受審後の実務

志木市の工事の入札参加資格|更新の締切が分かれる組合せ・事後審査型入札と小規模契約の登録

志木市(埼玉県)の令和9・10年度の入札参加資格を、市の公式ページから整理します。更新の締切が11月6日と11月13日に分かれる条件と、名簿に載っていなくても使える小規模契約の登録がわかります。

志木市「令和9・10年度建設工事請負等の入札参加資格審査に係る申請の受付について」
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

志木市で工事の入札に参加するには、市に直接出すのではなく、埼玉県の窓口に申請します。更新の締切は、工事だけの申請か、測量や維持管理も一緒かで1週間ずれます。さらに市は、名簿に載らなくても出られる130万円以下の小規模契約の登録を、別に用意しています。

根拠は、市の受付ページ(2026年10月22日更新)、小規模契約の登録のページ、事後審査型入札の要綱です。いずれも2026年10月26日に読みました。県側の格付の考え方は埼玉県の入札参加資格にあります。日付は申請の前に最新のページで見直してください。

新規と更新の受付期間

この受付で審査されるのは、建設工事、設計・調査・測量、土木施設維持管理の3つの業務です。新規と更新で日程が分かれ、更新は申請する業務の組合せでもう一段分かれます。

志木市の入札参加資格 令和9・10年度の定期受付(県の窓口で受付)
区分受付期間対象
新規申請令和8年8月17日(月曜日)から9月4日(金曜日)23時まで埼玉県電子入札共同システムに登録のない事業者
更新申請(1)令和8年9月7日(月曜日)から11月6日(金曜日)23時まで「設計・調査・測量」か「土木施設維持管理」を申請に含む場合
更新申請(2)令和8年9月7日(月曜日)から11月13日(金曜日)23時まで「建設工事」のみを申請する場合
業者ID番号を持つ更新の事業者は、工事だけの申請なら11月13日、測量や維持管理も同時に出すなら11月6日に締まります。市のページは、6通りの組合せを挙げて、工事だけの場合とそれ以外を分けています。

市のページに申請書類の一覧はなく、県の入札審査課のホームページを見るよう書かれています。同じページには、工事の申請に関する県の問い合わせ先として、入札審査課の審査担当(工事)が載っています。流れは埼玉県の共同受付の更新申請の流れで追えます。

新規の受付は9月4日で終わっています。新規で間に合わなかった事業者は、次の定期受付を待つ形になります。手持ちの通知書がいつまで使えるかは、経審の有効期間と逆算で数えられます。

名簿に載ると使える事後審査型入札

志木市には「制限付一般競争入札(事後審査型)試行要綱」があります(令和8年4月1日改正)。埼玉県の電子入札共同システムで行う一般競争入札のうち、市長が指定した工事で、入札参加資格の審査を入札の後に行う方式です。システム上の呼び名は「ダイレクト入札」とされています。

要綱が挙げる参加資格のうち、名簿に関わるのは次の項目です。

  • 志木市建設工事等競争入札参加資格者名簿に、対象工事に対応する業種で登載されていること
  • 更生手続や再生手続の開始が申し立てられている場合は、開始決定日を審査基準日とした経営事項審査の再審査を受け、県知事が別に定める競争入札参加資格の再審査を受けていること
  • 公告から落札決定までの間に、指名停止や暴力団排除の措置を受けていないこと

つまり、更新申請を締切に間に合わせて名簿に載ることが、この方式の入札に出る前提になります。個別の工事ごとに別の参加資格が定められることもあるので、公告で確かめてください。

名簿に載っていない市内業者の小規模契約の登録

市は、名簿とは別に「小規模契約希望者登録」を受け付けています。市のページ(2024年11月29日更新)に出ている内容は、令和7・8年度の案内です。確認した市の入札・契約情報の一覧には、令和9・10年度の小規模契約の案内は載っていませんでした。

小規模契約希望者登録の条件(令和7・8年度の案内)
項目内容
対象の契約志木市が発注する工事と修繕のうち130万円以下
対象の事業者市内に主たる事業所を置き、資格者名簿に登録されていない者
受付期間随時
出し方行政管理課の窓口へ持参するか郵送。申請書への押印は不要
この登録は、市の名簿への登載とは別の仕組みです。名簿に載っている事業者は対象外で、市外の事業者も対象になりません。130万円を超える工事は、上で見た定期申請で名簿に載る必要があります。

隣の朝霞市や新座市も、県の共同受付の市です。ほかの市は自治体別の入札参加資格と経審の一覧にあります。

確認した一次資料

この記事は上の3つの資料に書かれた範囲の整理です。実際の条件は県と市の最新の案内が優先され、登載や入札参加の可否は市と県の審査で決まります。

まとめ

  1. 更新の締切は、建設工事のみが令和8年11月13日、設計・調査・測量か土木施設維持管理を含むと11月6日。
  2. 新規は令和8年8月17日から9月4日まで。有効期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日。
  3. 事後審査型入札は、名簿に対象の業種で登載されていることが参加資格の一つ。
  4. 130万円以下の工事と修繕は、名簿に載っていない市内業者向けの小規模契約の登録が別にある。

よくある質問

志木市の令和9・10年度の更新申請は、いつまでですか?
市のページでは、「建設工事」のみを申請する場合は令和8年11月13日(金曜日)まで、設計・調査・測量か土木施設維持管理を含む場合は11月6日(金曜日)までです。受付は9月7日からです。日程は申請前に公式ページで確かめてください。
志木市の入札参加資格の新規申請は、いつ受け付けますか?
令和8年8月17日(月曜日)から9月4日(金曜日)23時までです。対象は、埼玉県電子入札共同システムに登録のない事業者です。申請方法は県の入札審査課のページで確かめる案内です。
志木市の事後審査型入札に出るには、何が必要ですか?
要綱では、志木市建設工事等競争入札参加資格者名簿に、対象工事に対応する業種で登載されていることが参加資格の一つです。個別の工事で別の資格が定められることもあるので、公告で確かめてください。
志木市の名簿に載っていない業者は、市の工事を受けられませんか?
市内に主たる事業所があり名簿に登録されていない者は、130万円以下の工事と修繕について、小規模契約希望者の登録ができます。受付は随時で、行政管理課の窓口に持参するか郵送します。
志木市の資格の有効期間は、いつまでですか?
市のページでは、令和9年(2027年)4月1日から令和11年(2029年)3月31日までです。

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