受審後の実務

和泉市の建設工事の入札参加資格|令和8・9年度の受付期間・郵送のみ・経審のP点の条件

大阪府和泉市の建設工事の入札参加資格について、令和8・9年度の受付期間(市外業者と市内・準市内業者で別)、郵送のみの提出方法、経審の総合評定値(P点)の条件、電子入札のICカードの要件を、市の受付要綱から整理します。

和泉市 令和8・9年度 建設工事の入札参加資格
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

和泉市の令和8・9年度の定期受付は終わっていて、資格の有効期間は令和8年6月1日から令和10年5月31日までの2年間です。受付は市外業者が令和8年1月8日から23日、市内・準市内業者が1月26日から2月10日で、どちらも郵送のみでした。市外業者は、土木一式・建築一式を希望する場合に、その業種の総合評定値(P点)が1,000点以上であることが条件です。

令和8・9年度の受付期間と提出方法

和泉市と和泉市上下水道部が発注する建設工事、測量・建設コンサルタント等、物品供給・役務提供について、市は業種ごとに書類を出す形で受け付けました。建設工事の受付の決まりは次のとおりです。

和泉市の令和8・9年度の受付(受付要綱より)
項目市外業者市内・準市内業者
受付期間令和8年1月8日(木)から1月23日(金)まで令和8年1月26日(月)から2月10日(火)まで
提出方法郵送のみ(当日消印有効)。窓口での受付はない
綴じるファイルフラットファイル(黄色)フラットファイル(青色)
送付先〒594-8501 和泉市府中町二丁目7番5号 和泉市役所契約検査室 入札参加資格審査申請係
資格の有効期間令和8年6月1日から令和10年5月31日まで

市内業者は本市に本店のある業者、準市内業者は本市に支店または営業所のある業者です。郵送は一般書留、簡易書留、またはレターパックプラス(赤色)で行い、封筒の表に「入札参加資格審査申請書類在中」の趣旨を朱書きします。返信用封筒(長3型、110円切手を貼ったもの)は、申請する業種ごとに1通用意します。

書類の不足や不備があるときは受け付けられません。一度出した書類は返却されないので、控えを取ってから出します。有効期間の始まりより前の5月31日までに指名通知や公告が出た案件は、令和6・7年度の有資格業者で行われます。

建設工事で申請できる条件

要綱の資格要件のうち、建設工事に関係するものは次のとおりです。

  • 地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。
  • 国税と地方税を滞納していないこと。市内・準市内業者は、申請日の時点で市税の納税義務を直近2年分以上果たしていること。
  • 申請日の時点で2年以上その事業を営み、法令上必要な許可などを受けていること。
  • 建設業法第3条の許可を受け、経営事項審査を受けて総合評定値(P点)の通知を受けていること。
  • 市外業者で希望業種が「土木一式」「建築一式」の場合は、希望業種の総合評定値(P点)が1,000点以上であること。
  • 健康保険、厚生年金保険、雇用保険の届出の義務を果たしていること(義務がない場合を除く)。
  • 電子入札に参加するためのパソコン、インターネット環境、電子入札用のICカードを持っていること。令和8・9年度からは、市内・準市内業者だけでなく市外業者も必要です。

市外業者のICカードは、市が令和8年6月から制限付き一般競争入札で電子入札を行うため、申請日の時点で持っていることが要件とされました。調達が難しい場合は市に問い合わせるよう、要綱に書かれています。P点の見方は『経審のP点と入札の格付け』にあります。

経審の通知書と主な提出書類

提出書類の一覧表には、建設工事の書類番号ごとに、市内・準市内と市外のどちらが出すかが示されています。経審と関係する主なものは次のとおりです。

建設工事の提出書類のうち主なもの(提出書類一覧表より)
番号と書類条件
11 経営事項審査結果(経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書)市内・準市内、市外の両方が提出。有効期間内の最新のもので、希望業種で総合評定値(P点)を受けていること
12 建設業許可通知書または許可証明書の写し両方が提出。許可証明書は申請日から3か月以内の発行
13 営業所一覧表両方が提出。市の様式(統一様式などの類似様式でも可)
14・15 技術職員名簿市内・準市内業者のみ。市の様式で、代用はできない
21 電子入札ICカード登録用パスワード申請書(市外用)市外業者が提出。提出した業者は、令和8年3月2日に市のホームページに載せる予定の利用者登録を行う
23 建設業退職金共済組合または中小企業退職金共済事業の加入証明書市内・準市内業者が提出。申請日から3か月以内の発行。未加入の場合は理由書

経審の結果は「希望業種でP点を受けていること」が条件なので、申請したい業種の経審を受けていない場合は、先にその業種の経審を受けます。通知書の見方は『経営規模等評価結果通知書の見方』にあります。市内・準市内業者の建設工事では、登録する技術者について、雇用関係と取得資格の書類(技術者確認資料)も出します。

代表者が同じ法人は、同じ業種で重複して登録できません。たとえば法人Aと法人Bの代表者が同じ人なら、建設工事で両方を登録することはできません。支払口座は、複数の業種を申請しても原則として1者1口座です。

定期受付のあとの随時受付

市のページには、令和8年4月1日の更新で、市内・準市内業者については随時受付を行っていること、市外業者については次回まで随時受付がないことが書かれています。随時受付の際の口座振込の登録は紙で出すため、申請書類一式に「口座振込登録依頼書(兼債権者登録)」を加えるとされています。

市外業者の次の受付の日程は、確認日の時点で市のページに載っていません。受付の案内が出たら、要綱の期間と提出書類をあらためて確かめます。

近くの市の同型の記事には『柏原市の入札参加資格と経審』があります。国の入札参加資格のインターネット一元受付に参加している機関は、『インターネット一元受付の参加機関』にまとめています。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。ここで見た格付の点数のうち、経審のP点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

確認日:2026年10月22日。受付期間や提出書類は市が変更することがあるため、申請の前に市の契約検査室のページで最新の案内を確かめてください。正式な資格の登録は、市の審査によります。

次に知りたいこと

まとめ

  • 令和8・9年度の受付は、市外業者が令和8年1月8日から23日、市内・準市内業者が1月26日から2月10日。郵送のみで、当日消印が有効だった。
  • 資格の有効期間は令和8年6月1日から令和10年5月31日までの2年間。
  • 経審の総合評定値(P点)の通知が要件。市外業者で土木一式・建築一式を希望する場合は、その業種のP点が1,000点以上。
  • 電子入札用のICカードは、令和8・9年度から市外業者にも必要。市外業者の随時受付は次回までない。

よくある質問

和泉市の令和8・9年度の受付期間はいつでしたか?
市外業者は令和8年1月8日(木)から1月23日(金)まで、市内・準市内業者は令和8年1月26日(月)から2月10日(火)までで、どちらも郵送のみ(当日消印有効)でした。
和泉市の資格の有効期間はいつからいつまでですか?
令和8年6月1日から令和10年5月31日までの2年間です。
和泉市の市外業者は、P点がいくつ以上必要ですか?
希望業種が「土木一式」「建築一式」の場合は、希望業種の総合評定値(P点)が1,000点以上であることが資格要件です。
和泉市の入札参加資格の申請は、窓口に持参できますか?
できません。一般書留、簡易書留、またはレターパックプラス(赤色)による郵送のみで、窓口での受付は行われませんでした。
和泉市の建設工事の申請で、電子入札のICカードは必要ですか?
必要です。令和8・9年度からは、市内・準市内業者だけでなく市外業者も、申請日の時点で電子入札用のICカードを持っていることが要件です。

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