受審後の実務

一元受付で納税証明書が不受理になったとき|申請不受理票・再送付の期限(令和9・10年度)

インターネット一元受付で、送信した納税証明書が「不受理」になる条件と、受付票・申請不受理票の扱い、確認の方法を国土交通省の手引きから整理します。

国土交通省の申請書作成の手引き(建設工事)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

インターネット一元受付では、申請書データを送信・確定しても、納税証明書が「受理」されていなければ手続きは完了しません。手引きは、納税証明書が受理されなかった場合の扱いを定めています。この記事では、手引きに書かれている不受理の条件と、不受理になったあとの扱いを順に整理します。

受付期間の途中で「不受理」と表示された場合は、Webに表示される不受理の理由を確認し、改めて納税証明書を送信します。送信の受付は令和9年1月15日(金)までです。この記事は、手引きに書かれている範囲だけを扱います。

手引きに書かれている不受理の条件

手引きの「納税証明書の取扱い」には、不受理になる場合として次の4つが読み取れます。

納税証明書が不受理になる条件(手引きの記載から)
場面手引きの記載
送信していない納税証明書を送信しない場合、送信した申請書データは受理されません。
証明年月日が古い納税証明書その3等は、証明年月日が送信日の3か月前までのものを使います。それより古いものを送ると、審査結果は「不受理」になります。
税目が足りないその3等の様式で、証明の対象となる税の種類が不足している場合は受け付けられません。個人は申告所得税及び復興特別所得税と消費税及び地方消費税、法人は法人税と消費税及び地方消費税が対象です。
証明内容が違うその3等は「未納の税額はありません」という証明内容が記載されている必要があります。県民税や法人事業税の証明は別のもので、対象になりません。

証明年月日が古いために不受理になった場合、手引きは、税務署で納税証明書その3等を改めて取得し、再送付するよう求めています。また、申請状況の画面で状態が「不受理」のときは、不受理の理由を確認して納税証明書の送信をやり直す、と案内しています(別途書類の提出が必要な場合があります)。

個人の納税証明書その2については、手引きは、最新の確定申告書の年分と一致するように取得することを求めています。

納税証明書の種類(その2・その3の違い)と取得の手数料は納税証明書その2・その3の違いで説明しています。

受理されたかどうかの確認方法

審査結果は、申請案内ホームページにログインし、「申請状況」の納税証明書の状態で確認します。ログインに使うパスワードは「ユーザID・パスワード通知書」に記載されているため、通知書が届いてから確認します。

  • 送信した翌日以降に確認します。手引きは、目安として送信の2、3日後にWeb画面で審査結果を確認できるとしています。
  • ヘルプデスクへの、審査状況の問い合わせ(正しく受信できているか、審査しているかなど)は受け付けられません。Webで確認します。
納税証明書の結果は、送信の2、3日後にWebの申請状況で確認します。受付期間の最終日に送ると、結果を見てから送り直す時間が残らない可能性があります。送る時期は本サイトとしての考え方です。

不受理のままだと何が起きるか

手引きは、納税証明書が受理されなかった場合の扱いを次のように定めています。

納税証明書が受理されなかった場合の扱い(手引きの記載)
項目内容
受付票申請書データの送信・確定後にWeb上で発行される受付票は、納税証明書を正常に受理した場合に限り有効です。
申請不受理票申請書データを送信・確定済みでも、納税証明書を送信していない、または不受理だった場合は、受付期間の終了後に「競争参加資格申請不受理票」がメールで担当者宛に送られます。
申請の効力メールの例文では、令和9・10年度のインターネット一元受付の申請は無効であると通知されます。
そのあと改めて申請する場合は、各機関が別途定める方式で申請します。その場合も納税証明書は必要書類です。

つまり、不受理に気づくのが受付期間の終了後になると、一元受付の申請としては無効のままになります。納税証明書の送信期限は令和9年1月15日(金)17:00です。

申請の順番と、確定・取消しのしくみは一元受付の申請手順で説明しています。

不受理を避けるための確認欄

送信する前に、次の点を手元の納税証明書で確かめます。いずれも手引きに書かれた条件です。

  1. 証明年月日が、送信する日から3か月以内か(その3等)。
  2. 対象の税目が不足なく記載されているか(法人は法人税と消費税及び地方消費税、個人は申告所得税及び復興特別所得税と消費税及び地方消費税)。
  3. 「未納の税額はありません」という証明内容が記載されているか(その3等)。
  4. 個人の場合、その2の年分が最新の確定申告書の年分と一致しているか。
  5. 県民税や法人事業税の証明を取っていないか。

手引きは、できるかぎり、手引きの表で「◎」の付いた証明書を提出するよう求めています。どの様式が自社に当てはまるかは、手引きの表と税務署の案内で確認してください。

申請内容の入力ミスは別の手続き

納税証明書の不受理とは別に、申請書データの入力ミスは、令和9年1月15日(金)17:00までであれば、申請したデータを一度取り消してから、何度でも申請し直せます。納税証明書と申請書データは、別々に確認が要ります。

最新の総合評定値通知書が届いているのに送信でエラーになる場合は、新しい通知書のデータが反映されるまで約2週間かかることがあります。この場合の案内は申請手順の記事にまとめています。

この記事は本人が手続きの全体像を把握するための整理です。実際の受理の判断と期限は、国土交通省の手引きと各機関の公表資料が優先します。

確認した一次資料

まとめ

  1. 納税証明書が受理されないと、申請書データを確定していても手続きは完了しない。
  2. 不受理の条件は、未送信、証明年月日が3か月より前、税目の不足、証明内容の違いなど。
  3. 結果はWebの申請状況で確認する。目安は送信の2、3日後で、ヘルプデスクは審査状況の問い合わせを受け付けない。
  4. 不受理のまま受付期間が終わると、申請不受理票のメールで申請が無効と通知される。
  5. 送信期限は令和9年1月15日(金)17:00。余裕を持って送り、結果を確かめる。

よくある質問

納税証明書が受理されたかどうかは、どこで確認しますか?
申請案内ホームページにログインし、「申請状況」の納税証明書の状態で確認します。手引きは、送信の2、3日後にWeb画面で審査結果を確認できる目安を示しています。ヘルプデスクは審査状況の問い合わせを受け付けません。
納税証明書その3等が不受理になるのは、どんな場合ですか?
手引きでは、証明年月日が送信日の3か月前より古い場合、証明の対象となる税の種類が不足している場合などです。「未納の税額はありません」という証明内容の記載も必要です。
申請書データを確定したのに納税証明書が不受理だと、どうなりますか?
受付票は納税証明書を正常に受理した場合に限り有効です。受付期間の終了後に「競争参加資格申請不受理票」がメールで送られ、一元受付の申請は無効と通知されます。
不受理になったあとは、どう申請しますか?
手引きは、改めて申請する場合は各機関が別途定める方式で申請するよう案内しています。その場合も納税証明書は必要書類です。

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