受審後の実務

別府市の入札参加資格|建設工事の随時申請は年3回・電子申請と経審の通知書

大分県別府市の建設工事の入札参加資格(令和8・9年度)について、随時申請の受付期間、審査基準日の決まり方、申請できる人の要件、資格の有効期間、提出書類、電子入札システムの注意点を、市の公式ページから整理します。

別府市 競争入札参加資格審査申請(建設工事・随時)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

別府市の建設工事の入札参加資格は、毎年2月の定期申請のほかに、年3回の随時申請でも受け付けています。令和8・9年度の随時申請の最後の回は、令和8年9月1日から11月30日までです。原則として電子申請(LoGoフォーム)で出し、郵送でも出せます。

2026年10月22日に確認した内容です。市のページの更新日は2026年1月5日で、日程や様式は市の更新で変わることがあります。最新の案内は別府市「令和8・9年度 別府市競争入札参加資格審査申請【建設工事:随時】」で確かめてください。

定期申請と随時申請の違い

別府市の建設工事の申請(市のページから)
種類受付審査基準日
定期申請2月1日から2月末日まで2月1日
随時申請4月1日〜5月31日、6月1日〜8月31日、9月1日〜11月30日の年3回申請書を出した日が属する受付期間の開始日

市の定期申請のページには、すでに別府市の資格を持っていて4月からの入札に参加したい事業者は、2月の期間に申請するよう書かれています。4月以降の申請では、入札に参加できない期間が生じるためです。令和8・9年度の定期申請は受付を終えており、次回の案内は令和9年1月上旬に市のホームページへ載る予定とされています。

随時申請の受付期間と審査基準日

随時申請の受付は年3回で、期間を過ぎた申請は原則として受け付けられません。受付期間の開始日が閉庁日なら翌開庁日から、末日が閉庁日なら直前の開庁日までです。

審査基準日は、申請書を出した日が属する受付期間の開始日です。たとえば令和8年10月に出した申請の審査基準日は、9月1日になります。

申請方法と出し先(市のページから)
項目内容
申請方法原則として電子申請(LoGoフォーム)。電子申請で出すときも、申請書類の作成は必要
郵送電子申請が難しい場合は、郵送でも提出できる
受付票が必要な場合110円切手を貼り宛名を書いた返信用封筒(長3)を同封する。返信用はがきの受付票を使う場合は、封筒は不要
窓口別府市総務部 契約検査課 建設管理係(市役所3階)

申請を受け付けたあとは、申請者の申立てによる内容の変更は認められません。申請の内容を十分に確かめてから出すよう、市のページに書かれています。

申請できる人の要件と経審の通知書

市のページは、次の六つの要件をすべて満たす人と業種が対象としています。

  1. 資格審査基準日の時点で、国土交通大臣または都道府県知事の建設業許可を受けている。
  2. 申請日の時点で、審査基準日が令和6年10月1日から令和7年9月30日の間にある総合評定値通知を、許可行政庁から受けている。
  3. 市の告示が定める暴力団関係者に当たらない。
  4. 申請日の属する年度の大分県の競争入札参加資格を持っている、または県がその年度に行う随時の資格審査を申請している。
  5. 大分県への申請日の時点で、健康保険、厚生年金保険、雇用保険のすべてに加入している(適用除外の承認を受けている場合を除く)。
  6. 市内に本店がある事業者は、市税を滞納していない。
資格審査は、原則として総合評定値の通知を受けた業種と同じ業種について行われます。申請する業種は、経審で総合評定値の通知を受けた業種に合わせて選びます。

通知書のどこを見て書類を整えるかは経審の結果通知書の見方、総合評定値の点数の意味は経審のP点と入札参加資格のランクで説明しています。県の申請は大分県の入札参加資格と経審が参考になります。

提出書類

随時申請の提出書類(市のページから。押印はすべて不要)
書類対象
競争入札参加資格審査申請書(建設業者用。市内・県内用と県外用がある)全員
誓約書全員
市税納税(完納)証明書(写し可。申請書を出した日が属する受付期間に発行された証明日のものに限る)市内に本店がある事業者
委任状(様式は任意。委任期間は申請日から令和10年5月31日まで。県に届け出た委任先と同じにする)委任先がある事業者
総合評定値通知書の写し、または総合評定値請求書受付票の写し全員
技術職員名簿市内に本店がある事業者
健康保険等の加入状況(県に提出したものの写し)全員

書類に不備があった場合は訂正を求められます。資格審査の事項に関わる不備が受付期間中に直されないと、入札参加資格を認められないことがあります。納税証明書の種類は入札参加資格で出す納税証明書の種類で説明しています。

資格の有効期間と結果の通知

  • 有効期間は、有資格者名簿に登録した日から令和10年3月31日までです。
  • 市は、受付を終える日の翌月末日までに資格を決定します。
  • 申請者への個別の通知は行わず、競争入札参加有資格者名簿への登録をもって決定の通知とします。名簿は決定後すぐに市のホームページへ載ります。
個別の通知が届かないため、申請後は市のホームページの名簿で、自社が載っているかを自分で確かめる必要があります。

電子入札システムへの登録

市は「大分県共同利用型電子入札システム」で発注事務を本格運用しています。このシステムに登録していない事業者は、指名競争入札では原則として指名されず、入札公告を行う一般競争入札では紙での入札が認められません。資格を申請する事業者には、このシステムへの対応が求められています。電子入札の利用の手順は、県の案内で確かめてください。

この記事で確認していない点

  • 工事の種類ごとの等級の区分と、等級ごとの発注の目安。
  • 建設コンサルタント等の申請(別のページがあります)。
  • 入札ごとの参加条件(案件ごとの公告で決まる)。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。ここで見た格付の点数のうち、経審のP点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 定期申請は2月。随時申請は年3回で、令和8年度の最後の回は9月1日から11月30日まで。
  2. 審査基準日は、申請書を出した日が属する受付期間の開始日。
  3. 経審の総合評定値通知(審査基準日が令和6年10月1日から令和7年9月30日)と、大分県の競争入札参加資格が要件になる。
  4. 有効期間は名簿に登録した日から令和10年3月31日まで。個別の通知はなく、名簿で確かめる。

同じ大分県内の自治体は大分市の入札参加資格で説明しています。自治体を並べて探すときは地域別の入札参加資格の一覧が使えます。

よくある質問

別府市の建設工事の入札参加資格は、いつ申請できますか?
定期申請は2月1日から2月末日までです。随時申請は4月1日から5月31日、6月1日から8月31日、9月1日から11月30日の年3回で、期間を過ぎた申請は原則として受け付けられません。
別府市の随時申請では、審査基準日はいつになりますか?
申請書を出した日が属する受付期間の開始日です。たとえば9月1日から11月30日の期間に出した申請の審査基準日は、9月1日になります。
別府市の申請には、経審の通知書が必要ですか?
必要です。申請日の時点で、審査基準日が令和6年10月1日から令和7年9月30日の間にある総合評定値通知を受けていることが要件で、通知書の写しか請求書の受付票の写しを出します。
別府市の入札参加資格に、大分県の資格は関係しますか?
関係します。申請日の属する年度の大分県の競争入札参加資格を持っているか、県がその年度に行う随時の資格審査を申請していることが要件です。県への申請時点での社会保険の加入も求められます。
別府市の資格が決まったかどうかは、どうやって分かりますか?
個別の通知はありません。競争入札参加有資格者名簿への登録が決定の通知とされ、名簿は決定後すぐに市のホームページへ載るため、自社が載っているかを確かめます。有効期間は登録した日から令和10年3月31日までです。

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