CCUSの就業履歴を直接入力する手順|カードを忘れた日・再発行中の入力と元請の承認
建設キャリアアップシステム(CCUS)で、カードを忘れた日やカード再発行中の就業履歴を、技能者本人がパソコンから入れる操作を、CCUS公式の「ご利用ガイダンス(技能者)」から整理します。入力できる期限、現場の選び方、入場・退場時刻の入れ方、元請の承認がないと履歴にならない点、同じ日に複数の現場を入れる方法を取り上げます。
CCUS公式 ご利用ガイダンス 技能者(一般財団法人建設業振興基金)現場でカードリーダーにカードをかざし忘れると、その日の就業履歴は残りません。ガイダンスの「05 就業履歴」にある直接入力は、そのための手順です。現場側の運用の全体は別の記事に任せ、ここでは技能者本人の画面操作だけを順に確かめます。
直接入力を使う場面と期限
ガイダンスは、カードを忘れた場合や、カード再発行中で手元にカードがない場合に、システムへ就業履歴を直接入力できるとしています。カードを紛失したときの案内にも、カードが届くまでの就業履歴は直接入力するとあります。
再発行の手続きは、ガイダンスでは6段階です。技能者がお問い合わせフォーム(https://www.ccus.jp/contact#ContactAddForm)から連絡し、メールで本人確認を受け、再発行の処理のあとに「360_カード再発行」の「10_支払」で決済し、カードを簡易書留で受け取ります。カードが届くまでの就業履歴が、この記事の直接入力の対象です。
ガイダンスが期限として書いているのは、入力できる日(作業日の翌月末日)です。元請の承認が完了することも条件になっているため、入力したら早めに元請へ承認を依頼します。
現場を選ぶ
CCUSに技能者IDでログインしたあと、次の順に進みます。
- メニュー「320_就業履歴」の「10_入力」を押す。
- 「現場選択」ボタンを押す。
- 「現場選択」画面では、検索条件の「1か月以内に入場した現場」にチェックが付いている。初めて直接入力するときは、「自身が施工体制に登録されている現場」のラジオボタンにチェックを付ける。
- 確認のポップアップで「はい」を押すと、検索条件が「自身が施工体制に登録されている現場」に変わる。
- 「現場ID」などを入れて「検索」を押す(入れなくてもよい)。
- 「現場一覧」から該当の現場の行を選び(行が青色になる)、「選択」を押す。
初めて直接入力するときに、検索条件を「自身が施工体制に登録されている現場」へ切り替えるのが、ガイダンスの手順です。
立場・作業内容・職種・就業年月を入れる
現場を選ぶと、次の項目を設定します。
| 項目 | 入力のしかた |
|---|---|
| 立場 | 「V」マークを押し、プルダウンメニューから、その現場での立場を選ぶ(例:職長、安全衛生責任者、主任技術者) |
| 作業内容 | 作業内容を入力する |
| 職種 | 「選択」ボタンで「技能職選択」画面を開き、「検索」を押す。登録済みの職種が出るので、その現場での職種を押して(行が青くなる)「設定」を押す |
| 就業年月 | 「V」マークを押し、プルダウンメニューから就業年月を選び、「設定」を押す。確認のポップアップは「はい」 |
職種の欄に出るのは、技能者情報に登録済みの職種だけです。登録のない職種で働いた日は選べないため、先に職種の追加が必要になります。この手順は別の記事にまとめています。
入場・退場時刻を入れる
就業年月を設定すると、日付ごとの一覧が出ます。履歴を入れる日の行で次のように進めます。
- 入力する日の「編集」ボタンを押す。
- 「技能者就業履歴編集」画面で、「時」「分」の横の「V」マークから、入場時刻と退場時刻を選ぶ。
- 作業が翌日にまたがる場合は、「翌日」のチェックボックスにチェックを入れる。
- 立場・作業内容・職種を変える場合は、前の段階と同じ手順で直す。
- 所属事業者の情報に間違いがないかを確かめ、「設定」を押す。
元請に承認を依頼する
設定した内容は黄色で表示されます。ここで元請への承認依頼を選びます。
| チェックを入れる欄 | 通知の行き先 |
