インターネット一元受付(入力の操作)

一元受付の申請書データの保存・入力再開・入力補助・複製・削除のやり方(令和9・10年度)

インターネット一元受付では、「保存する」ボタンを押す操作がありません。画面を移ると保存される仕組みです。途中で閉じたときの再開の方法、前回のデータを使う入力補助、複製と削除の注意点を、国土交通省の手引きから整理します。

国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

申請書の入力は、一度で終わらないことが多い作業です。決算書や技術者の資料を探しに席を立つこともあります。そのとき、入力した内容が残るかどうかは、閉じ方で決まります。

この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の、申請書データの作成・保存・再開の章をまとめたものです。申請全体の流れは一元受付の申請手順の記事、参加機関は参加機関の一覧の記事で説明しています。

保存の仕組み:画面を移ると保存される

手引きによると、このシステムには「データを保存する」という操作がありません。申請書データは、入力したあとに別の画面へ移ると保存されます。

保存される操作と保存されない操作(手引きの例)
操作入力した内容
申請書の画面に入力し、左のメニューから「営業所」の画面へ移る保存される
申請書の画面に入力し、画面を移らずにブラウザを閉じる保存されない
保存されなかった入力は、元に戻せません。席を離れる前に、必ず別の画面へ移ってから閉じます。

形式が正しくない値が入っていると、エラーになって画面を移れません。手引きの例では、フリガナの欄にカタカナ以外を入れると移れません。画面を移れないあいだは保存もされないので、値を直してから移ります。

途中から入力を再開する手順

ログイン後に、保存したデータから入力を続ける手順は次の4段階です。

  1. 画面の左側のメニュー「申請書データ作成」を押す。「申請書データ作成方法選択」の画面が、ブラウザの新しいタブで開く。
  2. 「保存データを開いて申請書の作成を再開する」ボタンを押す。「保存データ一覧」の画面が開く。
  3. 再開したいデータを選び、「再開」ボタンを押す。「入力再開」の画面が開く。
  4. 保存データ名を確認し、「入力を再開する」ボタンを押す。「申請書」の画面が開き、続きから入力できる。

作成中の画面からは、画面上部のメニュー「保存データから再開する」でも、同じ「保存データ一覧」を開けます。

入力補助:経審の情報か前回の申請から取り込む

入力補助は、すでにある情報を申請書に取り込む機能です。画面上部のメニュー「入力補助データを取得する」から、「入力補助情報取得」の画面を開きます。取り込み元は、次の2つのどちらかを選びます。

入力補助の取り込み元(手引きの対象一覧から整理)
取り込み元補助される主な項目
経営事項審査情報から取得申請書の許可番号・本店の郵便番号・法人番号・本店住所・商号又は名称・代表者氏名・本店電話番号・営業年数、営業所の名称・郵便番号・住所・電話・建設業許可。営業所のFAXと営業区域は補助されない
前回のインターネット申請内容から取得営業所の名称・郵便番号・住所・電話・FAX・建設業許可・営業区域。業態調書の部局・希望順位、親会社・子会社、役員兼任、国土交通省退職者の欄
前回の申請から建設業許可番号が変わった場合(許可換えなど)は、「経営事項審査情報から取得」を選びます。前回申請のあとに変更届を出した場合も、前回申請から取得した内容には変更が反映されていません。取り込んだあとに、内容を必ず見直します。

入力補助を実行すると、入力途中だった申請書データが上書きされ、警告のダイアログが出ます。上書きしたくないときは、先に次の「複製」で控えを作ります。

複製(コピー)と削除

複製と削除は、どちらも「保存データ一覧」の画面から行います。

複製(コピー)

  1. 複製元のデータを選んで「コピー」ボタンを押す。
  2. 複製後のデータ名を入力して「確認画面へ進む」を押す。
  3. 「保存データをコピーする」ボタンを押す。一覧に複製したデータが表示される。

手引きは、作成を中断して後から再開するときに区別しやすい名前を付けるよう求めています。一度登録した保存データ名は、変更できません。

削除

削除したいデータを選んで「削除」ボタンを押し、「保存データを削除する」ボタンで確定します。削除したデータは、元に戻せません。

名前を変えられないため、「データ1」「データ2」のような名前では、あとで見分けがつかなくなります。「日付+用途」など、中身が分かる名前にします。

申請書データを作る画面の上部には、次の操作が並んでいます。

画面上部メニュー(手引きの表から)
メニューできること
はじめに戻る(申請方法選択)「申請書データ作成方法選択」の画面を開く
許可番号・審査基準日・申請機関を入力する許可番号、審査基準日、申請機関を変更する
入力補助データを取得する入力補助のデータを取り込む
保存データから再開する保存データの追加、削除、複製をする
申請書データをチェックする入力値のデータチェックをする
申請書データを送信する申請書データを送信する
申請状況等を確認する「お知らせ・申請状況」の画面を開く

送信後に内容を直したくなったときの扱いは、取消・再申請の記事で説明しています。送信前後の画面のエラーは、申請状況の見方とエラー対処の記事が参考になります。

確認した一次資料

確認日は2026年10月21日です。手引きは改版されることがあるため、最新版は国土交通省のページで確認してください。

まとめ

  1. 保存ボタンは無く、画面を移ると入力内容が保存される。移らずに閉じた入力は元に戻せない。
  2. 再開は、「申請書データ作成」から「保存データ一覧」を開き、データを選んで「再開」を押す。
  3. 入力補助は、経営事項審査情報か前回の申請内容から取り込む。許可換えをしたときは経審の情報から取り込む。
  4. 複製は一覧の「コピー」から。保存データ名は後で変えられないので、区別しやすい名前を付ける。削除は元に戻せない。

受付期間や画面の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の3本で確認できます。

手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。

よくある質問

一元受付の申請書データは、どうやって保存しますか?
「データを保存する」という操作はありません。申請書データは、入力したあとに別の画面へ移ると保存されます。画面を移らずにブラウザを閉じると、その画面で入力した内容は保存されません。
保存されなかった入力は、元に戻せますか?
手引きでは、保存されていない申請書データを元に戻すことはできないとされています。画面を閉じる前に、別の画面へ移ってから閉じます。
途中まで入力した申請書は、どこから再開しますか?
ログイン後に左メニューの「申請書データ作成」を押し、「保存データを開いて申請書の作成を再開する」から「保存データ一覧」を開きます。データを選んで「再開」を押し、「入力を再開する」で続けます。
入力補助では、どの情報を取り込めますか?
「経営事項審査情報から取得」と「前回のインターネット申請内容から取得」のどちらかを選びます。許可換えなどで建設業許可番号が変わった場合は、経営事項審査情報から取得を選びます。
保存した申請書データの名前は、あとから変えられますか?
変えられません。手引きは、作成を中断して後から再開するときに区別のつきやすい名前を付けるよう求めています。削除したデータも元に戻せないため、対象を確認してから操作します。

P点から国交省・関東地方整備局の等級目安を確認(無料・登録不要):入札参加資格ランクの目安計算を使う

事業者ご自身が入力する概算の試算です。申請の代行・作成支援や個別相談は行っていません。正式な評点は登録経営状況分析機関・審査行政庁の審査結果が優先します。算定方法・出典・免責