インターネット一元受付(国土交通省北海道開発局)

北海道開発局の入札参加資格申請|希望部局のチェックと工事区分15区分(令和9・10年度)

国土交通省北海道開発局は、建設工事の入札参加資格をインターネット一元受付で申請できる機関の1つです。申請書の画面には、希望部局のチェック、業者コード、指名通知の発送先営業所を入れる欄が出ます。入力の決まりと、維持工事で別に書類を送る条件を整理します。

国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

令和9・10年度の建設工事の定期受付では、国土交通省の一元受付に23機関が参加しています。北海道開発局はその3番目に挙がる機関で、申請書の「登録部局等」の画面に、北海道開発局だけの入力欄が出ます。先に答えをまとめると、参加する可能性のある部局には「申請を希望する部局」のチェックを必ず付けます(付けていない部局の案件に参加すると、無効(失格)になることがあります)。希望工事区分は15区分あり、区分ごとに対応する建設業の許可を1つ以上受けている必要があります。

この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の北海道開発局の章から、入力の決まりをまとめます。一元受付の全体像はインターネット一元受付(建設工事)とはの記事に、申請の手順は国交省の入札参加資格申請の手順の記事にまとめています。

この入力欄が必要な人と、画面の3つの入力

手引きは、北海道開発局の入力画面を「次の機関への申請を希望する申請者」向けの入力として示しています。北海道開発局に申請しない場合は、この画面の入力は要りません。

北海道開発局のほか、国交省の地方整備局など国土交通省の直轄機関では、文書の郵送・電子メール・持参による申請は原則として受け付けません。手引きは、インターネット方式で対応していない申請(共同企業体の申請など)だけを例外としています。

北海道開発局の画面の入力(手引きの北海道開発局の章)
順番入力するもの決まり
(1)「申請を希望する部局」のチェック希望する「希望工事区分」に対応したチェックボックスを選ぶ。
(2)業者コード北海道開発局の業者コードを持つ場合だけ、半角数字で入力する。
(3)希望部局指定ポップアップ画面で、各希望部局からの指名通知等の発送先となる営業所を指定する。

業者コードは、北海道開発局から通知された資格決定通知書に書かれています。手引きは、総合評定値通知書の許可番号とは別の番号だと注意しています。

注意:この画面では、業態調書の①、⑤、⑥、⑦を必ず入力します。沖縄総合事務局など、ほかの機関で求められる業態調書の番号とは違います。

営業所の指定は、1つの部局に複数の営業所を選べません。営業所がある会社の入力は支店・営業所がある会社の一元受付で確認できます。

希望部局のチェックを付け忘れたとき

手引きは、すべての入札方式で、参加する可能性のある部局には「申請を希望する部局」のチェックボックスを必ず付けるよう示しています。全部にチェックを付けてもかまいません。

注意:チェックを付けていない部局は、入札参加の希望をしていないとみなされます。そのため、チェックのない部局の案件に参加すると、無効(失格)になることがあります。

これは、手引きの機関別の入力一覧にある注意と同じ内容です。申請を希望する機関の画面で希望部局等を選ばなかった場合、その機関の認定は受けられません。

希望工事区分15区分と必要な許可

手引きの「国土交通省北海道開発局の希望工事区分と建設業法の建設工事(許可)の種類の対応表」には、次の15区分が載っています。

北海道開発局の希望工事区分と、対応する許可の例(手引きの北海道開発局の章)
希望工事区分必要な許可(○なしの欄)
一般土木土木一式工事
建築建築一式工事
舗装舗装工事
PSコンクリート土木一式工事(プレストレストコンクリートに関する工事に限る)
しゅんせつしゅんせつ工事
機械装置機械器具設置工事
管管工事
電気電気工事
塗装塗装工事
造園造園工事
防水加工防水工事(建築以外の工事区分に関連した工事に限る)
さく井さく井工事
グラウト土木一式工事(プレストレストコンクリートに関する工事は除く)
鋼橋上部○印の許可のみ(とび・土工・コンクリート工事、鋼構造物工事、解体工事。鋼橋に関連した工事に限る)
維持○印の許可のみ(次の節の10種類)

手引きは、対応表の読み方を3つ示しています。

  1. 左欄の工事区分ごとに、右欄の許可のうち1つ以上を受けていれば、その工事区分を申請できる。
  2. ○印の許可は、単独工事として発注される場合に限って、その許可を受けた人が受注できる。それ以外の場合は、○印のない許可を受けた人でなければ受注できない。
  3. 1つの許可が2つ以上の工事区分に対応するときは、工事の目的や主となる構造物・設備の種別で、工事区分を判断する。

建築、一般土木、管、電気などの区分には、○印の許可に「一般土木に関連した工事に限る」「建築に関連した工事に限る」のような注記が付きます。自社の許可でどの区分を申請できるかは、手引きの対応表の注記まで読んで確かめてください。

