コリンズ受注登録の入力項目|契約書で確かめる件名・請負金額・工期と必須項目
コリンズ(CORINS)の実績データに入力する項目を、JACICの項目定義書から整理します。工事請負契約書で確かめる項目、発注機関に聞く項目、条件つきで必須になる項目を分けて示します。
JACIC公式サイトコリンズの受注登録では、実績データに多くの項目を入力します。JACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)は、登録の前に「工事請負契約書で件名、請負金額、工期等を予め確認する」よう案内しています。この記事は、JACICの項目定義書(工事実績情報、2024年11月7日版)をもとに、どの項目が必須か、文字数の上限はいくつかを整理します。
契約書で確かめる項目:件名・請負金額・工期
JACIC公式サイトの「受注登録」は、入力に必要なデータとして、工事請負契約書の件名、請負金額、工期等を事前に確認するよう案内しています。不明な点は、工事関係者や契約関係者に確認するとしています。
項目定義書では、これらはいずれも必須です。
| 項目名 | 必須 | 桁数 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 件名 | 必須 | 120 | |
| 請負金額 | 必須 | 12 | 数値(整数)で入力する |
| 契約工期の開始年月日・完了年月日 | 必須 | 日付8桁 | |
| 低価格入札 | 任意 | 9 | 「低価格入札である」「低価格入札ではない」から選ぶ |
| 余裕期間設定の有無 | 任意 | 13 | 「余裕期間が設定されている」「設定されていない」から選ぶ |
余裕期間が設定されている工事では、契約工期とは別に「実工期」の開始年月日・完了年月日が必須になります。契約書に余裕期間の定めがある工事は、契約工期と実工期の2組を入力することになります。
発注機関に確かめる項目
次の項目は、契約書というより発注機関の側の情報です。項目定義書では必須とされています。
| 項目名 | 必須 | 桁数 |
|---|---|---|
| 発注機関コード・発注機関分類名・発注機関名 | 必須 | 8・88・61 |
| 実績内容確認年月日 | 必須 | 日付8桁 |
| 実績内容確認担当者の所属部署名・氏名 | 必須 | 30・16 |
| 契約方式・緊急随契か否か・災害復旧工事か否か | 必須 | 24・8・10 |
| 公共事業の分野 | 必須 | 24 |
発注機関コードや契約方式は、決められた選択肢から選ぶ項目です。選択肢の一覧は、JACICが「選択項目詳細」として公開しています。実績内容確認担当者は、登録内容を確認する発注機関側の担当者です。事前に確認する流れは『コリンズの受注登録の3ステップ』で説明しています。
条件がそろうと必須になる項目
項目定義書には、必須ではないが、ある選択をすると必須に変わる項目があります。次の表は、その代表的なものです。
| 必須になる項目 | 必須になる条件 |
|---|---|
| 変更事由発生年月日 | 登録種別が「変更登録」のとき |
| 実績内容確認担当者のメールアドレス(確認入力を含む) | 登録内容の確認を発注機関にメールで依頼するとき |
| 実工期の開始・完了年月日 | 余裕期間が設定されているとき |
| JVの幹事企業・構成企業の出資比率・企業ID・企業名・建設業許可番号・事業所名・住所・電話番号・FAX番号 | 受注形態でJVの項目を選んだとき |
| VEの方式種別・提案の採否等 | VE対象工事である、を選んだとき |
| 公共施設等の管理者等の名称・PFI等事業名称 | PFI等事業を登録するとき |
| 座標(緯度・経度) | 一部の発注機関を選んだとき |
JVの工事は、構成企業の分まで入力が必要になるため、項目数がいちばん増えます。JVの登録の流れは『コリンズのJV工事の登録』で扱っています。
配置技術者の項目
技術者情報は、1件の実績に最大99人分を入力できる繰り返し項目です。役割、技術者ID、所属企業ID、所属企業名、所属企業の許可番号、氏名、生年月日、従事期間(開始・完了年月日)などが必須です。登録の段階(受注登録・竣工登録)によって求められる範囲が異なる場合があるため、画面の表示に従ってください。「役割」で「担当技術者」を選んだときは、担当工事内容も必須になります。
技術者IDは、あらかじめ技術者の登録をしておかないと入力できません。JACICは、受注登録の事前準備として、工事に配置する技術者が登録されているかの確認を案内しています。登録の手順は『コリンズの技術者の登録』を参照してください。
この記事は項目定義書(2024年11月7日版)の整理です。項目や桁数は更新されることがあります。登録するときは、JACICの最新の項目定義書とシステム画面の表示に従ってください。
次に知りたいこと
- 入力したデータを発注機関に確認してもらう流れ:『コリンズの登録内容確認書とは』
- 契約内容が変わったときの登録:『コリンズの変更登録』
- 登録の料金:『コリンズの受注登録の手順と登録料金』
確認した一次資料
- JACIC「コリンズ実績データ項目(項目定義書)」項目名・必須・桁数・必須になる条件(2024年11月7日版)
- JACIC コリンズ・テクリス公式サイト「受注登録」工事請負契約書で件名・請負金額・工期等を確認する案内
- JACIC コリンズ・テクリス公式サイト「項目定義書」項目定義書・選択項目詳細の公開ページ
まとめ
- JACICは、受注登録の前に工事請負契約書で件名、請負金額、工期等を確認するよう案内している。
- 件名(桁数120)、請負金額、契約工期の開始・完了年月日は必須項目。余裕期間があると実工期も必須になる。
- 発注機関コード、契約方式、実績内容確認担当者などは発注機関側の情報で、選択肢から選ぶ項目が多い。
- JV、VE、PFI、変更登録などは、選んだ内容に応じて必須の項目が増える。技術者は先に登録しておく。
この記事は公式資料の整理です。個別の工事の入力は、発注機関の担当者とJACICの案内に従ってください。評点表・算式の転記元は一次資料・出典にまとめています。
よくある質問
- コリンズの受注登録の前に、契約書で何を確認しますか?
- JACIC公式サイトは、工事請負契約書で件名、請負金額、工期等を予め確認するよう案内しています。不明な点は、工事関係者や契約関係者に確認するとしています。
- コリンズの実績データで必須の契約関連の項目は何ですか?
- JACICの項目定義書では、件名(桁数120)、請負金額、契約工期の開始年月日・完了年月日が必須です。低価格入札と余裕期間設定の有無は任意項目です。
- 余裕期間がある工事は、工期をどう入力しますか?
- 「余裕期間が設定されている」を選ぶと、契約工期とは別に、実工期の開始年月日・完了年月日が必須になります。契約工期と実工期の2組を入力します。
- JV工事の登録では、何が必要になりますか?
- 受注形態でJVの項目を選ぶと、幹事企業と構成企業ごとに、出資比率、企業ID、企業名、建設業許可番号、事業所名、住所、電話番号、FAX番号が必須になります。
- 配置技術者は何人まで入力できますか?
- 項目定義書では、技術者情報は最大99人分の繰り返し項目です。役割、技術者ID、所属企業、生年月日、従事期間が必須で、技術者は先に登録しておく必要があります。
公開日: 2026-10-15
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