外国籍の技能者のCCUS登録|本人確認書類・氏名の書き方・在留資格コード
外国籍の従業員を建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録するとき、日本国籍の場合と違う点を整理します。在留カードなどの本人確認書類の組み合わせ、氏名欄の書き分け、国籍・在留資格・在留期間の記入、書類を出せないときの申請方法を、CCUS公式の「技能者情報登録申請書の手引」から説明します。
CCUS公式 技能者情報登録申請書の手引 第4.4版(2025年6月)技能者登録の基本の流れは日本国籍の方と同じです。違うのは、本人確認書類、氏名の書き方、国籍・在留資格の記入の3点です。事務担当者が申請書を作る前に、どの書類をそろえ、どの欄をどう埋めるかを確かめられるよう、この3点に絞って説明します。登録全体の流れと料金は、末尾の関連記事で確かめられます。
本人確認書類の組み合わせ
手引は、本人確認書類(写し)を「現住所と一致した書類」で、適切な組み合わせにして出すよう求めています。外国籍の方の組み合わせは、次の3通りです。
| 組み合わせ | 出す書類 | 申請方法 |
|---|---|---|
| 顔写真と現住所がある書類を1点 | 在留カード(写し)、または特別永住者証明書(写し)。住所変更があるときは裏面の写しも必要 | すべての申請方法 |
| パスポート+顔写真なしの公的身分証明書 | パスポート(写し)1点と、現住所が記載された顔写真なしの公的身分証明書(写し)1点(健康保険証は除く)。外国籍の方は、氏名がアルファベット表記のパスポートと住民票を出す。住民票は国籍・在留資格・在留期間などが載ったものに限る | すべての申請方法 |
| 顔写真なしの書類を2点 | 住民票、健康保険証(健康保険資格確認書)、年金手帳・ねんきん定期便、雇用保険被保険者資格取得等確認通知書、印鑑登録証明書の写しから、氏名・生年月日・現住所が確認できるよう計2点。外国籍の方は、うち1点を氏名がアルファベット表記の書類にする | 認定登録機関申請のみ(本人による申請) |
本人確認書類とは別に、国籍・在留資格・在留期間を申請書に書く方には、外国籍証明書類(写し)も添付します。手引は、在留カード、特別永住者証明書、パスポートと住民票の組み合わせのいずれか1つでよいとしています。住民票は、国籍・在留資格・在留期間が明記されたものです。
このほか、全員が付けるものとして、登録料金の払込受領書(原本)と、建設キャリアアップカード用の顔写真があります。有効期限のある証明書類は、期限内のものを付けます。
氏名の書き方(国籍とカード表記の別)
申請書の氏名欄(4-③・4-④)は、国籍と、カードにどう印字したいかで書き方が変わります。
| 場合 | 姓名欄(4-③) | フリガナ欄・ローマ字欄 |
|---|---|---|
| 日本国籍 | 姓名を書く。字体は本人確認書類と同じにする | フリガナを書く。ローマ字表記(4-④)は任意 |
| 漢字文化圏以外の外国籍 | 何も書かない。カードにはローマ字で表記される | フリガナ欄にカタカナで書く。ミドルネームもカタカナで書く。ローマ字氏名(4-④)は大文字で必須 |
| 漢字文化圏の外国籍で、カードに漢字とローマ字の併記を希望 | 漢字氏名を書く。証明書類で確認できない漢字は登録できない | フリガナ欄にカタカナ。ローマ字氏名(4-④)は大文字で必須。漢字の表示は任意 |
| 漢字文化圏の外国籍で、ローマ字のみを希望 | 何も書かない | フリガナ欄にカタカナ。ローマ字氏名(4-④)は大文字で必須 |
- 漢字氏名を登録したいとき:パスポート(写し)と住民票(写し)の両方に漢字氏名が載っていることが必要です。
- ミドルネームが判別できないとき:本人確認書類の氏名の左から、FAMILYとGIVENに分けて書きます。FAMILYとGIVENの間には半角の空白が入ります。氏名が1つだけのときは、FAMILYに半角の空白を書きます。
- カードに印字できる字数:半角26文字です。
- 通称名・旧姓:4-⑤に書き、カードに通称名・旧姓の記載を希望するときは4-⑥の「はい」にチェックします。通称名の証明には住民票などの写しを付けます。
国籍・在留資格・在留期間の記入
申請書の4-⑩で国籍を選びます。「日本国籍」を選んだ方は、国籍コード・在留資格コード・在留期間の記入は要りません。「外国籍」を選んだ方は、次の順に書きます。
- CCUS公式サイトにある「登録申請書コード表」の「表1 国籍」から、該当する国のコード番号を書く。国際電話の国番号とは別の番号なので、取り違えないようにします。
