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経審の技術職員に技能検定(1級・2級技能士)を計上する条件|区分コードと合格後の実務経験

手引き別添の資格区分表で、技能検定の1級・2級がどの区分コード・級区分・実務経験年数で並ぶかを整理します。

1級は実務経験の記載なし・2級は合格後3年
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

経審の技術職員名簿に技能士を載せるとき、確認の入口になるのが関東地方整備局の手引き別添にある資格区分表です。この表では、職業能力開発促進法の技能検定が「1級」と「2級」の行に分かれ、2級の行にだけ合格後の実務経験年数が書かれています。

表のどこに技能検定があるか

関東地方整備局の令和8年7月改正版の手引き別添には、技術職員の資格区分を法令別に並べた表があります。表の列は、コード、資格区分、級区分(1級5点・2級2点・その他1点)、資格取得後・指定学科卒業後・合格後に必要な実務経験年数、加点となる建設業の種類、必要な確認書類です。

技能検定は、この表の中の「職業能力開発促進法」の区分にまとまっています。建築大工(1級)から始まり、さく井(2級)まで、職種ごとに1級と2級の行が対になって並びます。

この表に載っている職種の組は、1級と2級の行がそろうもので32組です。路面標示施工(コード167)だけは、対になる2級の行がなく1行だけ載っています。

表は関東地方整備局の令和8年7月改正版手引き別添で確認できます。別の整備局・都道府県では表の体裁や書類の案内が異なる場合があります。

1級と2級の違い

技能検定の級による表の違い(手引き別添の資格区分表)
項目1級の行2級の行
級区分1級(5点)の列2級(2点)の列
合格後に必要な実務経験年数記載なし3年
コードの頭の数字1(例: 188)2(例: 288)

2級技能検定は、合格しただけでなく合格後の実務経験3年が表に付いています。

表の注記は、職業能力開発促進法の規定に係る2級の検定について、合格後に必要な実務経験は平成15年以前の合格者は1年と定めています。合格年が古い人を名簿に載せるときは、この注記が適用されるかを合格年で確認します。

級区分の列は、1級が5点、2級が2点、その他が1点です。技能検定の1級の行は1級の列、2級の行は2級の列に印が付いています。

区分コードの読み方

技能検定の行では、1級のコードが1から始まり、2級のコードが2から始まって、下2桁が同じ職種でそろっています。表に載る例は次のとおりです。

1級・2級のコードの対応(手引き別添の例)
職種1級のコード2級のコード
塗装・木工塗装・木工塗装工188288
造園196296
防水施工197297
さく井198298

技術職員名簿の資格区分コードは、この表のコードを転記します。1級の資格者に2級のコードを付けたり、その逆をしたりすると、級区分の点数が変わるため、コードの先頭の数字で1級か2級かを確かめます。

職種の例

同じ表に載る職種名は、資格名そのままではなく、複数の職種名がまとめて1つのコードになるものがあります。たとえば1つのコードに「内装仕上げ施工・カーテン施工・天井仕上げ施工・床仕上げ施工・表装・表具・表具工」がまとめられ、建具のコードにも「建具製作・建具工・木工・カーテンウォール施工・サッシ施工」がまとめられています。

手持ちの技能検定の合格証書に書かれた職種名が、表のどの行に当たるかを探してからコードを決めます。表に書かれていない職種は、この表だけでは名簿に載せられるか判断できません。

名簿へ載せる前の確認

  1. 職種の行を探す合格証書の職種名を、表の職業能力開発促進法の区分から探します。
  2. 級を確かめる1級か2級かを合格証書で確かめ、コードの先頭の数字を合わせます。
  3. 2級は合格年と実務経験を確かめる合格後3年の実務経験、平成15年以前の合格者は1年の注記に当たるかを確認します。
  4. 確認書類を揃える表の「必要な確認書類」の欄に書かれた書類を、申請先の手引きで確認して添付します。

この記事は手引き別添の表の読み方を扱い、個別の人が技術職員に該当するかの判定や、申請書類の作成の代行はしません。名簿の全体像は技術職員名簿の確認ガイド、資格ごとの加点の違いは経審の点数が上がる資格を参照してください。

技術者の人数が変わったときのP点への影響は、経審P点シミュレーターで1級技術者・2級技術者・その他技術者の人数を変えて試算できます。

よくある質問

技能検定2級の合格者は技術職員になりますか?
手引き別添の資格区分表では、職業能力開発促進法の2級の行に合格後に必要な実務経験年数として3年が記載されています。合格だけでなく実務経験の確認が要ります。
技能検定1級は実務経験の年数が必要ですか?
手引き別添の資格区分表では、技能検定1級の行に実務経験年数の記載はありません。2級の行にだけ3年が付いています。
平成15年以前に2級に合格した人はどう扱いますか?
表の注記は、職業能力開発促進法の規定に係る2級の検定について、平成15年以前の合格者の合格後の実務経験は1年としています。
技能検定の区分コードはどう読みますか?
1級のコードは1から、2級のコードは2から始まり、職種ごとに下2桁がそろっています。たとえば塗装は188(1級)と288(2級)、さく井は198と298です。

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