受審後の実務

土浦市の等級格付と経審|土木一式A級は総合評定値750点以上・工事は県との共同受付

茨城県土浦市の建設工事の入札参加資格で、経審の総合評定値(P点)が格付にどう使われるか、工種ごとの点数の境目、格付の固定期間、県との共同受付の日程を、市の公表資料から整理します。

土浦市 令和7・8年度の格付/令和9・10年度の共同受付
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

土浦市は、建設工事の格付を経審の総合評定値(P点)だけで決めています。工事とコンサルの入札参加資格の申請は、市では受け付けず、茨城県との共同受付センターで行います。

この記事は、土浦市が公表する「建設工事における競争入札参加資格に係る格付について」(令和7・8年度)と、共同受付を案内する市のページを原文で確認し、経審に関わる部分を整理します。

格付に使う点数と通知書の条件

市の資料は、格付を「総合評定値通知書における総合評定値(P)を基準として」行うと書いています。工事成績などの加減点は、資料には出てきません。

格付に使う通知書(市の資料から)
項目内容
格付の基準になる点数総合評定値(P)
使う通知書建設工事の入札参加資格審査の申請時に提出した総合評定値通知書の値
通知書の鮮度申請時点で審査基準日が1年7か月以内で、最新のもの

1年7か月は、経審の有効期間と同じ数え方です。決算日(審査基準日)からの数え方は経審の有効期間と逆算、通知書の読み方は経審の結果通知書の見方で説明しています。P点がどう計算されるかはP点の計算の仕組みにまとめています。

工種ごとの点数の境目

格付表は、土木一式・建築一式・ほ装(舗装)・水道施設の4工種で示されています。令和7・8年度の境目は次のとおりです。

格付表(令和7・8年度、総合評定値P)
工事種別ABC
土木一式750点以上610点以上750点未満610点未満
建築一式800点以上650点以上800点未満650点未満
ほ装700点以上570点以上700点未満570点未満
水道施設670点以上670点未満なし

水道施設だけは2区分です。同じP点でも工種によって等級が変わります。たとえばP点が700点の会社は、土木一式ではB、ほ装ではAです。

土木一式のAは750点以上、建築一式のAは800点以上です。経審の通知書にある工種ごとのP点が、そのまま格付の物差しになります。

入札ランク目安ツールは目安であり、土浦市の格付を決めるものではありません。

格付が固定される期間

令和7・8年度の格付の期間(市の資料から)
項目内容
期間令和7年4月1日から令和9年3月31日まで
固定されるもの格付と、入札参加資格の条件になる完成工事高(2年間)
格付の公表一般競争入札・指名競争入札の参加資格者名簿の公表と同時

期間の途中で経審を受け直してP点が上がっても、この資料からは格付が変わるとは読み取れません。格付に使うのは申請時に出した通知書の値で、2年間は固定とされています。

一般競争入札の事後審査では、最新の経審を受けているかを確認するため、最新の経営規模等評価結果通知書の写しを提出するとされています。

申請は県との共同受付

市のページによると、工事とコンサルの入札参加資格の申請は、茨城県と共同で実施する共同受付センターで行い、原則として電子申請です。土浦市での個別の申請受付は、工事・コンサルについては行いません。

工事・コンサルと物品・役務の違い(市のページから)
区分申請の窓口
工事・コンサル茨城県との共同受付センター(原則電子申請)。申請の手引きは茨城県のページで確認
物品・役務の提供市で個別に実施

資格の認定書は送られません。認定を受けたかどうかは、市のホームページの競争入札参加資格者一覧で確認します。県の側の決まりは茨城県の入札参加資格と経審、同じ共同受付の隣の市は水戸市の入札参加資格と経審で整理しています。

令和9・10年度の追加受付の日程

令和9・10年度の工事・コンサルの追加受付(市のページから)
項目内容
追加受付の期間(予定)令和8年11月11日(水)から12月11日(金)
窓口茨城県との共同受付センター

市は期間を「予定」と書いています。確定の日程と手続きは、県の建設業担当のページと市のページで確かめてください。令和9・10年度の格付表は、確認した範囲では公表が見当たりませんでした。令和9年度以降の点数の境目は、公表後に市の資料で確認が必要です。

この記事で確認できなかった点

  • 令和9・10年度の格付表(点数の境目)。
  • 入札ごとの地域要件や、ランクごとの発注の金額の目安。
  • 市内業者と市外業者で格付の扱いが違うかどうか(市の資料には区別が書かれていません)。

確認した一次資料

この記事は、土浦市の公表資料を整理したものです。申請の可否や個別の判断は、市と県の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 土浦市の建設工事の格付は、経審の総合評定値(P点)だけが基準。
  2. 令和7・8年度は、土木一式のAが750点以上、建築一式のAが800点以上、ほ装のAが700点以上。水道施設だけ2区分。
  3. 格付と完成工事高の条件は、令和7年4月1日から令和9年3月31日まで2年間固定。
  4. 工事の申請は茨城県との共同受付。令和9・10年度の追加受付は令和8年11月11日から12月11日の予定で、確定は公式の案内で確認する。

よくある質問

土浦市の建設工事の格付は、何の点数で決まりますか?
経審の総合評定値通知書にある総合評定値(P点)を基準にします。申請時に提出した通知書の値が使われ、審査基準日が申請時点で1年7か月以内の最新のものが条件です。
土浦市の土木一式で、A級になるP点は何点以上ですか?
令和7・8年度の格付表では、土木一式のAは750点以上、Bは610点以上750点未満、Cは610点未満です。建築一式のAは800点以上、ほ装のAは700点以上です。
土浦市の格付は、期間の途中で変わりますか?
市の資料は、令和7年4月1日から令和9年3月31日までの格付と、入札参加資格の条件になる完成工事高を2年間固定とすると書いています。
土浦市の工事の入札参加資格は、どこに申請しますか?
市では個別に受け付けず、茨城県と共同で実施する共同受付センターで申請します。原則として電子申請で、手引きは茨城県のホームページで確認します。
土浦市の令和9・10年度の工事の追加受付は、いつですか?
市のページでは、令和8年11月11日(水)から12月11日(金)の予定とされています。予定のため、確定の日程は県と市の案内で確かめてください。
土浦市の入札参加資格を得たかどうかは、どこで確認できますか?
認定書は送付されません。市のホームページに掲載される競争入札参加資格者一覧(名簿)で確認します。

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