|---|---|
| 上のボックス | 元請事業者へメールで通知する |
| 下のボックス | 元請事業者のCCUSポータルに通知する |
両方にチェックを入れても構いません。そのあと「登録」を押し、「確認」のポップアップと「情報」のポップアップで、それぞれ「はい」を押すと登録が完了し、初期画面に戻ります。
同じ日に複数の現場を入れる
職種によっては、1日に複数の現場へ行きます。ガイダンスの例は、午前(8:00から12:00)にA現場でカードリーダーを使い、午後(13:00から17:00)のB現場でかざし忘れた場合です。この場合、B現場の分だけを直接入力で残します。
同じ日に複数の現場を直接入力するときは、「追加」ボタンを押し、時刻の入力から承認の依頼までの手順を繰り返します。
読むときの注意
- 画面は変わります:この記事は、2026年10月25日に確認したガイダンス(2026年5月7日 第3.0.0版)の記載です。ボタンの名前や番号は変わることがあるため、操作の直前に公式の最新版を開いてください。
- 事業者側の入力:この記事は技能者本人の画面です。事業者が代わりに入れる場合の扱いは、現場運用の記事と公式の現場運用マニュアルで確かめてください。
- 個別の判断:期限を過ぎた分の扱いなど、個別の事情は、CCUSのお問い合わせ窓口に確かめてください。
次に知りたいこと
- 現場側の運用全体:『CCUSの現場登録とカードリーダーでの就業履歴の記録』
- カードを紛失したとき:『CCUSカードの有効期限と再発行』
- 働く職種の追加:『CCUSに職種と保有資格を追加する手順』
確認した一次資料
- CCUS ご利用ガイダンス 技能者(2026年5月7日 第3.0.0版)02 カードを紛失した場合(5ページ)、05 就業履歴(2 就業履歴の直接入力。43〜46ページ)
まとめ
- 直接入力は、カードを忘れた日やカード再発行中に使う。作業した日の翌月末日までに入れる。元請の承認も必要。
- メニュー「320_就業履歴」の「10_入力」から、自分が施工体制に登録されている現場を選ぶ。
- 立場・作業内容・職種・就業年月と、入場・退場時刻を入れる。作業内容は具体的に書く。
- 元請の承認がないと、就業履歴として記録されない。承認依頼は、メールかCCUSポータルのどちらか、または両方で出す。
この記事は公式資料の整理です。申請の代行や個別の相談はしていません。当サイトの試算は本人利用の概算で、正式な評点は審査結果が優先します。
よくある質問
- CCUSでカードを忘れた日の就業履歴は、あとから入れられますか?
- 入れられます。カードを忘れた場合やカード再発行中の場合は、システムに就業履歴を直接入力できます。登録できるのは、現場で作業した日の翌月末日までです。
- CCUSの就業履歴の直接入力は、どのメニューから行いますか?
- 技能者IDでログインし、メニュー「320_就業履歴」の「10_入力」を押します。「現場選択」で、自分が施工体制に登録されている現場を選び、立場・作業内容・職種・就業年月・入場退場時刻を入れます。
- CCUSで就業履歴を直接入力したら、元請の承認は必要ですか?
- 必要です。元請事業者が直接入力を承認しないと、就業履歴として記録されません。承認依頼は、元請へのメール通知、元請のCCUSポータルへの通知のどちらか、または両方で出します。カードリーダーでためる履歴は、元請の承認が不要です。
- CCUSの直接入力で、同じ日に複数の現場を登録できますか?
- できます。午前はA現場でカードリーダーを使い、午後のB現場でかざし忘れた場合は、B現場だけを直接入力します。同じ日に複数登録するときは「追加」ボタンを押し、時刻の入力から承認の依頼までを繰り返します。
- CCUSの直接入力で、作業内容は何を書けばよいですか?
- 元請が承認しやすいよう、具体的な作業内容を入力することを、ガイダンスは推奨しています。
公開日: 2026-10-25
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