鎌倉市の入札参加資格|市に出す書類と、工事の入札の流れ
神奈川県鎌倉市の建設工事の入札に出るために、市に出す書類と、かながわ電子入札共同システムでの申請、工事の入札の流れを、市の公式ページから整理します。納税証明書が必要になる場合、最低制限価格と低入札価格調査の対象、落札候補者になったあとの期限を載せています。
鎌倉市 競争入札参加資格・令和7・8年度の提出書類・工事の入札制度鎌倉市は工事・コンサルタント・物品・一般委託の入札を、原則として「かながわ電子入札共同システム」で行います。市に出す書類は、法人か個人か、市内に事業所があるかで変わり、市内に本店か支店・営業所がある法人は、申請前3か月以内の鎌倉市の法人市民税の納税証明書が必要です。
2026年10月23日に確認した内容です。市のページの更新日は2026年5月21日(団体情報)と2026年6月10日(工事の入札制度)です。最新の案内は鎌倉市「かながわ電子入札共同システム団体情報(鎌倉市)」でご確認ください。
市に出す書類(新規・継続・団体追加の申請)
市の提出書類の案内(随時申請用)では、新規申請、継続申請、団体追加申請のときに出す書類を、条件ごとに分けています。
| 書類 | 出す場合 |
|---|---|
| 競争入札参加資格認定申請に関する代理人の委任状 | 申請を委任して行うとき |
| 入札・契約に関する委任状(委任先ごと) | 入札・契約の権限を支店などの委任先に任せるとき。複数置くときは委任先ごと |
| 営業所一覧表の写し(建設業許可申請の様式第1号別紙2) | 工事で、委任先を置くとき |
| 鎌倉市の法人市民税の納税証明書 | 法人で、市内に本店または支店・営業所があるとき |
| 前年度の鎌倉市民税(個人)の納税証明書(非課税は非課税証明書) | 個人で、市内に事業所があるとき |
市の案内には、委任状は押印が不要と書かれています。工事の営業所一覧表を求めるのは、委任先の建設業許可の状況を確かめるためです。少なくとも一部の建設業許可の営業が、委任先の所在地でできる必要があると書かれています。
申請の出し方と、ICカード
市のページによると、随時分の競争入札参加資格審査と登録内容の変更は、インターネットの電子受付で申請します。スケジュールなどは、かながわ電子入札システムのホームページで確認します。
- 電子入札に参加するには、コアシステム対応の認証局が出したICカードが必要です。
- ICカードの手続きには1か月ほどかかるため、市は余裕をもって取るよう案内しています。
- 令和7・8年度の定期認定の提出書類と、随時申請の提出書類は、別のファイルで公開されています。
神奈川県の受付の全体像は神奈川県の入札参加資格で説明しています。経営事項審査の結果を、この申請にどう使うかはP点と入札参加資格の等級が参考になります。
工事の入札の流れ
市のページには、契約検査課が発注する工事と、これに付く委託業務の入札方法が書かれています。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 入札公告 | 一般競争入札は、原則、毎週月曜日に公表。月曜が休日なら翌日の火曜日 |
| 参加申込み | 公告で指定した期間内に、かながわ電子入札共同システムから申し込む。窓口では受け付けない |
| 現場説明会 | 行わず、現場説明書に替える |
| 質問 | 公告で指定した期間内に、所定の質問書をFAXで送る。窓口では受け付けない |
| 入(開)札日 | 原則、公告を掲示した週の翌々週の火曜日。公告で確認する |
| 予定価格 | 事後公表 |
手持ち工事制限は、平成26年4月1日以降に公告する案件から撤廃されています。参加の条件と発注区分は、案件ごとの入札公告に書かれます。
最低制限価格と低入札価格調査
入札の価格に関する決まりは、予定価格(税込み)の金額で分かれます。
| 対象 | 制度 | 下回ったとき |
|---|---|---|
