コリンズの工事実績データ

コリンズの技術者実績確認書|技術者本人の申込み・料金・必要書類・申込みの流れ

コリンズに登録された工事での従事実績は、技術者本人がJACICに申し込むと「技術者実績確認書」として受け取れます。企業からは申し込めません。料金(1,572円など)、本人確認書類、申込みから受取りまでの流れを、JACICの案内から整理します。

JACICの公式案内(2026年10月確認)で整理
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

コリンズ(CORINS)に登録された工事には、現場代理人や監理技術者などの技術者の従事期間も記録されています。この記録を技術者本人の名義で証明書にしたものが、JACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)の「技術者実績確認書発行サービス」です。

企業が自社の工事実績を確認する「登録内容確認書」とは別のサービスで、申込みの窓口も料金の仕組みも異なります。この記事は、技術者実績確認書の対象、記載される項目、料金、必要書類、流れを整理します。企業側の確認書はコリンズの登録内容確認書とはにまとめています。

技術者実績確認書とは、誰が申し込むのか

JACICの案内では、技術者実績確認書発行サービスは「技術者の方が従事した工事実績・業務実績に関して、技術者実績確認書を発行するサービス」です。コリンズの工事のほか、テクリスの業務実績も対象です。

申込みができるのは技術者本人だけで、企業からの申込みは受け付けられません。請求書の宛名も本人の氏名になり、企業名やそのほかの宛名は書けません。

注意:企業が自社の受注実績を取得する方法(登録内容確認書、実績データのダウンロード)とは別の手続きです。会社として確認したいときはコリンズの登録内容確認書・実績データのダウンロードを使います。

発行できる実績の範囲と、選べる条件

発行できるのは、コリンズでは工期終了日が1996年4月1日以降の工事です(テクリスは、工期終了日が1999年4月1日以降の業務)。

申請書では、対象にする実績を次の4つから1つ選びます。

申請書の「登録種別」の選択肢(コリンズ)
番号指定の内容対象になる実績
1すべての竣工実績および施工中実績竣工登録済みの実績と、竣工登録をしていない受注登録・変更登録の実績
2すべての竣工実績竣工登録済みの実績
3すべての施工中実績竣工登録をしていない受注登録・変更登録の実績
4登録番号による個別指定別紙「登録番号指定票」に書いた実績

1から3は、契約工期の終了年月で期間を絞ることもできます。あわせて「役割」も指定できます。選べる役割は、現場代理人、主任技術者、監理技術者、監理技術者補佐、担当技術者、専任補助者で、主任技術者・監理技術者・監理技術者補佐・担当技術者には「工場製作」の区分もあります。すべての役割を希望するときは、役割を選ばなくて構いません。

確認書に載る項目

JACICの「提供項目」では、発行する項目は一覧形式と詳細形式で分かれています。技術者の情報は、申込みをした本人の分だけが対象です。

提供項目の主な区分(コリンズ)
区分主な項目載る形式
工事の基本情報登録番号、登録種別、変更回数、件名、請負金額、契約工期の開始・完了年月日一覧・詳細
発注機関発注機関名一覧・詳細
技術者情報役割、従事期間の開始・完了年月日一覧・詳細
技術者情報(詳細のみ)技術者ID、所属企業名と許可番号、氏名、生年月日、監理技術者資格者証番号、担当工事内容詳細
工事の詳細契約方式、受注形態、施工場所、工事概要、技術データ詳細

一覧形式は実績の代表的な項目(件名や工期など)をまとめた表で、詳細形式は実績1件ごとの明細です。詳細には、一覧にない契約方式や施工場所などが入ります。

料金と、2つの出力形式

出力形式は、次のどちらかを選びます。料金はいずれも税込です。

技術者実績確認書の発行料金(JACIC)
出力形式料金
一覧形式のみ1,572円(一律)
一覧形式+詳細形式手数料1,048円+詳細形式1件ごとに524円

JACICの例では、一覧形式と詳細形式3件の場合は、1,048円+524円×3件=2,620円です。詳細形式だけの発行は行っていません。件数と料金は、発行の前に「最終確認書」で知らされます。

