受審後の実務

古河市の入札参加資格|令和9・10年度の受付期間と、P点に加点して決める土木・建築・舗装・水道の等級

茨城県古河市の建設工事の入札参加資格を、市の公式ページから整理します。令和9・10年度の定期受付の期間、等級の点数の区切りと発注標準金額、P点に足し引きする市独自の項目がわかります。

古河市 令和9・10年度 建設工事入札参加資格申請(定期受付)・格付基準
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

古河市の令和9・10年度の定期受付は、茨城県との共同受付で、令和8年11月11日(水)から12月11日(金)までです。受け付けたあとの等級は、経審のP点に、市の工事成績や協定などの項目を足し引きした総合点数で決まります。

2026年10月23日に確認した内容です。申請ページと格付基準ページの更新日は、どちらも2026年9月28日です。日程や基準は変わることがあるため、最新の案内は古河市「令和9・10年度建設工事・建設コンサルタント業務入札参加資格申請(定期受付)」でご確認ください。

定期受付の日程と問い合わせ先

古河市の定期受付は、茨城県との共同受付です。申請の方法や書式は、市のページが案内する茨城県土木部監理課のホームページで確認します。県の共同受付の仕組みは茨城県の入札参加資格で説明しています。

令和9・10年度 定期受付の日程(市のページの記載)
項目内容
申請期間令和8年11月11日(水)から令和8年12月11日(金)まで
名簿の登載期間令和9年4月1日から令和11年3月31日まで
申請(ID・パスワード、電子入力を含む)の問い合わせ茨城県入札参加資格共同受付センター
制度の問い合わせ茨城県土木部監理課
古河市の資格・個別書類の問い合わせ古河市役所 契約検査課

問い合わせ先が3つに分かれています。ログインできない、入力の画面が進まないといったときは共同受付センター、制度そのものは県の監理課、古河市に出す個別の書類は市の契約検査課、と使い分けます。

4業種の総合点数と発注標準金額

市は、土木一式工事・建築一式工事・舗装工事・水道施設工事の4業種について、総合点数の区切りと発注標準金額を定めています。総合点数は、その業種の経審結果通知書の総合評定値(P点)に、市の主観的事項の評価項目の数値を足し引きした点数です。古河市での工事実績がない場合(工事成績の対象外も含む)は、P点がそのまま総合点数になります。

土木一式工事
格付総合点数発注標準金額
特A1,000点以上4,000万円以上
A特Aを除く上位25者目の点数以上、1,000点未満3,000万円以上1億5,000万円未満
B650点以上、特Aを除く上位25者目の点数未満1,500万円以上3,000万円未満
C650点未満1,500万円未満

土木一式のAとBの境は、固定の点数ではありません。「上位25者」は本社が市内にある業者で数えると、基準に書かれています。そのため、境の点数は受付のたびに変わります。

建築一式工事
格付総合点数発注標準金額
特A1,000点以上4,000万円以上
A800点以上1,000点未満3,000万円以上5億円未満
B650点以上800点未満1,500万円以上5,000万円未満
C650点未満3,000万円未満
舗装工事と水道施設工事
業種格付総合点数発注標準金額
舗装工事A760点以上2,000万円以上
B650点以上760点未満1,000万円以上2,000万円未満
C650点未満1,000万円未満
水道施設工事A800点以上2,500万円以上
B680点以上800点未満1,000万円以上4,000万円未満
C680点未満2,500万円未満

発注標準金額の範囲は、等級の間で重なっています。たとえば土木一式のAは3,000万円以上、特Aは4,000万円以上で、3,000万円台はどちらの等級も対象です。自社のP点は、経審P点シミュレーターで試算できます(正式な評点は審査結果が優先されます)。

