笠間市の令和9・10年度入札参加資格|県の共同受付・物品の窓口・市内本店者の技術等評価点数
茨城県笠間市の入札参加資格(建設工事)を、市の受付ページと評価項目の資料から整理します。建設工事は茨城県の共同受付で申請し、市では受け付けません。市内に本店がある事業者に加わる評価点数の項目を、工事成績、指名停止、女性・若年の技術職員、外国人材の順に説明します。
笠間市 入札参加資格(令和9・10年度)笠間市の令和9・10年度の入札参加資格は、令和8年11月11日(水)から12月11日(金)までの定期受付です。建設工事と建設コンサルタント等委託業務は、茨城県入札参加資格共同受付センターが窓口で、笠間市では受付の手続きができません。物品販売・役務の提供等は、市の財政課契約検査室が窓口です。市内に本店を有する建設業者には、経営事項審査(経審)の点数とは別に、市が定める「技術等評価点数」の項目があります。
令和8年10月5日付の市の受付ページと、評価方法の資料「技術等評価点数の評価方法(市内に本店を有する者に限る。)」を整理します。県全体の仕組みは茨城県のガイドを見てください。
建設工事と物品で窓口が分かれる
市の受付ページは、同じ期間の受付を2つに分けています。
| 建設工事・建設コンサルタント等委託業務 | 物品販売・役務の提供等 | |
|---|---|---|
| 受付窓口 | 茨城県入札参加資格共同受付センター | 笠間市役所 総務部 財政課 契約検査室 |
| 申請方法 | 茨城県入札参加資格電子申請システムでデータを送信し、確認書類を同センターへ郵送 | 「いばらき電子申請・届出サービス」、郵送、窓口への持参のいずれか |
| 笠間市での受付 | できない | できる |
建設業者が物品・役務も登録する場合は、窓口を取り違えないようにします。物品・役務の提出要項では、郵便は当日消印有効、持参は午前9時から午後5時まで(正午から午後1時を除く)で、受付期間を過ぎて届いた申請書は受理されません。名簿登載期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日です。
共同受付の手順は、茨城県の案内に従います。県の共同受付に参加する市町村と予備登録の時期は、牛久市のガイドでも触れています。
評価点数の対象は市内に本店がある者
市の受付ページは、令和9・10年度の建設工事の資格審査について、「市内に本店を有する者への評価項目」を別の資料で示しています。資料の題名には、対象が市内に本店を有する者に限ると書かれています。市外に本店がある事業者は、この資料の点数の対象ではありません。
この点数は、経審の総合評定値(P)に代わるものではありません。経審の結果の見方は経審の結果通知書の見方で説明しています。資料だけでは、経審の点数とこの評価点数をどう合算して格付するかは読み取れません。格付の方法は、市の決定を確認してください。
工事成績・表彰・処分の点数
資料の最初の4項目は、市との取引や処分の実績に関わるものです。
| 項目 | 数値の出し方 |
|---|---|
| 市発注工事の工事成績 | (工事成績の平均点数-70)×3。対象は過去4年間(令和5年1月1日から令和8年12月31日までに竣工)の、1件200万円以上の工事です。検査実績がない年には70点を与えます。平均点数は小数第2位以下を切り捨て、算出した数値は小数点以下を切り捨てます。 |
| 市長表彰(優良業者表彰) | 受賞件数×10。前年を基準年とした過去5年間の件数です。 |
| 指名停止措置 | 過去2年間(令和7年1月1日から令和8年12月31日まで)の件数に、停止の期間に応じて、2週間以下は-5、2週間超から1か月以下は-10、1か月超から6か月未満は-15、6か月以上は-20を掛けます。 |
| 指名除外措置(暴力団排除の要綱に基づくもの) | 同じ2年間の件数に、3か月以下は-5、6か月以上9か月未満は-10、9か月以上12か月未満は-15、12か月以上は-20を掛けます。 |
| 建設業法の指示処分・営業停止・許可取消しに相当する件数 | 指示処分は-5、30日未満の営業停止は-10、30日以上90日未満は-15、90日以上は-20、許可取消しに相当する件数は-20を件数に掛けます。 |
工事成績は、JV(共同企業体)が完成した工事の点数を、JVの各構成員の数値として扱います。表彰、指名停止、指名除外、指示・営業停止処分の件数も同じ扱いです。
平均点が70点を超えると加点、下回ると減点になる式です。たとえば平均が75点なら(75-70)×3で15点、67点なら(67-70)×3で-9点です。数字は式に当てはめた例で、実際の事業者の点数ではありません。
防災協定・ICT・労働災害防止協会の加点
- 防災協定・防疫活動:笠間市と防災活動に関する協定を結んでいる建設協会等の会員は10点です。過去2年間に、協定に基づく要請で防災活動を行った場合と、市の要請で防疫活動を行った場合は、活動実績の回数×5点を加えます。この3つの合計が30点を超えるときは30点です。
