受審後の実務

一元受付の推奨環境|OS・ブラウザ・画面サイズと入力前に確かめる点(令和9・10年度)

国土交通省のインターネット一元受付で申請書データを作る前に、手引きに書かれたOS・ブラウザ・ディスプレイの条件と、保存や文字入力で気をつける点を整理します。

国土交通省の申請書作成の手引き(建設工事)
編集:建設経営ラボ編集部(合同会社フューチャープロンプト) / 運営方針・出典

令和9・10年度の定期受付は、令和8年11月2日(月)に始まります。申請の直前に「いつものパソコンで開けない」と分かると、平日9:00〜17:00だけ動くシステムでは取り返しがつきにくくなります。手引きは、インターネット方式で使う機器の推奨環境を表にして示しています。この記事は、その記載だけを読み取って整理したものです。

申請の順番は一元受付の申請手順、画面に出る状態表示やエラーは申請状況の見方とエラー対処にまとめています。

手引きの推奨環境(表)

手引きは「下表に記載されたいずれかの環境を準備のうえ、申請手続きを行ってください」と案内しています。表の内容は次のとおりです。

インターネット方式の推奨環境(手引きの表)
項目手引きの記載
OSWindows 11(日本語版)
ブラウザMicrosoft Edge 最新版、Google Chrome 最新版、Mozilla Firefox 最新版のいずれか
CPU・メモリ・HDD空き容量推奨OSのシステム要件に準ずる
ディスプレイ1366×768ドット以上

ブラウザについて手引きは、SSLに対応したブラウザにより、申請書データの改ざん・傍受、なりすましを防ぐセキュリティ・システムを構築していると説明しています。

手引きの推奨OSは Windows 11(日本語版)だけです。ブラウザは Edge・Chrome・Firefox の最新版から選べます。

申請の前に確かめる4点

手引きの記載から、申請を始める前に会社のパソコンで確かめておくとよい点を4つに分けます。

  1. OS:Windows 11(日本語版)であるか。社内に古いパソコンがある場合は、申請に使う1台を決めておきます。
  2. ブラウザ:Edge・Chrome・Firefox のどれかが最新版であるか。
  3. ディスプレイ:1366×768ドット以上であるか。
  4. 入り口のURL:手引きは、https://www.pqr.mlit.go.jp/ をブラウザのアドレスバーに入力して「インターネット一元受付(建設工事)ホームページ」にアクセスするよう案内しています。開設期間は令和8年11月2日(月)〜令和9年1月15日(金)で、期間を過ぎると申請書データや受付票の照会もできなくなります。

システムの稼働時間は平日9:00〜17:00です。土曜日・日曜日・祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)の終日と、平日の17:00〜9:00は運休します。環境の確認は、この稼働時間の外では試せないため、11月2日以降の平日の昼間に済ませるのが現実的です。

保存と入力で気をつける点

環境そのものとは別に、手引きには画面操作の注意が書かれています。

手引きにある操作・入力の注意
場面手引きの記載
申請書データ作成の画面左メニューの「申請書データ作成」から開く「申請書データ作成方法選択」画面は、ブラウザの新しいタブで表示されます。
保存「データを保存する」という操作はありません。入力して画面を遷移すると保存されます。画面を遷移せずに閉じると、その画面で入力した値は保存されず、元に戻せません。
入力の再開「申請書データ作成方法選択」画面の「保存データを開いて申請書の作成を再開する」から再開できます。
使える文字JIS第一水準・第二水準のみです。それ以外の文字は類似漢字か仮名に書き換えます。例は「髙」→「高」「たか」、「﨑」→「崎」「ざき」です。
PDFにする書類白黒(モノクロ)・300dpi・最大5MB以内が設定の例です。5MB以内で内容を読み取れれば、この設定以外でもよいとされています。
保存の操作は画面の遷移です。入力の途中でタブを閉じたり、ブラウザを落としたりすると、遷移していない画面の入力は消えます。

パスワード発行の仮登録では、登録したメールアドレス宛に件名「メールアドレス確認」のメールが送られます。手引きは、しばらくたってもメールが届かない場合は、入力したメールアドレスが間違っている可能性があるとして、パスワード発行の手続きをやり直すよう案内しています。受信できるアドレスで登録しておきます。

手引きに書かれていないこと

次の点は、今回確認した手引きの範囲では記載を見つけられませんでした。自社の環境が合わない場合は、推測で進めずに、一元受付のヘルプデスク(電話 052-300-2287、受付は11月2日〜1月15日の9:00〜17:00)か、手引きの原文で確かめてください。

  • macOS・スマートフォン・タブレットで申請できるか(推奨OSの表に載っているのは Windows 11 だけで、動作するかしないかは書かれていません)。
  • ブラウザの具体的なバージョン番号(表の記載は「最新版」です)。
  • ポップアップの許可やセキュリティソフトの設定の指示。

この記事は手引きの記載を整理したものです。実際の動作環境と画面の表示は、国土交通省の手引きと一元受付のシステムが優先します。

パソコンの環境を確かめたら、準備チェックで、パスワード発行から申請書データまでのどこまで済んでいるかを、済み・まだ・分からないで記録できます。

確認した一次資料

まとめ

  1. 手引きの推奨環境は、OSが Windows 11(日本語版)、ブラウザが Edge・Chrome・Firefox の最新版、ディスプレイが1366×768ドット以上。
  2. 入り口は https://www.pqr.mlit.go.jp/。システムは平日9:00〜17:00だけ動くので、確認は昼間に済ませる。
  3. 保存は画面の遷移で行われ、遷移せずに閉じると入力が消える。文字はJIS第一・第二水準のみ。
  4. macOS・スマートフォンの可否などは手引きに記載がなく、ヘルプデスクか原文で確かめる。

よくある質問

一元受付の推奨環境は何ですか?
手引きの表では、OSは Windows 11(日本語版)、ブラウザは Microsoft Edge・Google Chrome・Mozilla Firefox の最新版のいずれか、ディスプレイは1366×768ドット以上です。CPU・メモリ・HDD空き容量は推奨OSのシステム要件に準じます。
Macやスマートフォンでも申請できますか?
今回確認した手引きには、macOSやスマートフォンの可否の記載がありません。推奨OSの表に載っているのは Windows 11 だけです。環境が合わない場合は、ヘルプデスク(電話 052-300-2287)か手引きの原文で確かめます。
入力途中でブラウザを閉じると、入力は消えますか?
画面を遷移せずに閉じると、その画面で入力した値は保存されず、元に戻せないと手引きは案内しています。「データを保存する」という操作はなく、入力して画面を遷移すると保存されます。
申請書に使えない文字はありますか?
使える文字はJIS第一水準・第二水準だけです。それ以外の文字は類似漢字か仮名に書き換えます。手引きの例は、「髙」を「高」や「たか」、「﨑」を「崎」や「ざき」にする書き換えです。
システムはいつ使えますか?
平日の9:00〜17:00です。土曜日・日曜日・祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)の終日と、平日の17:00〜9:00は運休します。申請案内ホームページの開設期間は令和8年11月2日〜令和9年1月15日です。

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