| 予定価格1億5,000万円未満の工事と、これに付く委託 | 最低制限価格(事後公表) | 失格 |
| 予定価格1億5,000万円以上の工事と委託、総合評価方式の工事 | 低入札価格調査(基準額は事後公表) | 最低価格で入札しても、審査のうえ、落札者としない場合がある |
落札候補者になったあとの期限と前金払い
- 落札候補者になったら、翌日の午後5時までに、入札公告に書かれた書類を契約検査課へ出す。
- 入札の結果は、原則、入(開)札日の翌々日に、入札情報サービスシステムと契約検査課で見られる。
- 契約したあとに、法定福利費を内訳として明示した請負代金内訳書を出してほしいと、市は案内している。
- 設計金額が300万円以上の工事は、契約金額の4割(委託は3割)を前払金として申請できる。令和5年4月1日から、限度額5,000万円は撤廃されている。
書類の提出期限が翌日の午後5時と短いため、公告に書かれた書類を、入札の前にそろえておくと慌てずに済みます。公共工事の事務全般はインターネット一元受付の参加資格のガイドで整理しています。
この記事で確認していない点
- 随時申請の受付スケジュール(かながわ電子入札システム側に掲載)。
- 鎌倉市の工種ごとの格付と、点数の区切り。
- 業種を追加する申請や、変更届のときに出す書類。
- 入札公告ごとの参加資格条件。
確認した一次資料
- 鎌倉市「かながわ電子入札共同システム団体情報(鎌倉市)」電子入札の導入状況、ICカード、随時分の申請方法(2026年5月21日更新、2026-10-23確認)
- 鎌倉市への提出書類(随時申請)新規・継続・団体追加の申請で出す書類と提出条件(2026-10-23確認)
- 鎌倉市「工事及び工事に附属する委託業務」入札の流れ、最低制限価格、低入札価格調査、前金払い(2026年6月10日更新、2026-10-23確認)
申請の可否や個別の判断は、市とかながわ電子入札共同システムの最新の案内と審査結果が優先されます。
まとめ
- 鎌倉市の入札は、原則、かながわ電子入札共同システムで行う。電子入札にはICカードが必要で、手続きに1か月ほどかかる。
- 市内に本店か支店・営業所がある法人は、申請前3か月以内の鎌倉市の法人市民税の納税証明書を出す。
- 予定価格1億5,000万円未満の工事は最低制限価格、1億5,000万円以上は低入札価格調査の対象で、落札候補者は翌日の午後5時までに書類を出す。
同じ神奈川県の市は横浜市の入札参加資格と藤沢市の入札参加資格で説明しています。自治体を並べて探すときは自治体別の入札参加資格と経審の一覧、決算後の手続きは決算変更届の提出期限の早見表をご覧ください。
よくある質問
- 鎌倉市の入札参加資格の申請で、納税証明書は必要ですか?
- 市内に本店または支店・営業所がある法人は、鎌倉市の法人市民税の納税証明書が必要です。申請日から数えて前3か月以内に発行されたもので、写しでも出せます。
- 鎌倉市の入札は、どの方法で行われますか?
- 工事・コンサルタント・物品・一般委託は、原則、かながわ電子入札共同システムで行います。参加の申込みも、公告で指定した期間内にこのシステムから行い、窓口では受け付けません。
- 鎌倉市の電子入札に参加するには、何が必要ですか?
- コアシステム対応の認証局が出したICカードが必要です。手続きに1か月ほどかかるため、市は余裕をもって取るよう案内しています。
- 鎌倉市の最低制限価格は、どの工事に適用されますか?
- 予定価格(税込み)1億5,000万円未満の工事と、これに付く委託に適用されます。最低制限価格を下回った入札は失格で、価格は事後公表です。
- 鎌倉市で落札候補者になったら、いつまでに何を出しますか?
- 翌日の午後5時までに、入札公告に書かれた書類を契約検査課へ出します。契約後には、法定福利費を内訳として明示した請負代金内訳書の提出も案内されています。
公開日: 2026-10-23
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