- ICT活用工事:令和7年1月1日から令和8年12月31日までに竣工した、国、県、市町村または特殊法人の発注するICT活用工事を元請として施工した実績があると、10点です。3次元起工測量、3次元設計データ作成、ICT建設機械による施工、出来形管理のいずれかを使った工事が対象で、設計図書、CORINS、または発注者の証明書で確認できるものに限られます。
- 建設業労働災害防止協会:申請日現在で加入していると5点です。
工事実績情報の登録についてはコリンズとはで説明しています。
認定制度・技術職員・外国人材の加点
- 働き方改革:茨城県の「働き方改革優良企業」の認定は5点、「働き方改革推進企業」の認定は2点で、重複して加点しません。優良企業または推進企業の認定を受け、週休2日または4週8休に取り組んでいる場合は、申請書類で確認できるときに5点を加えます。
- 健康経営:「健康経営優良法人」の認定は20点、「いばらき健康経営推進事業所」の認定は2点で、重複して加点しません。
- パートナーシップ構築宣言:承認を受けて公表されている者は5点です。働き方改革、健康経営、パートナーシップ構築宣言の3つの合計が20点を超えるときは20点です。
- 女性・若年の技術職員:総合評定値通知書に記載された常勤の技術職員のうち、女性または35歳未満の人数×5点です。
- キラリかさま優良企業認定制度:市の認定を受けている者は2点です。
- 外国人材:令和8年11月1日現在で、特定技能1号・2号または技術・人文知識・国際業務の在留資格を持つ人を常勤の職員として雇っている者は10点です。
女性・若年の技術職員の人数による点数は、20点が上限です。このほか資料には、令和8年6月1日現在の障害者の雇用人数による項目があります。算出式と上限は表の組み方が複雑なため、この記事では扱いません。申請前に資料の原本で確かめてください。技術職員の数え方は経審の技術職員の数え方で説明しています。
申請前に確かめる点
- 建設工事は、茨城県の共同受付の案内で提出書類と郵送先を確かめる。笠間市の窓口には出さない。
- 市内に本店がある場合は、評価点数の資料で、自社に当てはまる項目を確かめる。認定証や在留資格の確認書類が必要な項目は、申請に基づき算出されます。
- 過去2年間・4年間・5年間の基準日が項目ごとに違うので、対象の期間を項目ごとに確かめる。
- 物品・役務も登録するなら、市の提出要項で必要書類と納税証明書の種類を確かめる。
- 問い合わせは、市の分は財政課契約検査室(電話0296-77-1101)へ。
確認した一次資料
- 笠間市「令和9・10年度 入札参加資格審査申請の受付について〔令和8年11月定期受付〕」受付期間・窓口・申請方法(2026-10-28確認)
- 笠間市「技術等評価点数の評価方法(市内に本店を有する者に限る。)」評価項目と数値の出し方(2026-10-28確認)
- 笠間市「一般競争(指名競争)入札参加資格審査申請書提出要項 定期受付(物品販売・役務の提供等)」物品・役務の提出方法・名簿登載期間(2026-10-28確認)
申請の可否、提出書類、格付は、申請時点の茨城県・笠間市の案内と審査結果が優先されます。
まとめ
- 建設工事は令和8年11月11日から12月11日まで、茨城県の共同受付センターで申請する。笠間市では受け付けない。
- 物品・役務は、同じ期間に市の財政課契約検査室へ出す。
- 市内に本店がある建設業者には、工事成績、表彰、指名停止などの技術等評価点数がある。
- 工事成績は(平均点数-70)×3で、70点を境に加点と減点が分かれる。
- 女性・35歳未満の技術職員は1人5点、外国人材の雇用は10点などの加点があり、項目によって上限が決まっている。
よくある質問
- 笠間市の建設工事の入札参加資格は、市役所で申請できますか?
- できません。建設工事と建設コンサルタント等委託業務は、茨城県入札参加資格共同受付センターが窓口で、笠間市では受付の手続きができません。
- 笠間市の入札参加資格の受付期間は、いつですか?
- 令和8年11月11日(水)から12月11日(金)までです。建設工事は県の電子申請システムで送信して確認書類を郵送し、物品・役務は市の財政課契約検査室に出します。
- 笠間市の技術等評価点数は、どんな事業者が対象ですか?
- 市内に本店を有する者に限られます。資料の題名に「市内に本店を有する者に限る」と書かれていて、市外に本店がある事業者は対象外です。
- 笠間市の工事成績の点数は、どう計算しますか?
- (工事成績の平均点数-70)×3です。市発注の1件200万円以上の工事で、令和5年1月1日から令和8年12月31日までに竣工したものが対象です。検査実績がない年は70点とします。
- 笠間市で指名停止を受けると、点数はどうなりますか?
- 過去2年間の件数に、停止の期間に応じて-5から-20を掛けた数値が加わります。2週間以下は-5、6か月以上は-20です。
- 笠間市で女性や若い技術職員がいると、加点されますか?
- 総合評定値通知書に記載された常勤の技術職員のうち、女性または35歳未満の人数×5点が加わります。この点数は20点が上限です。
公開日: 2026-10-28
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