受審後の実務

埼玉県鴻巣市の令和9・10年度入札参加資格|埼玉県の共同受付の日程・A〜C級の基準点と発注標準額

埼玉県鴻巣市の建設工事の入札参加資格について、令和9・10年度の受付日程(埼玉県の共同受付)、A・B・C級の格付の基準点、級ごとの発注標準額の表、自社の格付の確かめ方を、市の公開資料から整理します。

鴻巣市 令和9・10年度 建設工事の入札参加資格
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

鴻巣市の建設工事の入札参加資格は、埼玉県の共同受付で申請します。市に別の書類を出す窓口はなく、受付と審査の方法は埼玉県入札審査課のページに従います。

令和9・10年度の参加資格の有効期間は、2027年4月1日から2029年3月31日までです。市は建設工事の請負業者をA級・B級・C級の3級に分け、級ごとに発注標準額(工事金額の帯)を決めています。最新の案内は鴻巣市の令和9・10年度申請受付のページで確かめてください。

県の共同受付のしくみは埼玉県の共同受付の更新申請の流れ、県の格付の考え方は埼玉県の入札参加資格と経審で説明しています。

令和9・10年度の受付日程

建設工事の受付は、申請の種類と、あわせて申請する業務で期限が変わります。

令和9・10年度 建設工事請負等競争入札参加資格の受付(鴻巣市のページから)
申請の種類受付期間
新規申請2026年8月17日(月)から9月4日(金)まで
更新申請(建設工事のみ)2026年9月7日(月)から11月13日(金)まで
更新申請(設計・調査・測量や土木施設維持管理を含む)2026年9月7日(月)から11月6日(金)まで

申請は「競争入札参加資格申請受付システム」で電子申請し、申請書類を「ファイル添付システム」にアップロードします。費用は無料です。

新規申請の受付は、2026年9月4日で終わっています。更新申請は、建設工事のみの場合、11月13日まで受け付けています。

この登録で、埼玉県央広域事務組合の入札参加者名簿にも同時に登録されます。

新規申請と更新申請の分け方

どちらで申請するかは、埼玉県電子入札共同システムへの登録の有無で決まります。

申請の対象(鴻巣市のページから)
種類対象
新規申請申請日現在、埼玉県電子入札共同システムに、対象業務のどれにも登録がない事業所
更新申請申請日現在、対象業務のいずれかの業務に登録がある事業所

有効なIDがない事業者は、新規申請の対象になります。対象の業務は、建設工事、設計・調査・測量、土木施設維持管理の3つです。

建設工事の申請には経審の結果が必要です。通知書の見方は経審の結果通知書の見方、有効期間の数え方は経審の有効期間と逆算で説明しています。

A・B・C級の基準点

鴻巣市は、鴻巣市建設工事等競争入札参加資格者格付要領により、建設工事の請負業者をA級・B級・C級の3級に分けています。級は「資格審査数値」の点数で決まります。公開されている基準点は次のとおりです。

級別格付基準点数(令和7・8年度の表から)
業種A級B級C級
建築工事700点以上550点以上700点未満550点未満
建築工事以外の工事800点以上700点以上800点未満700点未満

建築工事の基準点は、それ以外の工事より低く設定されています。同じ点数でも、建築工事ではA級、ほかの工事ではB級、ということが起こります。

この表は令和7・8年度のものです。確認した時点の市のページには、令和9・10年度の表がまだ載っていませんでした。令和9年度以降の基準点は、認定後に市のページで改めて確かめてください。

埼玉県の「資格審査数値」は、経審の総合評定値に県独自の評価点を足した数値です。鴻巣市の数値の出し方は市の格付要領によるため、自社の数値は次の節の方法で確かめます。P点と入札ランクの一般的な関係はP点と入札ランクの関係で説明しています。

級ごとの発注標準額

発注標準額は、「鴻巣市建設工事等競争入札参加者の資格等に関する規程」の第15条で定められています。級ごとに、どの金額帯の工事が対象になるかを示す表です。

建設工事の請負に係る発注標準額(令和7・8年度、適用日2025年4月1日)
工事の種類A級B級C級
一般土木工事1,000万円以上600万円以上1,000万円未満600万円未満
上水道工事2,500万円以上600万円以上2,500万円未満600万円未満
下水道工事3,500万円以上600万円以上3,500万円未満600万円未満
建築工事4,000万円以上600万円以上4,000万円未満600万円未満
電気工事・管工事3,000万円以上600万円以上3,000万円未満600万円未満
舗装工事1,500万円以上600万円以上1,500万円未満600万円未満
その他工事1,000万円以上600万円以上1,000万円未満600万円未満

