インターネット一元受付(中日本高速道路株式会社)

中日本高速道路の入札参加資格申請|希望工事種別19区分と希望する工事の内容のコード(令和9・10年度)

中日本高速道路株式会社は、建設工事の入札参加資格をインターネット一元受付で申請できる機関の1つです。国土交通省の令和9・10年度の手引きから、入力の決まりと区分を整理します。扱うのは、申請できる人の要件、19区分の希望工事種別と許可、コードの入れ方、認定通知書の扱いです。

国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

中日本高速道路株式会社への申請では、希望工事種別に対応する「希望工事」にチェックを入れます。塗装、橋梁補修、道路付属物の3つの工事種別では、「希望する工事の内容」のコード(A、B、C…)の欄に半角数字の「1」を入れます。入力しない工事内容は、指名の対象になりません。認定通知書は出ず、結果は2027年4月1日以降(予定)の登録者名簿で確認します。

この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の中日本高速道路株式会社の章をもとに、入力の決まりと区分をまとめます。一元受付の全体像は「インターネット一元受付(建設工事)とは」の記事に、申請の手順は「国交省の入札参加資格申請の手順」の記事にあります。

申請できる人の要件と、入力の前に必要な画面

手引きは、この画面を「次の機関への申請を希望する申請者」向けの入力として示しています。機関名は中日本高速道路株式会社です。

  • 申請できるのは、同社の「工事・調査等の資格登録に関する要領」第3条に掲げる者に当たらない人です。要領は同社のウェブサイトで確認します。
  • この画面を入力する前に、業態調書-①、④、⑥を必ず入力します。④は、東日本高速道路と中日本高速道路を希望する人だけが入力する画面です。
  • 画面の「許可番号」の下にある「約款」に同意できる人でなければ申請できません。
  • 申請を希望する希望工事種別に対応した「希望工事」のチェックボックスをクリックします。

業態調書④の入力は「一元受付の業態調書4|東日本・中日本高速道路の入力」の記事にまとめています。

希望する工事の内容のコード:3つの工事種別

「塗装工事」「橋梁補修工事」「道路付属物工事」のいずれかを希望する人は、「希望する工事の内容」の入力が必要です。入力画面の「希望する工事の内容」欄の、対応するコードに半角数字で「1」を入れます。「1」は複数選べます。希望しない工事内容のコードには、何も入力しません。

手引きによると、「希望する工事の内容」の確認結果は、指名競争入札等で指名業者を選ぶ過程で使われます。入力のない工事は指名の対象になりません。

中日本高速道路の「希望する工事の内容」とコード
工事種別コードコードと内容
塗装工事A〜BA 道路構造物塗装工事(塗装工事及び塗替塗装工事)、B 区画線工事
橋梁補修工事A〜EA 鋼構造(鋼橋の上部工、鋼製橋脚)、B PC構造(PC橋の上部工)、C 伸縮装置、D 支承(落橋防止構造を含む)、E コンクリート補修等(その他橋梁付属物に係る工事を含む)
道路付属物工事A〜DA 防護さく工事、B 遮音壁工事、C 標識工事、D トンネル内装工事

橋梁補修工事のAとBには、床版の取替・全面打替・桁の補強を含むと書かれています。防護さく工事には、ガードレール、立入防止さく、げん光防止施設、落下物防止さくのほか、落石等の防護のためのネット等が入ります。

3つの工事種別で、コードに「1」を入れていない工事内容は、指名の対象になりません。該当する工事種別を希望するときは、受けたい工事内容のコードを漏らさず入れます。

希望工事種別19区分と必要な許可

手引きの「中日本高速道路株式会社の希望工事種別及び主な工事内容」には、次の19区分があります。

中日本高速道路の希望工事種別と主な工事内容
希望工事種別主な工事内容
土木工事道路の土構造物(のり面保護を含む)、トンネル、コンクリート構造物(PC橋上部工を除く)の新設、改築
土木補修工事同じ構造物の維持修繕、改良、災害復旧、特定更新等
舗装工事道路の新設、改築、改良、災害復旧、維持修繕、特定更新等に係る舗装
PC橋上部工工事道路の新設に係るPC橋上部工
鋼橋上部工工事道路の新設に係る鋼橋上部工
橋梁補修工事道路橋(PC橋又は鋼橋)の上部工、鋼製橋脚、橋梁付属物工の改築、改良、災害復旧、耐震、特定更新、維持修繕
建築工事事務所、料金所、休憩用施設、雪氷用施設、社員宿舎等の新築、改築、大規模な修繕・模様替え
電気工事道路照明施設、電力ケーブル施設(管路を含む)、屋内電気施設の新設、改良、維持修繕
通信工事有線電気通信線路(管路を含む)の新設、改良、維持修繕
管工事給排水施設、衛生施設、燃料槽、ガス施設、空気調和施設、散水・融雪施設、汚水処理施設等の新設、改良、維持修繕
塗装工事道路構造物の塗装及び塗替塗装、道路に係る区画線
造園工事道路の新設、改築、改良、維持修繕に係る造園、緑化資材のリサイクルに係る業務
道路付属物工事道路の交通安全施設、交通管理施設、トンネル内装板等の新設、改築、改良、維持修繕
トンネル非常用設備工事道路トンネル用の火災報知設備、水噴霧設備、消火設備の、機器製作、据付、試験調整を伴う工事
受配電設備工事受配電設備、自家発電設備、無停電電源設備、直流電源設備の、機器製作、据付、試験調整を伴う電気工事
伝送・情報処理設備工事伝送設備、交換設備、遠方監視制御設備、情報ターミナル設備の、機器製作、据付、試験調整を伴う通信工事
交通情報設備工事可変式道路情報板設備、信号機設備、気象観測設備、画像設備、無線通信設備、自動料金収受設備などの、機器製作、据付、試験調整を伴う通信工事
トンネル換気設備工事トンネル換気用送・排風機設備、集塵機設備の、機器製作、据付、試験調整を伴う機械工事
機械設備工事車重計設備、軸重計設備、汚水処理設備、プラント設備、エレベーター昇降設備、クレーン設備、ポンプ設備の、機器製作、据付、試験調整を伴う機械工事

