受審後の実務

飯田市の入札参加資格|長野県の共同受付と等級格付の点数

長野県飯田市の建設工事の入札参加資格を、市と長野県の公式ページから整理します。申請先は県の共同受付窓口です。市内に本店がある事業者の提出書類と、等級を決める点数の区切りも載せています。

飯田市 令和7・8・9年度入札参加資格・建設工事
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

飯田市の建設工事の入札参加資格は、令和7年度の定期申請から、飯田市の窓口ではなく長野県の共同受付窓口で申請する形になっています。等級は、経営事項審査の総合評定値を、長野県の令和7・8・9年度の等級格付基準点数表に当てはめて決まります。

2026年10月23日に確認した内容です。市の名簿ページの更新日は2025年6月20日です。最新の案内は飯田市「入札参加資格申請(長野県共同受付)」でご確認ください。

長野県の共同受付と申請の時期

市のページによると、令和7・8・9年度の競争入札資格者名簿に係る申請から、長野県が入札参加資格申請の受付を行います。申請方法はインターネットによる申請で、飯田市を含む34市町村(19市、10町、5村)の申請をまとめて受け付けます。

申請の仕組み(市と県のページの記載)
項目内容
申請の出し先飯田市の窓口ではなく、長野県の共同受付窓口
申請方法インターネットによる申請
資格を付与する主体共同化されるのは申請の受付だけで、入札参加資格はそれぞれの団体の規程に基づいて付与される
県のページの次回の中間申請令和9年1月(予定)、審査基準日は令和8年10月1日
県のページの次回の追加申請令和9年9月(予定)、審査基準日は令和8年10月1日
県のページの令和9年の中間申請・追加申請の時期は、どちらも「予定」と書かれています。確定した日程は、県のページの最新の案内で確かめてください。

県のページでは、令和7年の定期申請と追加申請、令和8年の中間申請と追加申請は、受付が終了したと表示されています。長野県全体の仕組みは長野県の入札参加資格でも説明しています。

市内に本店がある事業者の提出書類

市の要綱は、市内に本店を有する者の添付書類を次の2点と定めています。

市内本店の事業者に求められる書類(要綱第3条の記載)
書類内容
市税完納証明書飯田市が発行したものに限る
資本的又は人的関係調書資本関係や役員の兼任がある系列会社がある場合に出す(市のページは様式12)

市のページには、飯田市内に本店または営業所等がある法人は市税完納証明書を出す、と書かれています。要綱の「市内に本店を有する」より広い書き方なので、自社がどちらに当たるかは市のページで確認してください。市外に本店がある者については、要綱が独自審査を要しないと定めています。

経営事項審査の結果と等級格付の点数

市の等級格付基準によると、等級は2つの手順で決まります。まず、経営事項審査の結果通知書にある総合評定値を用意します。次に、その値を長野県の令和7・8・9年度の点数表の区分に当てはめます。

飯田市内に本店がある業者は、県の資格総合点数が付与されていれば、その点数で等級が決まります。資格総合点数がない工種は、総合評定値に信州企業評価点数を加算した点数を使います。

県のページは、信州企業評価項目の加点の対象を、長野県内に本店を有する申請者と定めています。次の表は、令和7・8・9年度の点数の区切りの一部です。

建設工事業者の等級格付基準点数表(令和7・8・9年度)
工種ABCDE
土木一式1021以上848〜1020752〜847673〜751672以下
建築一式964以上821〜963753〜820674〜752673以下
ほ装964以上850〜963849以下なしなし
電気・電気通信816以上696〜815695以下なしなし
とび・土工・コンクリート874以上771〜873770以下なしなし
解体工事838以上739〜837738以下なしなし

管工事とその他の工種の区切りは、市のPDFの表でAが866以上、Bが768〜868と書かれ、AとBの範囲が重なっています。この記事では表に入れていません。自社の工種の点数は、市のPDFの別表で確認してください。経審の点数が入札の等級につながる一般的な仕組みはP点と入札参加資格の等級で整理しています。

等級別の発注金額の目安

市の等級格付基準には、等級ごとの発注金額の目安の別表があります。土木一式工事の例は次のとおりです。

土木一式工事の等級別の工事金額(市の別表の記載)
等級工事金額
A500万円以上
B300万円以上8,000万円未満
E800万円未満

建築一式工事のAは900万円以上です。そのほかの等級と工種の金額は、市のPDFの別表で確認してください。

有効期間の書き方

名簿のページには「有効期間は令和8年5月末日までです」と書かれています。一方、等級格付基準のPDFは、定期申請による等級格付の有効期間を「令和7年6月1日から次期資格者名簿が発行されるまで」としています。2つの書き方が異なるため、現在の有効期間は市と県の最新の案内で確かめてください。

この記事で確認していない点

  • 社会保険の加入要件。市のページと等級格付基準のPDFには記載がなく、市の要綱は県の要綱の規定を準用しています。県の要綱の中身は確認していません。
  • 管工事とその他の工種を含む、すべての工種の点数と発注金額。
  • 県の共同受付の共通書類の一覧。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市と県の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 飯田市の建設工事の申請は、長野県の共同受付窓口へインターネットで出す。資格を付与するのは飯田市。
  2. 等級は経営事項審査の総合評定値を県の点数表に当てはめて決まり、市内本店の業者は県の資格総合点数があればそれを使う。
  3. 県のページの令和9年の中間申請(1月)と追加申請(9月)は予定で、審査基準日は令和8年10月1日。

次に知りたいことは、次の3本にまとめています。

よくある質問

飯田市の入札参加資格は、どこに申請しますか?
令和7年度の定期申請から、飯田市の窓口ではなく長野県の共同受付窓口にインターネットで申請します。入札参加資格は、それぞれの団体の規程に基づいて付与されます。
飯田市の等級は、どう決まりますか?
経営事項審査の総合評定値を、長野県の令和7・8・9年度の等級格付基準点数表に当てはめて決まります。たとえば土木一式は、1021以上がAです。
飯田市内に本店がある場合、等級の点数は変わりますか?
県の資格総合点数が付与されていれば、その点数で等級が決まります。資格総合点数のない工種は、総合評定値に信州企業評価点数を加えた点数を使います。
飯田市の入札参加資格で、市内本店の事業者が出す書類は何ですか?
要綱では、飯田市が発行した市税完納証明書と、資本的又は人的関係調書の2点です。系列会社がある場合に関係調書を出します。
長野県の次の中間申請は、いつですか?
県のページでは、令和9年1月(予定)です。審査基準日は令和8年10月1日で、確定した日程は県の最新の案内で確認してください。

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