請求書は確認書とあわせて送られ、記載された振込先へ支払います。

申込みに必要な書類と本人確認書類

申込みに必要なのは、次の書類です。

  • 技術者実績確認書発行申請書(2025年12月25日に様式が変更されており、2025年12月27日以降は以前の様式を使えません)
  • 本人確認書類の写し
  • 登録番号で個別に指定するときは、別紙の「登録番号指定票」

申請書の技術者名とフリガナは、本人が手書きで書きます。押印も必要で、認印でも構いません。任意項目以外が空欄だと、申込みは差し戻されます。

本人確認書類は、提出時点で有効な次のうち1点です。

使える本人確認書類と注意点(JACICのよくある質問)
書類写しの取り方
健康保険資格確認書裏面は不要。記号・番号、保険者番号、二次元バーコードを黒塗りにする。「資格情報のお知らせ」は使えない
個人番号カード(マイナンバーカード)表面のみ。裏面の写しがあると差し戻し
運転免許証、運転経歴証明書裏面は不要
パスポート身分事項欄(写真付きのページ)
在留カード、特別永住者証明書裏面は不要

裏面は、変更事項が書かれている場合に限って写しを付けます。

申込みから受取りまでの流れ

  1. 申請書と本人確認書類の写しを、コリンズ・テクリスセンターへメールで送る。
  2. JACICが、希望の条件で実績の件数と利用料金を抽出する。不備があれば担当者から連絡が入る。
  3. 発行の前に、申請時に選んだ方法で「最終確認書」が送られてくる。
  4. 内容を確認し、技術者本人が最終確認書に署名・捺印して返信する。
  5. 返信を受け取った後に、技術者実績確認書と請求書がメールで送られる。メールを使えない場合は、CD-ROMに保存して宅配便で発送される。
注意:最終確認書の返信がないまま、または連絡がとれないまま申請日から1か月がたつと、申請は取り消されます。

メールでの申込みができない場合は、JACICに問い合わせるよう案内されています。料金や様式は改定されることがあるため、申込みの前にJACICの案内ページで最新の内容を確認してください。

確認した一次資料

まとめ

  1. 技術者実績確認書は、コリンズの従事実績を技術者本人の名義で証明するJACICのサービスで、申込みは本人だけができる。
  2. 発行できるのは、コリンズでは工期終了日が1996年4月1日以降の工事。対象は登録種別と役割で絞れる。
  3. 料金は、一覧形式のみなら1,572円、一覧形式+詳細形式なら1,048円に1件524円を足した額(税込)。
  4. 申請書(本人の手書き・押印)と本人確認書類の写しをメールで送り、最終確認書に署名・捺印して返信すると発行される。
  5. 最終確認書の返信がないまま1か月たつと、申請は取り消される。

制度は変わることがあるため、最新の内容はJACICの公式案内で確認してください。次に知りたいことは、次の3本で確認できます。

手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。

よくある質問

コリンズの技術者実績確認書は、会社から申し込めますか?
申し込めません。JACICの案内では、技術者実績確認書の申込みは技術者本人のみで、企業からの申込みは受け付けないとされています。請求書の宛名も本人の氏名になります。
コリンズの技術者実績確認書の料金はいくらですか?
JACICの案内では、一覧形式のみが1,572円、一覧形式と詳細形式の両方なら手数料1,048円に詳細形式1件ごとに524円を足した額です(税込)。詳細形式3件なら2,620円と例示されています。
技術者実績確認書の申込みには、どんな本人確認書類が必要ですか?
提出時点で有効な、健康保険資格確認書、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書のいずれか1点の写しです。マイナンバーカードは表面のみ、資格確認書は記号・番号などを黒塗りにします。
技術者実績確認書で、どの時期の工事まで発行できますか?
JACICの案内では、コリンズは工期終了日が1996年4月1日以降の工事が対象です。テクリスの業務は、工期終了日が1999年4月1日以降のものが対象とされています。
技術者実績確認書の申込みから発行までは、どんな流れですか?
申請書と本人確認書類をメールで送り、JACICが件数と料金を抽出します。届いた最終確認書に技術者本人が署名・捺印して返信すると、確認書と請求書がメールで送られます。返信がないまま申請日から1か月たつと取り消されます。

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