申請できる区分は、持っている許可と経営事項審査で決まります。手引きは、対応表の右欄の許可のうち1種類以上を受け、その許可の経営事項審査も受けていなければ、左欄の工事種別は申請できないとしています。

中日本高速道路の工事種別と対応する許可の例(手引きの対応表から)
工事種別○印が付かない許可○印が付く許可
舗装工事舗装なし
電気工事電気なし
通信工事・伝送・情報処理設備工事・交通情報設備工事電気通信なし
塗装工事塗装なし
造園工事造園なし
管工事管、機械器具設置熱絶縁、水道施設
トンネル非常用設備工事消防施設、機械器具設置なし
トンネル換気設備工事機械器具設置鋼構造物

○印の許可だけを持つ場合も、その工事種別を申請することはできます。ただし、実際に受注の対象になるのは、その許可で施工できる工事だけを単体で発注する場合に限られると、手引きに書かれています。たとえば「橋梁補修工事」を鋼構造物工事の許可だけで申請した場合は、橋梁補修工事のうち鋼構造物工事だけを単体で発注するときが対象です。

上の表以外の区分(土木、土木補修、橋梁、建築、道路付属物、機械設備など)は、対応する許可の数が多くなります。申請前に、手引きの対応表で自社の許可が入っているかを確認してください。

橋梁の補修工事高は「橋梁補修工事」に分けて入れる

手引きは、年間平均完成工事高の入力について、次の注意を示しています。

  • 「PC橋上部工工事」と「鋼橋上部工工事」のうち、橋梁上部工に係る補修工事の年間平均完成工事高は、「橋梁補修工事」に分割して入力します。
  • 「土木補修工事」のうち、PC橋上部工に係る補修工事も、「橋梁補修工事」に年間平均完成工事高を分割して入力します。

完工高の細区分工種への分け方は「一元受付の完工高入力」の記事にあります。

認定通知書は出ない:登録者名簿とメールアドレス

手引きの注意書きは、中日本高速道路株式会社は「競争参加資格認定通知書」を発行しないと示しています。認定結果と認定状況は、令和9年(2027年)4月1日以降に同社のウェブサイトに掲載される「競争参加資格登録者名簿」で確認します。掲載は予定です。

もう1つ、申請共通画面の「17 メールアドレス」に入れたアドレス宛てに、入札に関する連絡が来ることがあります。手引きは、営業担当者など窓口になる人のメールアドレスを入れるよう求めています。

確認した一次資料

まとめ

  1. 中日本高速道路は、令和9・10年度の建設工事の定期受付で一元受付に参加する機関の1つ。入力の前に業態調書①、④、⑥を入れ、画面の約款に同意できることが条件。
  2. 塗装、橋梁補修、道路付属物の3つは、「希望する工事の内容」のコードに半角の「1」を入れる。入力のない工事は指名の対象にならない。
  3. 希望工事種別は19区分。対応する許可を1種類以上受け、その許可の経営事項審査も受けていなければ申請できない。
  4. 橋梁上部工などの補修工事高は、「橋梁補修工事」に分割して入力する。
  5. 認定通知書は出ない。結果は同社の登録者名簿で、2027年4月1日以降(予定)に確認する。

受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。

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よくある質問

中日本高速道路の入札参加資格は、インターネット一元受付で申請できますか?
令和9・10年度の建設工事の定期受付では、中日本高速道路株式会社は一元受付に参加する機関の1つです。申請書の「登録部局等」の画面に、同社用の入力欄があります。
中日本高速道路の入力の前に、どの画面を入力しますか?
手引きは、業態調書①、④、⑥を必ず先に入力するよう求めています。④は、東日本高速道路と中日本高速道路を希望する人だけが入力する画面です。
「希望する工事の内容」は、どの工事種別で入力しますか?
塗装工事、橋梁補修工事、道路付属物工事を希望する場合に、対応するコードに半角数字の「1」を入力します。入力のない工事は、指名の対象になりません。
中日本高速道路の希望工事種別は、いくつありますか?
手引きの表では、土木、土木補修、舗装、PC橋上部工、鋼橋上部工、橋梁補修、建築、電気、通信、管、塗装、造園、道路付属物、トンネル非常用設備、受配電設備、伝送・情報処理設備、交通情報設備、トンネル換気設備、機械設備の19区分です。
中日本高速道路の認定通知書は、いつ届きますか?
認定通知書は発行されません。認定結果は、2027年4月1日以降に同社のウェブサイトへ掲載される競争参加資格登録者名簿で確認します。掲載は予定です。

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