P点に足し引きする市独自の項目

市の格付基準は、主観的事項として次の5項目を定めています。

主観的事項の評価項目(格付基準の記載)
項目数値条件
工事成績(工事成績の平均−65)×3定期受付を行った年度の前年度と前々年度の、古河市発注の格付対象工事の成績。平均の小数点以下は四捨五入
優良工事施行業者表彰1回10点(20点まで)前年度と前々年度に、古河市建設工事成績評定活用要綱に基づく表彰を受けた者。表彰の対象になった工事の工種への加点
地域貢献協定協定の締結で10点。前年度と前々年度に活動した実績は1回2点(有償の活動は2分の1)。合計30点まで防災協力事務所、災害対策活動協力、水道施設等の復旧活動、市道の凍結・除雪、上下水道漏水修繕のいずれかの協定を市と結んでいる者。対象は4業種のみ
女性・若年者の技術者人数×5点(20点まで)本社が古河市内にある場合に限る。経審結果通知書に記載された常勤の技術者のうち、女性または35歳未満の人数。加点は、その技術者が名簿登録された業種
古河市SDGsパートナー登録5点登録している者。対象は4業種のみ

工事成績は、平均が65点なら0点で、65点を下回ると減点になります。古河市の工事を受注した実績がある会社ほど、等級が動きやすい仕組みです。

女性・若年者の技術者の加点は、本社が古河市内にある会社だけが対象です。市外の本社では、この項目は使えません。協定とSDGsパートナー登録の加点も、4業種だけです。

次の受付の予定

市のページは、今後の受付予定を次のように示しています。

今後の受付予定(市のページの記載)
年度受付の時期名簿の登載期間
令和9・10年度令和9年11月(追加受付)令和10年4月1日から令和11年3月31日
令和11・12年度令和10年11月(定期受付)令和11年4月1日から令和13年3月31日

市のページには、茨城県との共同受付で実施する予定のため、実施時期によって変わる可能性があると書かれています。予定は確定ではありません。県の追加受付の流れは、同じ県内の日立市の入札参加資格でも説明しています。

この記事で確認していない点

  • 申請に使うシステムの操作、必要書類の一覧、手数料の有無(県の共同受付のページで確認する)。
  • 建設コンサルタント業務の資格と、上記4業種以外の工事の取り扱い。
  • 経審の審査基準日や、結果通知書の有効期限の条件。

確認した一次資料

申請の可否や個別の判断は、市と県の最新の案内と審査結果が優先されます。

まとめ

  1. 令和9・10年度の定期受付は、茨城県との共同受付で令和8年11月11日から12月11日まで。名簿は令和9年4月1日から2年間。
  2. 等級は、P点に市の主観的事項を足し引きした総合点数で決まる。土木一式の特Aは1,000点以上、建築一式のAは800点以上1,000点未満。
  3. 工事成績、表彰、協定、女性・若年者の技術者、SDGsパートナー登録が加減点の対象。女性・若年者の加点は本社が市内の会社だけ。

茨城県内の自治体は水戸市の入札参加資格でも説明しています。国の入札参加資格はインターネット一元受付の参加資格のガイド、自治体を並べて探すときは自治体別の入札参加資格と経審の一覧をご覧ください。

よくある質問

古河市の令和9・10年度の入札参加資格は、いつ申請しますか?
定期受付は茨城県との共同受付で、令和8年11月11日(水)から12月11日(金)までです。名簿の登載期間は令和9年4月1日から令和11年3月31日までです。
古河市の入札参加資格の申請で、問い合わせ先はどこですか?
申請のID・パスワードや電子入力は茨城県入札参加資格共同受付センター、制度は茨城県土木部監理課、古河市の資格や個別書類は市の契約検査課です。
古河市の総合点数は、どう決まりますか?
その業種の経審結果通知書のP点に、市の主観的事項の評価項目を足し引きして決まります。古河市での工事実績がない場合は、P点がそのまま総合点数になります。
古河市の建築一式工事のA等級は、何点以上ですか?
格付基準では、建築一式工事のAは総合点数800点以上1,000点未満、発注標準金額は3,000万円以上5億円未満です。特Aは1,000点以上で4,000万円以上です。
古河市の次の入札参加資格の受付は、いつですか?
市のページでは、令和9年11月に令和9・10年度の追加受付、令和10年11月に令和11・12年度の定期受付を予定しています。共同受付の時期により変わる可能性があります。

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