受審後の実務

流山市の入札参加資格|随時申請の受付期間・A〜Cの等級・小規模工事業者登録との違い

千葉県流山市の工事の入札参加資格を、市の告示と公式ページから整理します。随時申請の受付期間と名簿登載日、経審の基準日、A〜Cの等級がわかります。小規模工事業者登録との違いも説明します。

流山市 令和8・9年度競争入札参加資格・随時申請・告示第20号・小規模工事業者登録
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

流山市の工事の入札には、市の入札参加資格者名簿への登載が必要です。令和8・9年度の随時申請は2027年3月31日まで続き、名簿の有効期間はどの回でも令和10年3月31日までです。建設工事では、経審の結果にもとづいて工事の種類ごとにA〜Cの等級が付けられます。入札の対象にならない小規模な工事を受注したい市内業者には、別に小規模工事業者登録があります。

2026年10月23日に確認した内容です。随時申請のページの更新日は2026年7月1日、名簿のページは2026年10月6日です。最新の案内は流山市「令和8・9年度競争入札参加資格審査申請(随時申請)について」でご確認ください。

随時申請の受付期間と名簿登載日

受付期間は、千葉県の共同受付窓口に書類が届いた日で数えます。市のページに載っている日程のうち、2026年10月23日以降に受け付ける回は次のとおりです。

流山市 令和8・9年度の随時申請(残りの回)
申請期間(共同受付窓口の受付日)名簿登載の予定日
2026年10月16日から11月16日2027年1月1日
2026年11月17日から12月15日2027年2月1日
2026年12月16日から2027年1月15日2027年3月1日
2027年1月18日から2月15日2027年4月1日
2027年2月16日から3月15日2027年5月1日
2027年3月16日から3月31日2027年6月1日
名簿への登載は、市の審査が終わることが条件です。書類に不備があると、表の予定日に登載されないことがあります。名簿の有効期間は、名簿登載日から令和10年3月31日までです。

申請後の審査の状況は、入札参加資格申請システムで確認できます。

申請の手順と提出先

申請は、千葉県内の市町村が共同で使う「ちば電子調達システム」で行います。

  1. システム利用の申請をして、申請IDとパスワードを取得します。
  2. 入札参加資格申請システムに入力して、電子申請をします。
  3. 申請書を印刷し、申請マニュアルで定められた書類を添えて、共同受付窓口へ提出します。

提出先は、千葉県電子自治体共同運営協議会の共同受付窓口(千葉市中央区市場町1番1号 千葉県庁南庁舎2階)です。申請は業種ごとで、建設工事、測量・コンサルタント、物品、委託の4分類です。財務諸表は日本語で作成します。同じ共同受付を使う市の例は習志野市の入札参加資格で説明しています。

経審・社会保険・税の条件と基準日

市の告示は、参加できない者を次のように定めています。建設工事に関わる主なものです。

流山市の告示が定める、参加できない者(主なもの)
項目内容
許可と経審建設業法の許可を受けていない者、経営事項審査を受けておらず総合評定値の通知を受けていない者
社会保険健康保険、厚生年金保険、雇用保険の届出をしていない者(届出義務がない場合を除く)
国税法人税(個人は所得税)、消費税、地方消費税を完納していない者
県税千葉県内に本店または営業所等がある者で、千葉県税を完納していない者
市税流山市内に本店または契約権限を委任する営業所等がある者で、市税を完納していない者

審査の基準日は申請日です。ただし経営事項審査の客観的事項の基準日は、名簿登載日の前月の初日と定められています。たとえば2027年1月1日に載る回なら、2026年12月1日です。

経審の総合評定値が、入札参加資格の前提になります。違いは経審と入札参加資格の違いで説明しています。自社のP点は経審P点シミュレーターで試算できます(正式な評点は審査結果が優先されます)。

A〜Cの等級と名簿の公表

市の告示によると、審査は金銭的信用と契約履行に関する誠実性を見ます。建設工事では、それに加えて施工能力を経営事項審査の結果にもとづいて審査します。その結果から、市長が工事の種類ごとにA〜Cの等級を付けます。

名簿は市のホームページで公表され、商号、所在地、連絡先、登録業種、等級(建設工事のみ)が載ります。名簿のページに、自社が載っているかを確認できます。

小規模工事業者登録との違い

市には、入札の対象にならない小規模な工事を受注したい市内業者向けの「小規模工事業者登録」があります。令和8・9年度の登録の有効期間は、2026年4月1日から2028年3月31日までです。

入札参加資格者名簿と小規模工事業者登録の違い
項目入札参加資格者名簿小規模工事業者登録
申請先千葉県の共同受付窓口市
対象入札に参加したい業者市内に本店(法人)または住所(個人)がある業者
名簿に載っている場合名簿に載る登録できない
実績の条件経審の総合評定値の通知申請日前2年間に完成実績があること

登録の要件には、市税を滞納していないことや、希望する業種に必要な資格・免許があることも含まれます。名簿に載っている業者は登録できないため、どちらを選ぶかは先に決めます。同じ考え方の制度は小規模契約希望者登録で説明しています。

この記事で確認していない点

  • 申請マニュアルに載る必要書類の一覧。
  • A・B・Cの等級を分ける点数の基準。
  • 入札の金額ごとの方式と、市内業者を優先する扱い。
  • 総合評価方式の対象金額と評価項目。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 随時申請は2027年3月31日まで続き、2026年10月16日から11月16日の回なら名簿登載は2027年1月1日。有効期間は令和10年3月31日まで。
  2. 経審の基準日は名簿登載日の前月の初日。経審の結果から、工事の種類ごとにA〜Cの等級が付く。
  3. 名簿に載っている業者は、小規模工事業者登録を使えない。

同じ千葉県の自治体は成田市の入札参加資格と佐倉市の入札参加資格で説明しています。自治体を並べて探すときは自治体別の入札参加資格と経審の一覧をご覧ください。

よくある質問

流山市の入札参加資格の随時申請は、いつまで受け付けていますか?
令和8・9年度は2027年3月31日まで、月ごとの6回が残っています。2026年10月16日から11月16日の回に出すと、名簿への登載予定は2027年1月1日です。
流山市の入札参加資格の有効期間は、いつまでですか?
名簿登載日から令和10年3月31日までです。随時申請で途中から載った場合も、終わりは同じ日です。
流山市の入札参加資格で、経営事項審査の基準日はいつですか?
経営事項審査の客観的事項の基準日は、名簿登載日の前月の初日です。それ以外の審査の基準日は、申請日です。
流山市の工事の等級は、どう決まりますか?
経営事項審査の結果にもとづき、市長が工事の種類ごとにA〜Cの等級を付けます。等級は、名簿に建設工事の分だけ載ります。
流山市の小規模工事業者登録は、入札参加資格者名簿と両方に載れますか?
載れません。名簿に載っている業者は、小規模工事業者登録の対象外です。登録は市内に本店または住所があり、申請日前2年間に完成実績がある業者が対象です。

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