日本下水道事業団の入札参加資格申請|希望工事種別8区分と必要な許可(令和9・10年度)
日本下水道事業団は、建設工事の入札参加資格をインターネット一元受付で申請できる機関の1つです。希望工事のチェックの仕方、8つの希望工事種別と対応する建設業の許可、認定通知書が出ない点を、国土交通省の手引きから整理します。
国土交通省の手引き(令和9・10年度)で確認日本下水道事業団への申請では、希望工事種別に対応した「希望工事」のチェックボックスを選びます。希望工事種別は8区分で、土木・建築のほか、機械設備・電気設備・処理設備の区分があります。認定通知書は出ず、結果は事業団のホームページの名簿で確認します。
この記事は、国土交通省の「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編)の日本下水道事業団の章をもとに、入力の決まりと工事種別をまとめます。一元受付の全体像はインターネット一元受付(建設工事)とは、申請の手順は国交省の入札参加資格申請の手順の記事にあります。
この入力欄が必要な人
手引きは、この画面を「次の機関への申請を希望する申請者」向けの入力として示しています。機関名は日本下水道事業団です。申請しない場合は、この画面の入力は要りません。入力は申請書の「登録部局等」の画面で行います。
入力するのは「希望工事」のチェック
手引きが示す入力は、1つだけです。申請を希望する「希望工事種別」に対応した「希望工事」のチェックボックスをクリックします。
他の機関の章にある「競争参加を希望する地域」の選択や、連絡先営業所の選択は、日本下水道事業団の章には書かれていません。都市再生機構の章にある連絡先営業所の選択も、この画面にはありません。
希望工事種別8区分と必要な許可
手引きの「令和9・10年度 日本下水道事業団の希望工事種別、主な工事内容及び建設業法の工事(許可)の種類」から、区分と許可の対応を抜き出します。
| 希望工事種別 | 主な工事内容 | 建設業法の許可の種類 |
|---|---|---|
| 一般土木工事 | 土木一式工事、土木に関する工事(他の区分に属するもの以外) | 土木一式工事 |
| 建築工事 | 建築一式工事、建築に関する工事(他の区分に属するもの以外) | 建築一式工事 |
| 建築機械設備工事 | 建物に付く空気調和、換気、給排水、ガス、消火などの機械設備 | 管工事 |
| 建築電気設備工事 | 建物に付く電灯、コンセント、動力、火災報知、電話、避雷などの電気設備 | 電気工事 |
| 流体機械設備工事 | 主ポンプ設備、放流ポンプ設備、送風機設備など | 機械器具設置工事または水道施設工事 |
| 下水処理設備工事 | 沈砂池、最初沈殿池、反応槽、最終沈殿池、汚泥濃縮、薬注脱水、汚泥乾燥、汚泥コンポスト化の各設備など | 機械器具設置工事または水道施設工事 |
| 汚泥焼却設備工事 | 汚泥焼却設備、溶融設備など | 機械器具設置工事または水道施設工事 |
| 電気設備工事 | 特高・高圧受変電、運転操作、特殊電源、監視制御、情報処理、計装の各設備と、電気通信工事のうち遠方監視設備、情報処理設備など | 電気工事または電気通信工事 |
上の表のとおり、区分は8つあります。手引きの表は「一般土木」「建築」の2区分、建物に付く設備の2区分、処理場の機械・電気設備の4区分で構成されます(この分け方は本記事の整理で、手引きの分類ではありません)。
認定通知書は出ない:名簿での確認
手引きの「お知らせ」は、日本下水道事業団は「競争参加資格認定通知書」を発行していないと示しています。認定結果は、令和9年4月1日以降に事業団のホームページへ名簿を掲載するので、そこで確認します。
掲載は予定のため、最新の案内を事業団のページで確かめてください。
確認した一次資料
- 国土交通省「建設工事 競争参加資格審査申請書作成の手引き」(インターネット編・令和9・10年度)(日本下水道事業団の入力画面、希望工事種別と許可の種類、お知らせ、2026-10-19確認)
まとめ
- 日本下水道事業団は、令和9・10年度の建設工事の定期受付で一元受付に参加する機関の1つ。
- 入力は、希望工事種別に対応した「希望工事」のチェックボックスを選ぶだけ。
- 希望工事種別は8区分で、土木・建築、建物の機械・電気設備、処理場の機械・電気設備の区分がある。
- 処理場の3区分は、機械器具設置工事か水道施設工事のどちらかの許可でよい。
- 認定通知書は出ない。結果は事業団のホームページの名簿で、令和9年4月1日以降(予定)に確認する。
受付期間や入力の細部は変わることがあるため、最新の手引きと国土交通省の案内で確認してください。次に知りたいことは、次の2本で確認できます。
- 同じく通知書が出ない機関:都市再生機構の入札参加資格申請
- 申請の途中で出るエラーの見方:一元受付の申請状況の見方とエラー対処
手元の数字からP点を試算するなら経審P点シミュレーターが使えます。評点は概算で、正式な評点は審査結果が優先されます。
よくある質問
- 日本下水道事業団の入札参加資格は、インターネット一元受付で申請できますか?
- 令和9・10年度の建設工事の定期受付では、日本下水道事業団は一元受付に参加する23機関の1つです。申請書の「登録部局等」の画面に、日本下水道事業団用の入力欄があります。
- 日本下水道事業団の入力画面では、何を入力しますか?
- 申請を希望する「希望工事種別」に対応した「希望工事」のチェックボックスをクリックします。手引きの日本下水道事業団の章が示す入力は、これだけです。
- 日本下水道事業団の希望工事種別は、いくつありますか?
- 手引きの表では、一般土木、建築、建築機械設備、建築電気設備、流体機械設備、下水処理設備、汚泥焼却設備、電気設備の8区分です。
- 下水処理設備工事を希望するには、どの許可が必要ですか?
- 手引きでは、機械器具設置工事または水道施設工事の許可に対応します。どちらか1つの許可があれば足ります。流体機械設備工事と汚泥焼却設備工事も同じ対応です。
- 日本下水道事業団の認定通知書は、いつ届きますか?
- 認定通知書は発行されません。認定結果は、令和9年4月1日以降に事業団のホームページへ掲載される名簿で確認します。掲載は予定です。
公開日: 2026-10-19
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