千歳市の入札参加資格と経審(4年間の資格・受付は終了・総合評定値Pを格付の客観点に使う)
北海道千歳市の建設工事は、4年ごとの一斉受付で資格を登録します。次の受付の時期の見方、経審に求められる条件、総合評定値Pが格付でどう使われるか、登録後の変更届を、市の公式ページと申請の手引きから整理します。
千歳市「令和7・8・9・10年度競争入札参加資格審査申請の手引き」千歳市の競争入札参加資格は、令和7年4月1日から令和11年3月31日までの4年間です。令和6年12月16日から令和7年1月31日の受付は終了しており、今は一斉受付の期間ではありません。
この記事は、千歳市契約管財課の案内ページと申請の手引き(PDF)を原文で確認し、資格の期間、建設工事の資格要件、経営事項審査(経審)の使われ方、変更届をまとめます。次の受付日は、確認した資料には載っていません。
資格の期間と受付の状況
千歳市の建設工事、設計等、物品購入等、業務委託、電力供給の競争入札に参加するには、競争入札参加資格審査申請を行い、名簿に登録される必要があります。市のページ(2025年1月31日更新)の内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格の有効期間 | 令和7年4月1日から令和11年3月31日(4年間) |
| 審査基準日 | 令和7年1月1日 |
| 受付期間 | 令和6年12月16日から令和7年1月31日(受付は終了) |
| 申請方法 | メール、郵送、持参のいずれか |
| 申請様式 | 市独自の様式(北海道土木協会の市町村統一様式では申請できない) |
手引きには、名簿に登録されても指名があるとは限らないと書かれています。また市は、地元企業の育成のため、市内に本店または支店がある業者の受注機会に配慮する考えを示しています。
受付が終わったあとに追加で受け付けた区分もあります。市のページには、令和8年度から10年度の業種追加の申請書類と、中間登録の受付のページがあり、いずれも「受付は終了しました」と表示されています。受付があるかどうかは、そのつど市のページで確認してください。
建設工事の資格要件と経審
手引きは、建設工事の資格を希望する場合、次の要件を全て満たす必要があるとしています。経審に関わるものは2つ目の要件です。
| 要件 | 手引きの内容 |
|---|---|
| 営業年数 | 審査基準日(令和7年1月1日)で、申請業種の建設業許可を受けてから2年以上 |
| 経営事項審査 | 経営規模等評価結果・総合評定値通知を受けており、経審の審査基準日が令和5年9月2日以降で、申請業種の完成工事高があること |
| 完成工事高 | 審査基準日より直前2年度決算分のいずれかに、申請業種の完成工事高があること |
| 社会保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険の届出義務を履行していること(届出義務のない場合を除く) |
経審の審査基準日が令和5年9月2日以降という日付は、今回の受付に限った条件です。次の受付では、別の日付が示されると考えられます。
市は別のページで、経審の結果の有効期間を審査申請直前の決算日から1年7か月と説明しています。有効期間に空白ができると、落札しても契約できない場合があるため、新しい結果通知書が届いたら速やかに提出するよう求めています。経営状況分析は決算期終了後3か月以内、経審の申請は4か月以内に済ませるのが目安とされています。通知書の読み方は経審の結果通知書の見方、有効期間の考え方は経審の2年平均・3年平均とあわせて確認できます。
総合評定値Pと級別格付
手引きでは、工事のうち土木一式、建築一式、舗装、管、電気、造園の各工事について、審査結果から算出した総合数値に対応させて格付けを行うとしています。格付の対象は、千歳市内に本社がある業者と、千歳市内の支店に契約の権限を委任している業者です。
総合数値は、次の2つの評点から成ります。
- 客観点:建設業法第27条の23の経営事項審査における総合評定値(P)。
- 発注者別評価点:工事施行成績、環境対策、季節労働者の通年雇用、高年齢継続雇用、障がい者雇用、地域貢献活動、担い手の育成と確保、女性技術者雇用、仕事と家庭の両立支援、安全及び安心への貢献の10項目を、あらかじめ定めた基準に当てはめて決める。
