本庄市の工事の入札参加資格|A〜D級の格付基準・市の加算点・県の共同受付
本庄市(埼玉県)の建設工事の入札参加資格について、3点を整理します。1つ目は、資格審査数値の仕組みです。2つ目は、業種ごとの格付基準です。3つ目は、県の電子入札共同システムでの申請と変更の先です。
本庄市「令和7・8年度建設工事請負等競争入札参加資格者格付要領」本庄市は、建設工事の入札参加資格の格付を「資格審査数値」で決めます。資格審査数値は、経審の総合評定値に、市が独自に付ける加算点を足した数値です。土木工事業と建築工事業は、これに技術者の人数の条件が加わります。申請は、埼玉県や県内の自治体と共同運用する電子入札共同システムで行います。
本庄市の入札・契約のページと格付要領のPDFを、2026年10月27日に読みました。格付要領は令和7・8年度のもので、有効期間は令和9年3月31日までです。次の期間(令和9・10年度)の格付要領は、この日に市のページで確認できていないため、数値は令和7・8年度の例として読んでください。
資格審査数値の組み立て
格付要領では、格付は資格審査数値と技術者数を基に、業種ごとに行います。資格審査数値は次の2つの合計です。
| 部分 | 内容 |
|---|---|
| 客観的事項の審査数値 | 経営事項審査の総合評定値(経営規模、経営状況、技術力、その他の審査項目) |
| 市による加算点数値 | 工事成績点、ISO認証取得点、建設業労働災害防止協会加入点、障害者雇用点、優秀工事表彰評価点、技術者数に関する評価点の合計 |
経審の総合評定値は、結果通知書に出る点数です。見方は経審のP点の計算の仕組みで確認できます。
市の加算点の項目と配点
市が付ける加算点は6項目です。配点は格付要領の表のとおりです。
| 項目 | 配点 | 条件の要点 |
|---|---|---|
| 工事成績点 | 20・40・60・80点 | 令和4・5年度に完成した市の工事の成績評点の平均(1点未満は切り捨て)。79点以上82点未満が20点、82点以上85点未満が40点、85点以上88点未満が60点、88点以上が80点。申請業種ごとに配点 |
| ISO認証取得点 | ISO9001が30点、ISO14001が10点 | JABまたはJABと相互認証している認定機関に認定された審査登録機関の認証が対象。全ての申請業種に配点 |
| 建設業労働災害防止協会加入点 | 10点 | 申請日時点で加入している者。全ての申請業種に配点 |
| 障害者雇用点 | 10点 | 申請日直近の6月1日現在の雇用が法定雇用障害者数以上で、報告書の写しを提出した者など。全ての申請業種に配点 |
| 優秀工事表彰評価点 | 表彰1回につき40点(上限80点) | 令和5・6年度に本庄市の優秀建設工事表彰を受けた工事の業種に配点 |
| 技術者数に関する評価点 | 1級相当が1人5点、2級相当が1人2点(上限100点) | 資格審査基準日に常勤雇用する技術者が対象。申請業種ごとに配点 |
技術職員の数え方は一元受付の業態調書の技術職員の数え方で確認できます。
業種ごとの格付基準
格付の基準は業種によって形が違います。土木工事業と建築工事業は、資格審査数値に加えて1級相当技術者の人数が条件に入ります。
| 格付 | 土木工事業 | 建築工事業 |
|---|---|---|
| A級 | 840点以上で、1級相当技術者が3人以上 | 840点以上で、1級相当技術者が5人以上 |
| B級 | 700点以上で、1級相当技術者が1人以上 | 690点以上で、1級相当技術者が2人以上 |
| C級 | 450点以上で、1級または2級相当技術者が1人以上 | 500点以上で、1級または2級相当技術者が1人以上 |
| D級 | A〜C級のどれにも当たらない者 | A〜C級のどれにも当たらない者 |
電気工事業、管工事業、舗装工事業、その他の業種は、資格審査数値だけで決まるA〜C級です。
| 業種 | A級 | B級 | C級 |
|---|---|---|---|
| 電気工事業 | 810点以上 | 660点以上810点未満 | 660点未満 |
| 管工事業 | 840点以上 | 660点以上840点未満 | 660点未満 |
| 舗装工事業 | 910点以上 | 750点以上910点未満 | 750点未満 |
| その他の業種 | 770点以上 | 640点以上770点未満 | 640点未満 |