どの工事種類でも、C級の帯は600万円未満、B級の下限は600万円です。A級の下限は、工事の種類で1,000万円から4,000万円まで違います。

たとえばB級の建築工事は、600万円以上4,000万円未満の帯です。A級の建築工事は4,000万円以上なので、同じ建築でも級が上がるほど大きな工事の帯になります。

この表もR7・8年度のものです。個々の入札では、公告や指名通知に書かれた参加条件が優先されます。公告の条件の読み方は入札公告の参加条件の読み方で説明しています。

自社の格付の確かめ方

自社の資格審査数値と格付は、2つの方法で確かめられます。

  1. 審査結果通知書をダウンロードする。競争入札参加資格申請受付システムにログインし、審査結果通知書を開きます。ログインには、ユーザーIDとパスワードが要ります。
  2. 入札情報公開システムで検索する。ユーザーIDは要りません。埼玉県の「電子入札総合案内」から入札情報公開システムを開き、調達区分に「工事等」、調達機関に「鴻巣市」、業者種別に「建設工事」を選んで検索します。ここで確認できるのは格付だけです。

ユーザーIDやパスワードが分からないときは、埼玉県の「ユーザID・パスワードが分からないとき(再交付)」の案内に沿って手続きします。

業種入替の申請

定期申請のほかに、鴻巣市は埼玉県の共同受付による「業種入替」の申請にも参加しています。令和7・8年度の第3回は、次のとおりでした。

令和7・8年度 業種入替第3回(鴻巣市のページから)
項目内容
対象令和7・8年度の「建設工事」名簿で、鴻巣市に5業種を登録している事業所
受付期間2026年4月6日から4月10日まで
申請方法事業者申請ポータルから書類を添付して送信
有効期間2026年6月1日から2027年3月31日まで

令和9・10年度の業種入替の日程は、確認した時点の市のページに出ていません。必要になったときは、市の「建設工事請負等競争入札参加資格」のページを見ます。

自社の完成工事高・自己資本・技術職員数でP点がいくつになるかは、経審P点シミュレーターで試算できます。ここで見た格付の点数のうち、経審のP点にあたる部分の目安になります(正式な評点は審査結果が優先されます)。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 鴻巣市の申請は、埼玉県の共同受付で行う。新規は2026年9月4日まで、建設工事のみの更新は11月13日まで。有効期間は2027年4月1日から2029年3月31日。
  2. 市は建設工事の請負業者をA・B・C級に分ける。建築工事の基準点は550点と700点、それ以外は700点と800点(令和7・8年度の表)。
  3. 発注標準額は、C級が600万円未満、B級が600万円以上。A級の下限は工事の種類で1,000万円から4,000万円。
  4. 自社の格付は、審査結果通知書か、ユーザーID不要の入札情報公開システムで確かめる。

同じ埼玉県の共同受付を使う市では、基準点や発注標準額の表が市ごとに違います。県全体の流れは埼玉県の共同受付の更新申請の流れで、続けて確認できます。

よくある質問

鴻巣市の令和9・10年度の入札参加資格は、どこで申請しますか?
埼玉県の共同受付で申請します。競争入札参加資格申請受付システムで電子申請し、書類はファイル添付システムにアップロードします。費用は無料です。
鴻巣市の令和9・10年度の建設工事の受付期間はいつですか?
新規申請は2026年8月17日から9月4日まで、更新申請は9月7日から11月13日までです。設計・調査・測量や土木施設維持管理を含む更新申請は11月6日までです。
鴻巣市のA級・B級・C級は、何点で分かれますか?
令和7・8年度の表では、建築工事はA級700点以上、B級550点以上700点未満、C級550点未満です。それ以外の工事はA級800点以上、B級700点以上800点未満、C級700点未満です。
鴻巣市の発注標準額は、級ごとにいくらですか?
C級は工事の種類を問わず600万円未満、B級は600万円以上です。A級の下限は一般土木1,000万円、上水道2,500万円、下水道3,500万円、建築4,000万円、電気・管3,000万円、舗装1,500万円、その他1,000万円です(令和7・8年度)。
鴻巣市での自社の格付は、どうやって確認しますか?
受付システムにログインして審査結果通知書をダウンロードします。ユーザーIDなしで格付だけ確認するなら、埼玉県の電子入札総合案内にある入札情報公開システムで、調達機関に鴻巣市を選んで検索します。

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