経審のP点は、千歳市では格付の客観点としてそのまま使われます。一方、発注者別評価点の各項目の点数や、総合数値ごとの等級の境目は、今回確認した手引きの本文には載っていませんでした。自社が何級になるかは、この資料だけでは分かりません。P点の見方はP点と入札ランクの関係、点数の目安は入札ランク目安ツールで確認できますが、結果は目安で、千歳市の格付を決めるものではありません。
登録後の変更届と経審の出し直し
入札参加資格の登録事項に変更があったときは、届出が必要です。市のページ(2024年4月1日更新)によると、商号や名称の変更、組織変更などは届出で足ります。商業登記簿謄本の写しなど、変更の内容ごとに必要書類が決まっています。
次の場合は、届出ではなく「資格変更の再申請」が必要です。
- 営業が相続、合併または譲渡により移転した場合。
- 中小企業等協同組合(企業組合を除く)が、構成員である資格者の組合員を変更した場合。
- 企業組合または協業組合が、その構成員を変更した場合。
合併や営業譲渡の場合は、変更審査申請書、資格者(合併・営業譲渡)届、合併を証する書面、存続会社と消滅会社の登記簿謄本などが必要です。詳細は契約管財課への問い合わせが案内されています。
手引きの項目15は、経審の結果の有効期間を審査基準日(決算日)から1年7か月とし、有効期間内に更新後の経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書の写しの提出がないと、入札に参加できない期間が生じるとしています。直近の決算後の通知書を受け取ったら、すみやかに提出します。手引きの変更届の項目には、建設業許可の更新も含まれます。
確認した一次資料
- 千歳市「令和7年度・8年度・9年度・10年度競争入札参加資格審査申請の受付について」資格の有効期間、受付期間、申請方法(2026-10-19確認。市の更新日は2025年1月31日)
- 千歳市「千歳市競争入札参加資格審査申請の手引き」(PDF)建設工事の資格要件、級別格付、客観点と発注者別評価点(2026-10-19確認)
- 千歳市「建設業経営事項審査について」経審の結果の有効期間、空白期間の扱い(2026-10-19確認。市の更新日は2014年7月24日)
- 千歳市「入札参加資格に変更があった場合」変更届と資格変更の再申請(2026-10-19確認。市の更新日は2024年4月1日)
この記事は、千歳市の公表資料を整理したものです。期間や要件、申請の可否は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。
まとめ
- 千歳市の資格は令和7年4月1日から令和11年3月31日の4年間で、令和7年1月31日までの受付は終了している。次の日程は確認した資料にない。
- 建設工事の資格には、許可後2年以上、経審の通知を受けていること、申請業種の完成工事高が必要。
- 土木一式など6工事の格付では、経審の総合評定値Pが客観点になり、10項目の発注者別評価点と合わせて総合数値が決まる。
- 登録事項の変更は届出、合併や営業譲渡などは資格変更の再申請。経審の結果は有効期間に空白を作らず、新しい通知書を速やかに提出する。
よくある質問
- 千歳市の入札参加資格の有効期間はいつまでですか?
- 令和7年4月1日から令和11年3月31日までの4年間です。令和7年1月31日までの受付は終了しています。
- 千歳市の入札参加資格に経営事項審査は必要ですか?
- 建設工事の資格には、経営規模等評価結果・総合評定値通知を受けていることが要件です。申請業種の完成工事高も必要です。
- 千歳市は経審のP点を格付に使いますか?
- 土木一式、建築一式、舗装、管、電気、造園の各工事の級別格付で、総合評定値Pを客観点として使い、発注者別評価点と合わせて総合数値を出します。
- 千歳市に登録した後で経審の通知書は出し直しますか?
- 経審の有効期間内に更新後の通知書の写しを提出しないと、入札に参加できない期間が生じます。受け取ったらすみやかに提出します。
公開日: 2026-10-19
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