめます。通知書の読み方は経審の結果通知書の見方、有効期間の数え方は経審の有効期間と逆算で説明しています。

格付に使う経審の点数

池田市は、有資格者の格付を、客観評点と主観評点を足した合計評点で算定します。

格付に使う2つの評点(審査要綱 第6条から)
評点建設工事での中身
客観評点建設業法に規定する経営事項審査の総合評点
主観評点市の「選定格付及び指名基準」が定める、前年度に施工した本市の建設工事の工事成績評点

主観評点は、工事成績評点が「優秀」または「良好」の場合の評点が使われます。格付の算定は、格付が可能な有資格者が対象です。

市内の地域内業者の建設工事の格付は、毎年算定されます。P点が入札のランクにどう結びつくかの一般的な考え方は、P点と入札ランクの関係で説明しています。

格付の等級と点数の境目

建設工事の等級は、工事の種類で数が違います。審査要綱は、土木工事と建築工事をA~Dの4等級、その他の工事をA~Cの3等級としています。

建設工事の等級と合計評点(建設工事等の業者の選定格付及び指名基準 令和8年4月1日適用)
等級建築・土木工事舗装・造園・管・機械器具設置・電気・その他工事
A1,400点以上1,200点以上
B1,100点以上1,400点未満800点以上1,200点未満
C800点以上1,100点未満800点未満
D800点未満(等級なし)

この点数は、経審の総合評点に工事成績の評点を足した合計評点の境目です。経審の総合評点だけで等級が決まるわけではありません。

指名競争入札では、発注する工事の設計金額に対応する等級の有資格者の中から指名するのが基本です。指名基準は、工事成績が優秀または良好な有資格者を優先して指名するとも定めています。設計金額ごとの対応表は市の指名基準に載っていますが、記載が読み取りにくい箇所があるため、この記事では転記しません。市の資料で直接確かめてください。

資格の有効期間・追加申請・変更届

審査要綱が定める有資格者の事務は、次のとおりです。

有資格者の事務(審査要綱から)
事務内容
定期の申請2年に1回、市長が指定する期間に申請する
追加申請定期の申請の期間の末日からおおむね1年が過ぎたとき、市長が別に指定する期間に申請できる
随時の申請市長が特に必要と認めるときに申請できる
有効期間資格が承認された年の4月1日から起算して2年
変更届申請書や提出書類の記載事項に変更があったとき、営業の休止・廃止があったときなど、直ちに書面で提出する

申請をした業者には受付票が交付されます。変更届の様式は、市が入札参加資格審査申請の変更のページで配布しています。変更届には、市の入札参加有資格者名簿に載っている5桁の業者番号を書きます。

市内に新しく支店や営業所を設けた場合は、その営業所が引き続き2年以上営業していることが必要です。

この記事で確認できなかった点

  • 令和9・10年度の正確な受付日と、申請に必要な書類の一覧(市が確定次第の案内としています)。
  • 市内業者・準市内業者などの区分の定義と、区分ごとの扱いの違い。
  • 入札ごとの参加条件(案件ごとの公告で決まります)。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。ここで見た格付の点数のうち、経審のP点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 令和9・10年度の池田市の申請は、オンラインで令和8年11月初旬頃から12月中旬頃の予定。日程は確定次第の案内で、変わることがある。
  2. 建設工事の申請には、経営事項審査を受けていることが資格要件。
  3. 格付は、経審の総合評点と、前年度の市の工事成績評点を足した合計評点で算定する。
  4. 建築・土木は合計評点1,400点以上がA、800点未満がD。有効期間は承認された年の4月1日から2年。

同じ大阪府の近隣では、柏原市が市内・準市内・市外の区分で格付の対象を分けています。柏原市の区分と格付と、門真市の経審総合評点の加算、大東市の令和9年度の受付期間もあわせて確認してください。

よくある質問

池田市の令和9・10年度の入札参加資格審査申請は、いつ受け付けますか?
市の予定では、オンライン申請は令和8年11月初旬頃から12月中旬頃です。日程は確定次第の案内で、変わることがあるため市のページで確認します。
池田市の入札参加資格は、紙でも申請できますか?
できます。申請は原則オンラインですが、オンラインができない場合は契約検査課の窓口で申請要領と書類を受け取り、12月中旬頃の1週間程度の期間に申請します。
池田市の建設工事の入札参加資格に、経営事項審査は必要ですか?
必要です。池田市入札参加資格審査要綱は、建設工事では建設業法に規定する経営事項審査を受けていることを資格要件にしています。
池田市の格付は、経審の点数だけで決まりますか?
決まりません。経審の総合評点に、前年度に施工した市の建設工事の工事成績評点(主観評点)を足した合計評点で算定します。
池田市の建築・土木工事で、A等級になる合計評点はいくつですか?
市の指名基準(令和8年4月1日適用)では、建築・土木工事の合計評点が1,400点以上でA、800点未満でDです。その他の工事はA~Cで、Aは1,200点以上です。

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