平塚市の入札参加資格と経審|等級の基準点数と主観点45点
平塚市の工事の入札参加資格で、経審の点数に市の主観点を足して等級を決める仕組みと、土木・建築・電気・管・舗装の基準点数、主観点の配点、令和9・10年度の定期申請の期間を、市の公開ページから整理します。
平塚市 格付基準数値と等級に応じる契約金額/電子入札・競争入札参加資格申請(2026年9月17日更新)平塚市の工事の等級は、資格申請時の経営事項審査(経審)の工種ごとの総合点数に、市が決めた主観点を足した「総合点数」で決まります。主観点は工事成績・優良工事表彰・災害協定の3項目で、合計45点が上限です。令和9・10年度の定期申請は、令和8年10月1日から11月30日まで受け付けています。
この記事は、平塚市契約検査課が公開している2つのページ(令和7・8年度の格付基準数値、定期申請の案内)を原文で確認してまとめます。経審の点数そのものは経審のP点の計算の仕組みで確認できます。
5工種の等級と基準点数
平塚市の建設工事の競争入札に参加できるのは、市の契約規則で決めた競争入札参加資格者名簿に載っている会社です。等級は、契約の種類ごとの金額に応じて区分され、格付基準数値(下の表)で決まります。基準数値は、名簿に載る会社の資格申請時の、経審の工種ごとの総合点数(主観点を含む)による区分です。
| 工種 | A | B | C | D | E |
|---|---|---|---|---|---|
| 土木一式 | 820点以上 | 720点以上820点未満 | 620点以上720点未満 | 540点以上620点未満 | 540点未満 |
| 建築一式 | 830点以上 | 720点以上830点未満 | 720点未満 | なし | なし |
| 電気 | 830点以上 | 680点以上830点未満 | 680点未満 | なし | なし |
| 管 | 830点以上 | 700点以上830点未満 | 700点未満 | なし | なし |
| 舗装 | 820点以上 | 680点以上820点未満 | 680点未満 | なし | なし |
土木一式だけがE等級までの5段階で、ほかの4工種はC等級までの3段階です。適用期間は令和7年4月1日から令和9年3月31日までです。その他の工事(特殊なものを含む)には、この表は当てはまりません。測量・地質調査・建築設計・土木設計には、等級の区分がありません。
ただし、市長が特に相当と認める会社は、その会社が属する等級の金額を超えて、ひとつ上の等級の金額まで入札に参加できる場合があります。
経審の点数に足される主観点
平塚市は、工事の登録に主観点を導入しています。令和7・8年度の評価では、項目1・2は令和元年度から令和5年度までの5年分が対象です。
| 項目 | 配点 | 配点を受ける単位 |
|---|---|---|
| 1 工事成績評価 | −20点〜35点(評定点で決まる) | 申請した業種 |
| 2 優良工事表彰歴 | 5点(市の優良工事表彰を受けた場合) | 申請した業種 |
| 3 市への貢献 | 5点(市と災害協定を結んでいる登録者。協会などの団体が結んでいる場合は、その構成員) | 登録者全体 |
工事成績評価の配点は、評定点の区間ごとに計算式が決まっています。
| 評定点 | 配点の範囲 |
|---|---|
| 80点以上 | 一律35点 |
| 75〜79点 | 31点〜17点 |
| 65〜74点 | 14点〜0点 |
| 55〜64点 | −1点〜−10点 |
| 51〜54点 | −12点〜−18点 |
| 50点以下 | 一律−20点 |
配点の対象は、平塚市の契約検査課が発注した、契約金額130万円以上の工事の成績評定点です。主観点は、合計で45点が上限です。
評定点が低いと、点数が引かれます。評定点が50点以下だと、経審の点数から20点が下がります。
定期申請の期間と申請の方法
競争入札参加資格者名簿は、2年ごとの定期申請で更新します。令和9・10年度の定期申請は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請受付期間 | 令和8年10月1日から令和8年11月30日まで |
| 認定の有効期間 | 令和9年4月1日から令和11年3月31日まで |
| 申請の方法 | かながわ電子入札共同システムの資格申請システム |
神奈川県内の市町の申請は、共同のシステムで受け付けます。流れは神奈川県の電子入札共同システムの定期申請の流れで確認できます。平塚市へ別に出す書類は、市のページに一覧のPDFがあります。
定期申請とは別に、随時申請があります。令和7・8年度分は1か月ごとに認定し、認定の有効期間は認定された日から令和9年3月31日までです。登録事項の変更も、同じシステムでインターネットから申請します。変更には認定通知書がありません。
主観点を辞退して等級を直す方法
平塚市では、工事の主観点について、加点に限り辞退できます。辞退すると、等級は経審の点数だけで決まり直します。変更後の総合点数は、主観点をゼロにした点数(経審の点数と同じ)として扱われます。等級が変わると、発注基準額も変わります。
令和7・8年度分の申出は、等級変更申出書を契約検査課に、原則として持参で出します。郵送のときは簡易書留などで出します。競争入札参加資格認定通知書の写しを添え、提出は1部です。令和7・8年度分の提出期限は、令和7年3月31日(月曜日)17時でした。すでに終わっています。
各入札の参加資格の審査は、等級を直したあとの等級で行います。主観点のもとになった評価項目の実績が、否定されるわけではありません。令和9・10年度分の扱いは、市のページで確認してください。
確認した一次資料
- 平塚市「格付基準数値と等級に応じる契約金額、一般競争入札発注基準」(5工種の基準点数、適用期間、2026-10-19確認。ページの最終更新日は2026年3月24日)
- 平塚市「電子入札・競争入札参加資格申請」(定期申請の期間、納税書類の変更、主観点の配点と辞退、2026-10-19確認。ページの最終更新日は2026年9月17日)
まとめ
- 平塚市の工事の等級は、経審の工種ごとの点数に主観点を足した総合点数で決まる。
- 基準点数は、土木一式のAが820点以上、建築一式・電気・管のAが830点以上、舗装のAが820点以上。
- 主観点は工事成績(−20点〜35点)、優良工事表彰(5点)、災害協定(5点)で、上限は45点。
- 令和9・10年度の定期申請は令和8年10月1日から11月30日まで。かながわ電子入札共同システムで申請する。
期間や条件は変わることがあるため、最新の市のページで確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。
- 入札で使う点数の見方:経審のP点と入札ランクの関係
- 県の扱い:神奈川県の工事の入札参加資格と経審
手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。
よくある質問
- 平塚市の工事の等級は、何で決まりますか?
- 資格申請時の経営事項審査の工種ごとの点数に、市の主観点を足した総合点数で決まります。主観点は工事成績・優良工事表彰・災害協定の3項目で、合計45点が上限です。
- 平塚市の土木一式で、A等級になるのは何点からですか?
- 令和7・8年度の格付基準数値では、820点以上がA等級です。B等級は720点以上820点未満、C等級は620点以上720点未満、D等級は540点以上620点未満です。
- 平塚市の令和9・10年度の定期申請は、いつですか?
- 受付期間は令和8年10月1日から11月30日までです。認定の有効期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日までで、かながわ電子入札共同システムで申請します。
- 平塚市の工事成績が低いと、点数はどうなりますか?
- 評定点が50点以下だと、一律でマイナス20点になります。80点以上は一律35点、65〜74点は0〜14点で、評定点が高いほど加点されます。
- 平塚市の主観点は、辞退できますか?
- 工事の主観点は、加点に限り辞退できます。辞退すると総合点数は経審の点数と同じになり、等級と発注基準額が変わります。令和7・8年度分の申出期限は終了しています。
公開日: 2026-10-19
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