- 同じコード表の「表2 在留資格」から、コード番号を書く。
- 在留期間を西暦で書く。
コード表の番号そのものはこの記事に載せません。申請のときに、公式サイトの最新のコード表で確かめてください。
本人確認書類を出せないときの申請方法
氏名・生年月日・現住所のすべてを確認できる公的身分証明書を出さない場合は、申請方法が認定登録機関申請だけになります。手引は、次の条件を挙げています。
- 技能者本人が認定登録機関に出向いて申請する。
- 所属事業者の代表者が同行する。
- 代表者が、申請する本人の主たる所属事業者であることを証明する「技能者の所属に関する証明書」を出す。様式はCCUS公式サイトからダウンロードでき、認定登録機関でも入手できる。
この場合は、登録される本人確認レベルが区別され、建設キャリアアップカードの有効期限が3年になると、手引に書かれています。カードの有効期限の最新の扱いは、末尾の関連記事と公式のカード案内で確かめてください。
読むときの注意
- 版が更新されます:この記事は、2026年10月25日に確認した第4.4版(2025年6月)の手引の記載です。書類の組み合わせや様式は変わることがあるため、申請の前に最新の手引で確かめます。
- 在留資格そのものの扱い:どの在留資格で就労できるか、在留期間の更新などは出入国在留管理庁の所管で、この記事の範囲外です。
- 個別の判断:自社の従業員の書類が条件に当たるかは、CCUSの問合せ窓口または認定登録機関で確かめてください。
次に知りたいこと
- 登録全体の流れ:『CCUSの技能者登録のしかた』
- カードの有効期限と再発行:『CCUSカードの有効期限・紛失時の再発行』
- 会社側の登録:『CCUSの事業者登録の手順と料金』
確認した一次資料
- 建設キャリアアップシステム「技能者情報登録申請書」の手引 第4.4版(2025年6月)本人確認書類、外国籍証明書類、氏名欄(4-③〜⑥)、国籍・在留資格欄(4-⑩)、認定登録機関申請の条件
まとめ
- 本人確認は、在留カードか特別永住者証明書の写し1点で足りる。パスポートと住民票の組み合わせでもよい。
- 外国籍の方のローマ字氏名は大文字で必須。漢字文化圏以外は姓名欄を空け、フリガナ欄にカタカナを書く。
- 4-⑩では、国籍コードと在留資格コードを公式のコード表から選び、在留期間を西暦で書く。永住者・特別永住者は在留期間が不要。
- 公的身分証明書を出さないときは、認定登録機関で本人が申請し、事業者の代表者が同行して所属証明書を出す。
この記事は公式資料の整理です。申請の代行や個別の相談はしていません。当サイトの試算は本人利用の概算で、正式な評点は審査結果が優先します。
よくある質問
- 外国籍の技能者のCCUS登録には、どの本人確認書類が必要ですか?
- 手引では、顔写真と現住所がある在留カードまたは特別永住者証明書の写しを1点出せば足ります。住所変更があるときは裏面の写しも付けます。パスポートと、現住所が載った顔写真なしの公的身分証明書(住民票など)を組み合わせる方法もあります。
- CCUSの申請書の氏名欄は、外国籍の場合どう書きますか?
- 漢字文化圏以外の方は姓名欄を空け、フリガナ欄にカタカナで書きます。カードにはローマ字で表記されます。ローマ字氏名(4-④)は、外国籍の方は大文字で必須です。漢字とローマ字の併記を希望する漢字文化圏の方は、姓名欄に漢字氏名を書きます。
- 申請書の国籍コードや在留資格コードはどこで調べますか?
- CCUS公式サイトに掲載された「登録申請書コード表」の表1(国籍)と表2(在留資格)から選びます。国籍コードは国際電話の国番号とは別です。在留期間は西暦で書きますが、永住者・特別永住者は在留期間がないため記入不要です。
- 住民票は外国籍の技能者の登録でどう使いますか?
- パスポートと組み合わせて本人確認や外国籍証明書類にするときは、国籍・在留資格・在留期間が明記された住民票に限ります。漢字氏名を登録したいときは、パスポートと住民票の両方に漢字氏名が載っている必要があります。
- 本人確認書類を出せない技能者はCCUSに登録できますか?
- 手引では、公的身分証明書を出さない場合は認定登録機関申請だけになります。本人が申請し、所属事業者の代表者が同行して「技能者の所属に関する証明書」を出す必要があります。登録される本人確認レベルが区別され、手引ではカードの有効期限が3年になると書かれています。
公開日: 2026-10-25
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