国土交通省 大臣官房会計課所掌機関の入札参加資格申請|40部局の選び方
国土交通省のうち、地方整備局と北海道開発局以外の機関は「大臣官房会計課所掌機関」として1つの入力画面にまとまっています。運輸局、航空局、海上保安庁、気象庁などが含まれます。画面で選ぶ項目と、希望工事が全部局に共通で登録される点を、国土交通省の手引きから整理します。
国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認大臣官房会計課所掌機関の画面では、希望工事を選んだうえで、申請したい部局を略称のチェックボックスから選びます。選んだ希望工事は、選んだ部局のすべてに同じ内容で登録されます。
この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の、国土交通省官房会計課所掌機関の章をまとめます。一元受付の全体像は参加機関の一覧の記事、申請の手順は申請手順の記事で説明しています。
この入力欄が必要な人と、含まれる機関
手引きは、この画面を「次の機関への申請を希望する申請者」向けの入力として示しています。対象は次のとおりです。
- 大臣官房会計課
- 各地方運輸局
- 航空局、各地方航空局
- 気象庁
- 海上保安庁
- 運輸安全委員会、海難審判所
- 国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎)
地方整備局(道路・河川・官庁営繕・公園関係、港湾空港関係)や北海道開発局は、この画面ではなく別の入力画面です。北海道開発局は別の記事で説明しています。
画面での入力の順番
手引きが示す入力は、次の2つです。
- 申請を希望する「希望工事」に対応したチェックボックスをクリックする。
- 「申請を希望する部局」を選んで、チェックボックスをクリックする。
手引きは、1の操作の注意として「業態調書-⑥及び⑦を必ず入力してください」と書いています。部局の名前は画面上では略称で表示されます。手引きの「登録部局一覧表」で正式名称と照らし合わせるか、画面右上の「登録部局一覧表」から正式名称を見ます。
申請を希望する部局(40部局の内訳)
手引きの登録部局一覧表には、次の40部局が載っています。略称の一部だけ、例として添えます。
| 区分 | 部局数 | 部局の例 |
|---|---|---|
| 大臣官房会計課 | 1 | 大臣官房会計課(略称:官会) |
| 運輸局など | 10 | 北海道運輸局(北運)、関東運輸局(関運)、神戸運輸監理部(神運)、九州運輸局(九運) |
| 航空関係 | 3 | 航空局(航空)、東京航空局(東空)、大阪航空局(阪空) |
| 海上保安関係 | 14 | 海上保安庁(保庁)、海上保安大学校(保大)、海上保安学校(保校)、第一〜第十一管区海上保安本部(一管〜十一管) |
| 気象関係 | 9 | 気象庁(気象)、気象研究所(気研)、気象衛星センター(衛星)、札幌・仙台・東京・大阪・福岡の各管区気象台、沖縄気象台 |
| その他 | 3 | 運輸安全委員会(運安)、国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎)(国総)、海難審判所(海審) |
運輸局などの10部局は、北海道・東北・関東・北陸信越・中部・近畿・中国・四国・九州の各運輸局と、神戸運輸監理部です。部局ごとの郵便番号・住所・電話番号も、手引きの一覧表に載っています。問い合わせ先は、申請先の部局に合わせてその表で確認します。
希望工事は選んだ部局すべてに登録される
手引きは、この画面の最も大きな注意点を次のように書いています。選んだ「希望工事」は、選んだ「申請を希望する部局」のすべてに登録されます。
つまり、部局によって希望する工事の種類を変えたいときは、この画面の1回の入力では分けられません。手引きに、分ける方法は書かれていません。どの部局にどの工事で申請するかは、入力の前に決めておきます。
希望工事種別は15区分
この画面の希望工事種別は、土木工事業、建築工事業、電気工事業など15区分です。手引きは、希望工種が「建設業法第2条別表による区分」であると注記しています。
| 区分 | 手引きの名称 |
|---|---|
| 一式工事 | 土木工事業、建築工事業 |
| 設備・電気系 | 電気工事業、管工事業、電気通信工事業、水道施設工事業、消防施設工事業、清掃施設工事業、機械器具設置工事業 |
| 構造物・仕上げ系 | 鋼構造物工事業、ほ装工事業、塗装工事業、防水工事業、内装仕上工事業、造園工事業 |
手引きの名称は「ほ装工事業」と書かれています。他の機関では、内閣府のように29区分が並ぶ機関もあります。機関によって選べる区分の数が違うので、申請する機関の表で確認します。
入力でつまずきやすい点
- 部局は略称で表示される。官会、北運のような略称は、登録部局一覧表で正式名称を確かめてから選ぶ。
- 希望工事は、選んだ部局すべてに同じ内容で登録される。部局ごとに分けられない。
- 希望工事を選ぶときは、業態調書の⑥と⑦も入力しておく。
- 変更届を出すときは、大臣官房会計課所掌機関の分について、業者コード欄に整理番号を記入する(手引きの変更届の注記)。
確認した一次資料
- 国土交通省「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編・令和9・10年度)(国土交通省官房会計課所掌機関の入力画面、登録部局一覧表、希望工事種別及び主な工事内容、変更届の注記)
確認日は2026年10月19日です。手引きは改版されることがあるため、最新版は国土交通省のページで確認してください。
まとめ
- 大臣官房会計課所掌機関は、運輸局・航空局・海上保安庁・気象庁などを1つの画面にまとめたもの。
- 画面では、希望工事を選び、申請を希望する部局(手引きの一覧表で40部局)を略称で選ぶ。
- 選んだ希望工事は、選んだ部局のすべてに登録される。部局ごとには選べない。
- 希望工事種別は15区分で、建設業法第2条別表による区分。
受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。
- 同じ国土交通省の別の画面:北海道開発局の入札参加資格申請
- 申請の途中で出るエラーの見方:一元受付の申請状況の見方とエラー対処
手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。
よくある質問
- 国土交通省の大臣官房会計課所掌機関には、どこが含まれますか?
- 手引きでは、大臣官房会計課、各地方運輸局、航空局、各地方航空局、気象庁、海上保安庁、運輸安全委員会、海難審判所、国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎)が挙げられています。
- 大臣官房会計課所掌機関の画面では、何を選びますか?
- 申請を希望する「希望工事」のチェックボックスと、「申請を希望する部局」のチェックボックスを選びます。希望工事を選ぶときは、業態調書の⑥と⑦も必ず入力します。
- 部局ごとに希望工事を変えて申請できますか?
- 手引きでは、できないとされています。選んだ希望工事は、選んだ「申請を希望する部局」のすべてに登録され、部局ごとに希望工事を選ぶことはできません。
- 画面に出る「官会」「北運」などの略称は、どこで確認しますか?
- 手引きの「登録部局一覧表」に、略称と正式名称、郵便番号、住所、電話番号が載っています。画面右上の「登録部局一覧表」からも正式名称を見られます。
- 大臣官房会計課所掌機関の希望工事種別は、いくつありますか?
- 手引きの表には、土木工事業、建築工事業、電気工事業など15区分が並んでいます。希望工種は建設業法第2条別表による区分とされています。
公開日: 2026-10-19
P点から国交省・関東地方整備局の等級目安を確認(無料・登録不要):入札参加資格ランクの目安計算を使う
専門書で詳しく確認したい場合
PR制度の背景や申請実務を書籍でまとめて確認したい方向けです。
事業者ご自身が入力する概算の試算です。申請の代行・作成支援や個別相談は行っていません。正式な評点は登録経営状況分析機関・審査行政庁の審査結果が優先します。算定方法・出典・免責