維持工事で工事経歴書を送る条件

「維持」は、河川や道路の補修、河川清掃、道路清掃、除草、除雪などの工事区分です。必要な許可は、次の10種類の○印の許可です。

維持の工事区分で、申請に使える許可(手引きの北海道開発局の章)
許可の種類
土木一式、とび・土工・コンクリート、石、電気、タイル・れんが・ブロック、舗装、塗装、防水、機械器具設置、解体

維持だけには、許可に関する例外があります。清掃・除草・除雪の単独工事を希望する人が「維持」だけを申請する場合は、建設業の許可を受けていなくても、資格を申請できます。

注意:総合評定値通知書に反映されていない河川・道路の清掃、除草、除雪の単独工事の完成工事高(その他申請外)を、維持の完成工事高に含めて申請する場合は、別に「工事経歴書」等を北海道開発局へ送ります。送り方は、北海道開発局のホームページで確認します。

この条件は、沖縄総合事務局の維持修繕工事で郵送になる条件とよく似ています。ただし、機関ごとに決まりが違うため、沖縄総合事務局の記事の内容を北海道開発局にそのまま当てはめないでください。

資格決定通知書のメール送信

北海道開発局は、令和3・4年度の定期資格審査から、資格決定通知書をメールで送っています。送り先は、申請書で入力したメールアドレスです。通知書はPDF形式です。

  • 資格決定通知書は、他の人が代わりに受け取ることができない。
  • 申請書を他の人が作る場合も、申請者本人(または本人が属する会社等の申請事務担当者)のメールアドレスを入力する。
  • メールアドレスに誤りがあると、通知書を受け取れない。確実に受信できるアドレスを正確に入力する。

手引きは、北海道開発局のホームページにある補足説明書も必ず確認するよう求めています。審査から認定までの流れは入札参加資格の審査・認定の流れで確認できます。

入力でつまずきやすい点

  • 参加する可能性のある部局には、必ずチェックを付ける。付けていない部局の案件は、参加すると無効(失格)になることがある。
  • 業者コードは、資格決定通知書の番号を使う。総合評定値通知書の許可番号は使わない。
  • 指名通知等の発送先の営業所は、部局ごとに1つだけ選ぶ。
  • 業態調書の①、⑤、⑥、⑦を先に入力しておく。
  • 維持で、反映されていない清掃・除草・除雪の完成工事高を含める場合は、工事経歴書等を別に送る。
  • メールアドレスは、本人(または会社の事務担当者)の受信できるものを入れる。

確認した一次資料

まとめ

  1. 国土交通省北海道開発局は、令和9・10年度の建設工事の定期受付で、一元受付に参加する23機関の1つ。
  2. 画面では、希望部局のチェック、業者コード、指名通知の発送先営業所を入力し、業態調書の①、⑤、⑥、⑦も必ず入力する。
  3. 参加する可能性のある部局のチェックを外すと、その部局の案件に参加したときに無効(失格)になることがある。
  4. 希望工事区分は15区分で、区分ごとに対応する許可を1つ以上受けている必要がある。維持だけは、清掃・除草・除雪の単独工事なら許可がなくても申請できる。
  5. 資格決定通知書は、申請書のメールアドレスにPDFで届き、他の人が代わりに受け取ることはできない。

受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。

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よくある質問

北海道開発局の入札参加資格は、インターネット一元受付で申請できますか?
令和9・10年度の建設工事の定期受付では、国土交通省北海道開発局は一元受付に参加する23機関の1つです。国土交通省の直轄機関では、文書の郵送・電子メール・持参による申請は原則として受け付けません。
北海道開発局の「申請を希望する部局」にチェックを付けないと、どうなりますか?
チェックを付けていない部局は、入札参加の希望をしていないとみなされます。そのため、その部局の案件に参加すると、無効(失格)になることがあります。参加する可能性のある部局には、必ずチェックを付けます。
北海道開発局の業者コードは、どの番号を入力しますか?
北海道開発局から通知された資格決定通知書に書かれた業者コードを、半角数字で入力します。総合評定値通知書の許可番号ではありません。業者コードを持たない場合は入力しません。
北海道開発局の希望工事区分は、いくつありますか?
手引きの対応表には、一般土木、建築、舗装、鋼橋上部、PSコンクリート、しゅんせつ、機械装置、管、電気、塗装、造園、防水加工、さく井、グラウト、維持の15区分があります。区分ごとに、対応する許可を1つ以上受けている必要があります。
北海道開発局で、建設業の許可がなくても申請できる工事区分はありますか?
清掃・除草・除雪の単独工事を希望する人が「維持」だけを申請する場合は、建設業の許可を受けていなくても申請できます。総合評定値通知書に反映されていない作業の完成工事高を含める場合は、別に工事経歴書等を北海道開発局へ送ります。

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