小田原市の入札参加資格と経審|6工種の基準点数と令和9・10年度の定期申請
小田原市の工事の入札参加資格で、経審の総合評点(P点)から等級が決まる仕組みと、土木一式・ほ装・建築一式・管・電気・水道施設の6工種の基準点数と予定価格、令和9・10年度の定期申請の期間、市に出す固有の書類を、市の公開ページから整理します。
小田原市 契約の種類ごとの金額に応ずる等級区分及び格付基準点数/かながわ電子入札共同システム(小田原市)(2026年10月1日更新)小田原市の工事の等級は、経営事項審査結果通知書の総合評点(P点)で決まり、A〜Eの5段階です。Aは6,000万円以上の工事を担当し、土木一式なら910点以上です。令和9・10年度の定期申請は、令和8年10月1日から11月30日まで受け付けています。
この記事は、小田原市が公開している等級区分の別表と、市の入札参加資格の案内ページ、かながわ電子入札共同システムの定期申請のページを原文で確認してまとめます。P点そのものの計算は経審のP点の計算の仕組みで確認できます。
6工種の等級と基準点数
小田原市は、指名競争入札に参加する者に必要な資格を定めた市の告示の別表で、契約の種類ごとの金額に応じた等級の区分と、格付けの基準点数を決めています。別表の備考は、表の「評点」を「経営事項審査結果通知書の総合評点」と定めています。市の独自の加点は、この別表には書かれていません。
| 工種 | A | B | C | D | E |
|---|---|---|---|---|---|
| 土木一式 | 910点以上 | 740点以上910点未満 | 660点以上740点未満 | 600点以上660点未満 | 600点未満 |
| ほ装 | 910点以上 | 740点以上910点未満 | 660点以上740点未満 | 600点以上660点未満 | 600点未満 |
| 建築一式 | 910点以上 | 740点以上910点未満 | 660点以上740点未満 | 600点以上660点未満 | 600点未満 |
| 管 | 910点以上 | 740点以上910点未満 | 660点以上740点未満 | 660点未満 | なし |
| 電気 | 910点以上 | 740点以上910点未満 | 660点以上740点未満 | 660点未満 | なし |
| 水道施設 | 910点以上 | 700点以上910点未満 | 650点以上700点未満 | 650点未満 | なし |
土木一式・ほ装・建築一式はE等級までの5段階です。管と電気はD等級までの4段階で、D等級は660点未満の会社すべてです。水道施設も4段階で、基準点数がほかの工種より低く設定されています。Aの910点以上は、6工種すべてに共通です。
表は令和3年4月1日付のもので、市のページは令和3年4月1日以降、変更はないと書いています。令和5年4月1日から市が発注する工事に適用しています。
等級ごとの予定価格の範囲
同じ別表は、等級ごとに担当する工事の予定価格の範囲も定めています。工種によって、下限と上限が違います。
| 工種 | A | B | C | D | E |
|---|---|---|---|---|---|
| 土木一式 | 6,000万円以上 | 1,700万円以上1億5,000万円未満 | 500万円以上6,000万円未満 | 2,500万円未満 | 1,000万円未満 |
| ほ装 | 6,000万円以上 | 700万円以上1億5,000万円未満 | 500万円以上3,000万円未満 | 1,500万円未満 | 700万円未満 |
| 建築一式 | 6,000万円以上 | 1,000万円以上3億円未満 | 1億円未満 | 3,000万円未満 | 1,000万円未満 |
| 管 | 6,000万円以上 | 500万円以上1億5,000万円未満 | 4,000万円未満 | 2,000万円未満 | なし |
| 電気 | 6,000万円以上 | 500万円以上1億5,000万円未満 | 4,000万円未満 | 2,000万円未満 | なし |
| 水道施設 | 6,000万円以上 | 1,500万円以上1億5,000万円未満 | 500万円以上6,000万円未満 | 1,500万円未満 | なし |
上の等級の金額の範囲と下の等級の範囲は重なっています。たとえば土木一式の2,000万円の工事は、B・C・Dの会社が参加できる範囲に入ります。実際にどの等級の会社が参加できるかは、個々の入札の公告で決まります。
令和9・10年度の定期申請の期間と方法
小田原市の入札参加資格は、神奈川県内の市町と共同で使う「かながわ電子入札共同システム」で申請します。令和9・10年度の定期申請は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受付期間 | 令和8年10月1日(木)から11月30日(月)まで |