格付は、参加資格の有効期間内は変更しません。ただし、市の建設工事請負等競争入札参加者資格審査会の議を経たときは別です。市は、有資格者の格付、資格審査数値、客観的事項の審査数値、技術者の数を市のホームページで公表すると、要領に定めています。
ほかの市の格付の組み立ては、自治体別の入札参加資格と経審の一覧で比べられます。
申請と変更の先
本庄市は、建設工事等について平成22年2月1日から、埼玉県電子入札共同システムによる電子入札を導入しています。申請の日程は県のページに載り、令和9・10年度の建設工事は次のとおりです。
| 申請する区分 | 受付 |
|---|---|
| 「建設工事」のみ | 令和8年9月7日(月)から11月13日(金)23時まで |
| 「建設工事」と「設計・調査・測量」「土木施設維持管理」を併せて申請 | 令和8年9月7日(月)から11月6日(金)23時まで |
締切の考え方は埼玉県電子入札共同システムの更新申請の流れにまとめています。
登録後に内容が変わったときは、市のページによると、変更申請を行う必要があり、詳しくは埼玉県入札審査課のホームページを見ます。そのうえで、資本関係・人的関係調書(D-13)などの提出書類に変更があるときは、本庄市宛てに直接送付します。問い合わせ先は、企画財政部財政課の契約検査担当です。
県全体の仕組みは埼玉県の建設工事の入札参加資格と経審の結果の使い方で確認できます。
確認した一次資料
- 本庄市「令和7・8年度本庄市建設工事請負等競争入札参加資格者格付要領」(令和7年3月31日告示第126号)資格審査数値、加算点の配点、業種ごとの格付基準(2026-10-27確認)
- 本庄市「建設工事等競争入札参加資格者名簿」名簿の有効期間と、格付要領が格付審査の基準であること(2026年8月5日更新。2026-10-27確認)
- 本庄市「電子入札」埼玉県電子入札共同システムの導入時期(2025年10月1日更新。2026-10-27確認)
- 本庄市「入札参加資格(建設工事等)の変更について」変更申請の先と、市へ直接送付する書類(2023年3月31日更新。2026-10-27確認)
- 埼玉県「令和9・10年度建設工事請負等競争入札参加資格審査に係る申請の受付」更新申請の締切(2026-10-27確認)
上のページに書かれた範囲だけをまとめています。格付の数値は令和7・8年度のものです。令和9・10年度の格付要領や申請書類は、申請の前に県と市の最新の案内で確かめてください。
まとめ
- 本庄市の格付は、経審の総合評定値に市の加算点6項目を足した資格審査数値で決まる。
- 土木工事業はA級840点以上かつ1級相当3人以上、建築工事業はA級840点以上かつ1級相当5人以上。人数は経審の通知書の技術職員数が基準。
- 申請は県の電子入札共同システム。建設工事のみなら令和8年11月13日、ほかの区分と併せるなら11月6日が締切。変更は県の案内に従い、一部の書類は市へ直接送る。
よくある質問
- 本庄市の入札参加資格の格付は、何で決まりますか?
- 市の格付要領では、経審の総合評定値に市の加算点を足した資格審査数値と、技術者数で、業種ごとに決めます。土木工事業と建築工事業は、1級相当技術者の人数も条件に入ります。
- 本庄市の格付で、市が付ける加算点にはどんな項目がありますか?
- 工事成績点、ISO認証取得点、建設業労働災害防止協会加入点、障害者雇用点、優秀工事表彰評価点、技術者数に関する評価点の6項目です。配点は令和7・8年度の格付要領の表で定められています。
- 本庄市の土木工事業でA級になる条件は何ですか?
- 令和7・8年度の格付要領では、資格審査数値が840点以上で、かつ1級相当技術者が3人以上の者です。建築工事業のA級は840点以上で、1級相当技術者が5人以上です。
- 本庄市の格付で数える技術者の人数は、どこで決まりますか?
- 経営事項審査の総合評定値通知書の技術職員数のうち、一級欄と二級欄に記載された人数です。評価点は1級相当が1人5点、2級相当が1人2点で、上限は100点です。
- 本庄市の令和9・10年度の建設工事の入札参加資格は、どこで申請しますか?
- 市は埼玉県電子入札共同システムに参加しており、県のページでは建設工事のみの更新申請の受付が令和8年11月13日23時までです。ほかの区分と併せる場合は11月6日までで、申請の前に最新の案内で確かめます。
公開日: 2026-10-27
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