インターネット一元受付(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

鉄道・運輸機構の入札参加資格申請|希望工事種別9区分と必要な許可(令和9・10年度)

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、建設工事の入札参加資格をインターネット一元受付で申請できる機関の1つです。入力する2つの項目、9つの希望工事種別と必要な許可、認定通知書が出ない点を、国土交通省の手引きから整理します。

国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

鉄道・運輸機構への申請では、希望工事種別に対応した「希望工事」のチェックボックスを選び、「許可番号の変更の有無」には前回から変わったかどうかにかかわらず「無」を選びます。希望工事種別は9区分で、軌道工事やプレストレストコンクリート工事など鉄道に特有の区分があります。認定通知書は出ず、結果は機構のホームページの名簿で確認します。

この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の鉄道・運輸機構の章をもとに、入力の決まりと工事種別をまとめます。一元受付の全体像はインターネット一元受付(建設工事)とは、申請の手順は国交省の入札参加資格申請の手順の記事にあります。

この入力欄が必要な人と、先に入れる業態調書

手引きは、この画面を「次の機関への申請を希望する申請者」向けの入力として示しています。機関名は独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構です。申請しない場合は、この画面の入力は要りません。

手引きの注意書きに、この画面を入力する前に「業態調書-①」と「業態調書-⑥」を必ず入力するよう書かれています。入力の順番に気をつけてください。

入力するのは2つ:希望工事と許可番号の変更の有無

手引きが示す入力は次の2つです。

  1. 申請を希望する「希望工事種別」に対応した「希望工事」のチェックボックスをクリックします。
  2. 「許可番号の変更の有無」の欄は、前回申請時からの変更の有無にかかわらず、「無」を選択します。

2つ目は、変更があっても「無」を選ぶという決まりです。実際に許可番号が変わった場合の扱いは、手引きの機構の章には書かれていません。機構が示す手引きで確かめてください。

希望工事種別9区分と必要な許可

手引きの「令和9・10年度 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の希望工事種別、主な工事内容及び建設業法の建設工事(許可)の種類」から、区分と許可の対応を抜き出します。表の前の注意書きに、右欄の許可のうち1種類以上を受けていて、かつ経営事項審査を受けていなければ、対応する希望工事種別は申請できないとあります。

鉄道・運輸機構の希望工事種別と建設業法の許可の種類
希望工事種別主な工事内容必要となる建設業の許可(1種類以上)
土木工事土木一式工事、土木工事で他の区分に属するもの以外土木一式、とび・土工・コンクリート、解体
建築工事建築一式工事、建築工事で他の区分に属するもの以外建築一式、とび・土工・コンクリート、屋根、鋼構造物、板金、ガラス、内装仕上、建具、解体
鉄骨鉄けた工事鋼材を用いて製作する橋桁等の製作・架設工事(鋼桁の工事塗装を含む)鋼構造物、とび・土工・コンクリート、解体
軌道工事軌道工事で他の区分に属するもの以外、レール溶接工事、基準器設置工事土木一式、鋼構造物、鉄筋、機械器具設置
プレストレストコンクリート工事PC橋の製作・架設工事、軌道スラブの製作工事土木一式、とび・土工・コンクリート、解体
電気工事発電・変電・配電のための機器設備、照明・電力・電熱の負荷設備の設置、送電線路・電車線路・配電線路、鉄道信号・鉄道通信・列車制御設備などの工事電気、電気通信、消防施設、鋼構造物
暖冷房衛生設備工事消防施設、衛生設備、水道施設、冷暖房、空気調和設備の工事管、熱絶縁、水道施設、消防施設
機械設備工事昇降設備、クレーン設備、汚水処理設備などで、機器の製作・据付・試験調整を伴う機械工事機械器具設置、鋼構造物
その他工事上記以外の工事大工、左官、石、タイル・れんが・ブロック、舗装、しゅんせつ、塗装、防水、造園、さく井、清掃施設

上の表のとおり、区分は9つあります。軌道工事とプレストレストコンクリート工事は、手引きの表では専用の区分になっています。舗装・しゅんせつ・塗装などは、独立した区分ではなく「その他工事」にまとまります。

申請できる希望工事種別は、持っている許可と経営事項審査で決まります。表の右欄の許可を1種類以上受けていて、経営事項審査も受けていることが前提です。

認定通知書は出ない:名簿と機構の手引きの確認

手引きの「お知らせ」は、認定通知書は発行されないと示しています。審査結果は、機構のホームページに掲載する「有資格業者名簿」で確認します。掲載は令和9年4月1日以降の予定です。

もう1つ、機構のホームページに掲載する「競争参加資格審査申請書作成の手引き」を必ず確認し、内容を理解して承諾したうえで申請手続きを行うよう求められています。国土交通省の手引きだけでなく、機構の手引きにも目を通します。

掲載は予定のため、最新の案内を機構のページで確かめてください。

確認した一次資料

まとめ

  1. 鉄道・運輸機構は、令和9・10年度の建設工事の定期受付で一元受付に参加する機関の1つ。入力の前に業態調書-①と⑥を入れておく。
  2. 入力は、「希望工事」のチェックと、「許可番号の変更の有無」(変更の有無にかかわらず「無」)の2つ。
  3. 希望工事種別は9区分。軌道工事とプレストレストコンクリート工事が専用の区分で、舗装・塗装などは「その他工事」にまとまる。
  4. 対応する許可を1種類以上受け、経営事項審査も受けていなければ、その区分は申請できない。
  5. 認定通知書は出ない。結果は機構の有資格業者名簿で、令和9年4月1日以降(予定)に確認する。機構の手引きの確認も求められる。

受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。

手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。

よくある質問

鉄道・運輸機構の入札参加資格は、インターネット一元受付で申請できますか?
令和9・10年度の建設工事の定期受付では、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は一元受付に参加する機関の1つです。申請書の「登録部局等」の画面に、機構用の入力欄があります。
鉄道・運輸機構の入力画面では、何を入力しますか?
「希望工事種別」に対応した「希望工事」のチェックボックスをクリックし、「許可番号の変更の有無」を選びます。入力の前に、業態調書-①と⑥を入れておく必要があります。
「許可番号の変更の有無」は、変更があったら「有」を選びますか?
手引きでは、前回申請時からの変更の有無にかかわらず「無」を選択するとされています。
鉄道・運輸機構の希望工事種別は、いくつありますか?
手引きの表では、土木、建築、鉄骨鉄けた、軌道、プレストレストコンクリート、電気、暖冷房衛生設備、機械設備、その他工事の9区分です。
鉄道・運輸機構の認定通知書は、いつ届きますか?
認定通知書は発行されません。審査結果は、令和9年4月1日以降に機構のホームページへ掲載される有資格業者名簿で確認します。掲載は予定です。

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