| 認定期間 | 令和9年4月1日(木)から令和11年3月31日(土)まで |
| 申請の方法 | かながわ電子入札共同システムの資格申請 |
システムの案内ページは、令和7・8年度の資格が令和9年3月31日で失効するため、令和9年4月の始めから認定を受けたい人は、受付期間中に定期申請をするよう求めています。紙で出す書類は、12月1日(火)の消印まで有効です。
システムは、アクセスの集中を避けるため、認定番号ごとに申請書データを送る週を分けています。認定番号が111001〜116000の人は10月15日〜21日、116001〜122500の人は10月22日〜28日、122501〜129000の人は10月29日〜11月5日、129001以降の人は11月6日〜12日です。都合がつかなければ、受付期間中のいつ申請してもかまいません。
神奈川県内の共同システムの流れは神奈川県の電子入札共同システムの定期申請の流れで確認できます。
市に直接出す書類と電子入札の対象
本社が小田原市の外にあり、事業所等が小田原市の中にある会社は、市の固有様式の「市内に有する事業所等調書」を出します。ほかの必要書類とあわせて、契約検査課あてに郵送するか、直接持って行きます。
電子入札の対象は、工事は予定価格200万円を超えるものです。工事関連業務委託は100万円超、物品は30万円超(特殊案件を除く)です。電子入札に参加するには、ICカード等の購入と、システムの利用者登録などの事前準備が要ります。
確認した一次資料
- 小田原市「契約の種類ごとの金額に応ずる等級区分及び格付基準点数について」(別表のPDFの基準点数と予定価格、適用開始日、2026-10-19確認)
- 小田原市「かながわ電子入札共同システム(小田原市)」(定期申請の期間、認定期間、固有様式、電子入札の対象、2026-10-19確認。ページの更新日は2026年10月1日)
- かながわ電子入札共同システム「令和9・10年度定期申請」(受付時間、認定番号ごとの申請の週、紙の書類の期限、2026-10-19確認)
まとめ
- 小田原市の工事の等級は、経審の総合評点(P点)で決まり、A〜Eの5段階(管・電気・水道施設は4段階)。
- Aは6工種とも910点以上で、予定価格6,000万円以上の工事を担当する。
- 令和9・10年度の定期申請は令和8年10月1日から11月30日まで。認定期間は令和9年4月1日から2年間。
- 本社が市外で事業所が市内にある会社は、市の固有様式の事業所等調書を契約検査課に出す。
期間や条件は変わることがあるため、最新の市のページで確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。
- 入札で使う点数の見方:経審のP点と入札ランクの関係
- 県の扱い:神奈川県の工事の入札参加資格と経審
手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。
よくある質問
- 小田原市の工事の等級は、何で決まりますか?
- 経営事項審査結果通知書の総合評点(P点)で決まります。別表の備考が、評点を総合評点と定めています。等級はA〜Eの5段階で、管・電気・水道施設は4段階です。
- 小田原市の土木一式で、A等級になるのは何点からですか?
- 910点以上がA等級です。B等級は740点以上910点未満、C等級は660点以上740点未満、D等級は600点以上660点未満、E等級は600点未満です。Aは予定価格6,000万円以上を担当します。
- 小田原市の令和9・10年度の定期申請は、いつですか?
- 受付期間は令和8年10月1日から11月30日までです。認定期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日までで、かながわ電子入札共同システムで申請します。
- 小田原市に、市外の本社の会社が出す固有の書類はありますか?
- 本社が小田原市の外にあり、事業所等が小田原市の中にあるときは、市の固有様式の「市内に有する事業所等調書」を、契約検査課に郵送か持参で出します。
- 小田原市の電子入札は、いくらの工事から対象ですか?
- 工事は予定価格200万円を超えるものが対象です。工事関連業務委託は100万円超、物品は30万円超(特殊案件を除く)です。ICカードの購入と利用者登録が事前に要ります。
公開日: 2026-10-19
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